電子マネーを利用した詐欺に気をつけて!
プリペイド式の電子マネーは、一定金額が表示されたカードを買い、カードに表示されているID番号を相手に伝えることでお金を支払うものです。コンビニエンスストアの店頭やインターネットのサイトなどで販売され、主にインターネットでの商品やサービスの支払いに利用されています。匿名で比較的簡単に購入することができ、他人に容易に譲渡できるという特徴から、アダルトサイトのワンクリック請求や架空請求、サクラを使った出会い系サイトなどの支払いを電子マネーで行うよう指示され、お金を騙し取られる被害が増えています。
事例
- パソコンで無料のアダルトサイト動画を見ようと思い、年齢確認の18歳以上の項目をクリックしたら「登録ありがとうございます」と表示された。退会手続き用として記載のあった電話番号に電話をしたところ「契約は成立している。登録料金は20万円だ。今日中にネットで販売されている電子ギフト券をクレジットカードで購入して支払え」と指示され、サイト業者宛てにメールで送ってしまった。
- スマートフォンに利用した覚えのないサイトの利用料金を請求するメールが届き、驚いて電話をした。「すぐに支払わないと訴訟を起こす」と言われ怖くなり、指示されるままコンビニの端末で10万円分の電子マネーを買い、カードに記載されたID番号を業者に伝えてしまった。
アドバイス
プリペイド式電子マネーの利用は匿名性が高いサービスなので誰が購入しどのように利用したのかわかりません。そのため、一旦相手にID番号(プリペイド番号)を伝えてしまうと、お金を取り戻すことは大変困難になります。
- 身に覚えのない請求などに安易に返信したり、電話をかけたりしない。
- 他人から言われて電子マネーを購入したり、ID番号などを伝えたりしない。
- ID番号を伝えてトラブルになった場合には、早急に電子マネー発行会社に連絡を。
- 不安に思ったりトラブルにあった場合は、すぐに消費生活センターに相談しましょう。
日野市消費生活センター
電話番号:042-581-3556
月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く) 午前9時30分から正午、午後1時から午後4時
※障害等により電話及び面接でのご相談が難しい方は、地域協働課のお問い合わせ専用フォーム、またはファクス(042-581-4221)までお問い合わせください。
消費者ホットライン
電話番号:188(イヤヤ!)
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