ツバメの季節(広報ひの 平成30年5月1日号)

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ページID1016962  更新日 令和3年4月13日

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 今年は3月の気温が例年に比べて高く、3月末には気の早いツバメが姿を見せ、電線に止まって、独特の鳴き声を発していました。4月に入るとあちらこちらでツバメの群れが飛び回るようになりました。

 ツバメは生きた昆虫類を餌にしますから、それらが生息できる豊かな自然環境がある場所を選んで戻ってきます。日野市は河川や用水に恵まれていて豊かな生物多様性があり、多くのツバメが活動します。

 日本野鳥の会東京では、JR中央線の東京駅から高尾駅までの32駅およびその周辺でのツバメの営巣実態調査を行いました。時期は5月から7月。平成26年の調査結果では、ツバメの営巣が確認された77カ所のうち半数は日野駅(23個)と豊田駅(15個)であったとのことです。このことは以前新聞でも報道されましたが、いかに日野市がツバメに選ばれる素晴らしい自然環境を有しているかを物語っています。

 自宅周辺の多摩川堤を飛び交うツバメは、今年もたくさんの子を育て、秋には東南アジアへ渡っていきます。越冬地への渡りに旅立つ前に過ごす「集団ねぐら」があるそうですが、多摩川周辺のツバメのねぐらは多摩大橋付近にあると聞いたことがありますので、一度観察に行ってみたいものです。

 毎年戻ってくるツバメの数を減らさないようにするためにも、日野市の自然を大切に守っていかねばならないと思います。

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