人口「自然減」初の40万人超え、日野市は?(広報ひの令和元年7月1日号)

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ページID1016950  更新日 令和3年4月13日

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 厚生労働省が6月7日に発表した2018年の人口動態統計によると、2018年の出生数は91万8千397人で1899年の統計開始以来の最少記録、同年の死亡数は136万2千482人で戦後最多の記録でした。出生数と死亡数の差の「自然減」は初めて40万人を超え、少子化と人口減少に拍車がかかっています。

 では、日野市はどうか。平成26年~30年の過去5年の死亡数は、1千431人から1千464人、1千444人、1千526人そして1千588人とほぼ毎年増加傾向にあり、平成30年は過去最多記録です。一方出生数は、1千464人から1千589人、1千580人、1千441人そして1千410人と減少傾向で、日野市も国全体と同じく人口の「自然減」の傾向をたどっているといえます。

 ただし、日野市の人口は平成26年の17万9千571人から平成30年の18万4千667人、今年6月1日には18万6千129人と年々増加しています。これは、市外からの転入が市外への転出を上回る人口の「社会増」の数が「自然減」の数を上回る現象の継続によるものです。平成28年策定の「日野市人口ビジョン」では、人口減少の2つのコースを想定しています。このまま何もせずにいると2025年をピークに人口は減少に転じ、他方、子育て支援などの少子化対策やまちの魅力や価値を高めて人口の社会増を推進する努力をすれば2030年まで人口は増加することになります。

 今のところ日野市はそのような努力をして「日野市人口ビジョン」の良きコースを歩んでいますが、来るべき人口減少を見据え、今後も市民や地域の事業者などさまざまなパートナーと一緒に持続可能な都市を目指していきます。

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