広島被爆体験の伝承と 長崎の平和祈念式典(広報ひの 平成29年9月1日号)

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ページID1016992  更新日 令和3年4月13日

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 8月5日に、広島市が養成している被爆体験伝承者の1期生である峯岡紀子さんを講師に招き、日野市平和講演会を開催しました。広島に原爆が落とされた時の状況と被爆者から受け継いだ証言と平和への想いを語る峯岡さんの声は、生々しい迫力をもって胸に響きました。

 被爆者の声を直接聴くことは大切ですが、被爆者の高齢化が進む中で峯岡さんのような被爆体験伝承者の育成と活動はとても重要であることを強く実感しました。

 8月9日には、長崎での「被爆72周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参加しました。式典では、地元長崎西高校の生徒が司会を務め、被爆者で構成される合唱団「ひまわり」の歌声で始まり、11時2分の原爆投下時刻に合わせて黙祷が行われました。長崎市長が「長崎平和宣言」を読み上げ、「被爆者がいる時代」の終わりが近づきつつあるなかで日本政府に被爆者のさらなる援護の充実と被爆体験者の救済を求め、長崎市民は核兵器廃絶と恒久平和の実現に力を尽くし続けることを宣言しました。

 この平和祈念式典に合わせて、長崎で世界162カ国7千417の都市が参加する平和首長会議総会が開催され、その中の分科会と国内加盟都市会議にも出席してきました。

 この二つの8月の経験から学び、少しでも日野市の平和事業の発展につなげていきたいと思っています。

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