多文化共生社会(広報ひの 平成30年4月1日号)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1016963  更新日 令和3年4月13日

印刷 大きな文字で印刷

 日野市の人口は、平成25年1月1日から平成30年1月1日までに5千936人増加し、間もなく18万5千人を超える見込みです。意外と知られていないのが、この中に含まれる外国人の増加率が日本人のそれを上回っていることです。この期間に外国人は2千407人から3千1人に増え、増加率は24・6%、日本人は17万6千324人から18万1千999人となり、増加率は3・2%です。

 外国人約3千人は70カ国以上の国籍を持ち、そのうち人数で一番多いのが中国で、全体の3分の1を超え1千100人余りとなっています。次が韓国および朝鮮、そしてベトナム、フィリピン、ネパール、タイと続きます。

 まさに多文化共生が求められる状況が到来しており、今後は、これらの定住外国人と日本人市民とのコミュニティー形成や定住外国人の日本語能力向上、外国人児童生徒の教育などが大きな課題となり、相談支援の体制充実が求められています。

 東京都でも2016年に多文化共生推進指針を策定し、(1)日本人と外国人がともに活躍できる環境の整備(2)外国人が安心して暮らし、生活をより楽しむことができるサポートの充実(3)グローバル都市にふさわしい多様性を尊重し共に支えあう意識の醸成を基本目標に掲げています。

 間近に迫るオリンピック・パラリンピックへの準備も大切ですが、このような足元の問題をしっかり見据え、東京都の支援も活用しながら日野市にふさわしい多文化共生を推進しなければならないと思います。

このページに関するお問い合わせ

企画部 市長公室 広報係
〒191-8686 東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所4階
直通電話:042-514-8092
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。