ポリ袋の使用は禁錮か罰金!?~使い捨てプラスチックが地球環境を破壊する(広報ひの 平成30年9月1日号)

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ページID1016957  更新日 令和3年4月13日

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 海を漂うプラスチックごみが新たな地球環境問題として浮上、一年に1千300万トンのプラごみが海に流れこみ、それが砕けてできるマイクロプラスチックを食べる魚の汚染とそれを食べる人間への影響も懸念されています。

 7月30日の毎日新聞に、『ポリ袋「ノー」ケニアの挑戦』という特集記事が掲載されました。昨年8月にケニアでは使い捨てのポリ袋(レジ袋)の製造・輸入・販売・使用を禁ずる法律を施行したとのこと。この法律は、ポリ袋を使用した場合などに対し最高4年の禁固刑か約440万円の罰金が科されるという「世界で最も厳しい禁止法」であり、効果を上げているそうです。

 また、欧州連合(EU)も2030年までに使い捨てプラスチック製品の使用を禁じる方針を打ち出しています。日本には、まだ使い捨てプラスチック製品を禁止したり課金したりする規制はありません。

 日野市はどうか。これまでスーパーマーケット事業者と市民団体が構成するレジ袋無料配布中止に向けた共同会議の取り組みや「容器包装お返し大作戦」により、プラスチックごみ減量の取り組みを行ってきました。そしてこれまで不燃ごみの残渣(ざんさ)として焼却していたプラスチックごみを資源化するため、平成32年1月からの分別回収開始を目指してプラスチック類資源化施設を建設します。

 このような取り組みを通じて、市も地球環境問題としての「使い捨てプラスチック」問題に対処していきますので、皆さまのご理解ご協力をお願いします。

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企画部 市長公室 広報係
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