今はこの危機を乗り越えましょう(広報ひの令和2年6月1日号)

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ページID1016942  更新日 令和3年4月13日

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 この稿が皆さまの目に触れるころには、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除されていることを願います。この稿の締め切りが5月10日ごろですから、良い方向になっていることを願うしかありません。

 これまで、世界と日本での新型コロナウイルスによる感染者数・死者数の報道が連日なされ、我々は外出を自粛し会合を避け、閉塞感にさいなまれながら「今日は感染者が何人だった」という会話が習慣になってしまっています。

 一方で、宿泊・観光・飲食・小売り事業者などの売り上げの大幅な減少と倒産の危機、映画館や芸術文化活動に携わる人々の仕事の喪失、航空機産業への壊滅的な打撃をはじめとする各産業界への深刻なダメージは、底知れない不況の到来を予感させます。

 さらに解雇や雇い止めで職を失う人や、アルバイトがなくなって学費・生活費の捻出が困難に陥る学生の悲鳴も聞こえてきています。

 テレワークや外出自粛で家にこもることによるDVや児童虐待の増加と深刻化が懸念され、また、長期にわたる学校の休校によって子どもたちの学習権が阻害され、その育ちと発達に深刻な影響が生じることが心配されています。

 私は、このような危機的状況の市内での動向を把握し、国や東京都の施策や補助金なども活用して、市民の皆さまの窮状解消のための支援施策を推進してまいります。また、国や都の枠組みにはない市独自の支援策についても準備を進めております。

 ワクチンと効果的な治療薬の開発と普及が実現するまでは、新型コロナウイルスとの闘いは長期戦になるものと思われます。

 政府専門家会議は「新しい生活様式」を提示し、新常態とかニューノーマルとかいう言葉が流布されておりますし、いつかは終息するコロナ禍後の世界についていろいろな識者がさまざまな見解を語っていますが、今はとにかくつぶれないで生き延びるためにはどうすればいいか、それを必死で考え実行していく段階です。

 この危機を市民一丸となって乗り切っていこうではありませんか。

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