少子化と学校の統合に思う(広報ひの令和元年6月1日号)

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ページID1016951  更新日 令和3年4月13日

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 2020年に東京都中野区の上高田小学校と新井小学校が統合され令和小学校が誕生するという新聞報道が、4月にありました。少子化の時代に小学校の統合は珍しくない話ではありますが、私個人にとっては複雑な思いがあります。新井小学校は私が卒業した小学校だからです。

 日野市内でも、卒業した小学校が統合で別の名前に変わってしまい寂しい思いを抱いた方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。市内ではこれまでに3回、小学校の統合がありました。平成14年には高幡台小と程久保小の統合により夢が丘小が、平成18年には平山小と平山台小の統合で平山小が、そして平成20年には百草台小と三沢台小が統合されて七生緑小が、それぞれ誕生しました。いずれも学級数維持が困難になるほどの児童数の減少が原因であり、七生緑小に統合される前の百草台小の全児童数は82人でした。

 総務省による今年4月1日時点の子供の人数推計では、15歳未満の人口は1千533万人と前年より18万人減り、比較可能な1950年以降過去最少を更新し、減少は38年連続とのこと。今後も全国各地で小学校の統合が進むことは必然であり、日野市においてもいくつかの小学校の統合を余儀なくされるでしょう。

 統合後の新しい学校が、卒業生の寂しい思いを払拭するような輝きを放ち発展を遂げることを切に願うものです。

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