周年記念行事(広報ひの令和5年9月号)

　今年は日野市が市制施行60周年を迎えます。それ以外にも、日野第一小学校・日野第四小学校・潤徳小学校・平山小学校がそれぞれ創立150周年、日野第七小学校・日野第四中学校・日野第四幼稚園がそれぞれ創立50周年を迎えます。

　日野市は、60周年を記念する事業をいくつか年間を通して行っていきますし、11月3日㈷の市制施行記念日には式典を開催し、姉妹都市である米国レッドランズ市と岩手県紫波町から市長と町長にご出席をいただきます。

　周年を迎えるそれぞれの小中学校・幼稚園も、学校・児童生徒・保護者・地域が連携し力を合わせてさまざまなイベントや行事を行います。

　なぜ○○周年を祝うのでしょうか。必ず10年ごとにその日はやってきます。自治体によっては5年ごとに周年記念行事をやっているところもありますが、10年を単位とすることが多いようです。

　毎年同じことの繰り返しに感じる日常も、10年前と今を比べれば変化を認識することができます。市やそれぞれの学校の時代背景の変化を振り返り、未来への志向・変革を展望するという意味で周年を記念するということはそのきっかけになる良い機会であります。まさに来し方を振り返り、行く末を考えるということでしょう。

　少子高齢化が急速に進む中で、学校の児童生徒数の減少や高齢化が自治体の施策に与える影響も大きなものがあります。そんなことも考えながら市制施行60周年や各学校の周年記念行事に臨みたいと思います。