確定申告の時期に思う(広報ひの令和3年3月1日号)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1008145  更新日 令和3年3月1日

印刷 大きな文字で印刷

 緊急事態宣言が延長された中で、 国税では確定申告の、市税では市民 税申告の受け付けが始まっております。昨年に続いて今年も新型コロナウイルス対策ということで、申告期限が4月15日までの1カ月延長となりました。

 昨年来の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で収入が減ってしまって、税の申告納税については重たい気分になる方もいらっしゃると思います。

 この時期は市の市民税課にとっては申告受付と同時に市民税・都民税の課税作業がピークを迎え、5月の特別徴収税額決定通知書・6月の市都民税納税通知書の発送をゴールとした多忙な毎日が続きます。とりわけ、税務署に提出された確定申告書の情報を市に持ち帰り、所得税の課税情報を市都民税の課税情報に変換することが重要な業務となります。

 かく言う私も、昔、市民税課の職員であった時期があり、市民税課に配属されて経験年数が短い駆け出し職員は、その税務署から確定申告の紙の写しを持ち帰る転写担当を率先して務めることとなっており、私も転写担当として八王子税務署に日参して一日を過ごしておりました。

 今では、時代も変わり、日野市の管轄は日野税務署となり、確定申告書の内容は紙のコピーでなく電子データとして市に提供され、e-Taxとして電子申告された分については税務署を経由することなくダイレク トに市へ送信されることになっています。それでも、確定申告書の添付資料などは、現物をコピーする必要があり、相変わらず市職員が日野税務署に通い転写作業を行っております。 

 確定申告のデータは市税と都税の課税に必須であり、それに起因して三税協力という言葉が生まれ、税務署(国税)・都税事務所(都税)・市役所(市税)の連携協力関係が長年にわたって続いております。

 コロナ禍で市税収入額の大幅な減少が予想されていますが、市民の皆さまからの申告納税と課税する職員の懸命な努力で行政運営が支えられていることを、この申告時期に改めて考えさせられたところです。

このページに関するお問い合わせ

企画部 市長公室
直通電話:市民相談係 042-514-8094 広報係 042-514-8092
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 市民相談:日野市役所1階、広報・秘書:日野市役所4階
企画部市長公室へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。