みんなのふるさとこぼれ話46 八ヶ岳の大成荘
みんなのふるさとこぼれ話46
八ヶ岳の大成荘
日野市の林間保養施設として親しまれていた八ヶ岳高原大成荘が、令和3年3月31日に閉館、廃止されました。
大成荘は、市立小・中学校の林間施設として、昭和40年(1965)7月26日に、山梨県の八ヶ岳山麓(北巨摩郡(現・北杜市)高根町清里)に開設されました。この年、市内3校の中学校525人が林間学校で使用したのが最初で、その後、一般市民への開放も始まりました。
最初の建物は木造2階建てで、旧町役場や日野第一中学校で不要になった建材が使用されました。当時の市役所の職員も資材を積んだトラックに乗って行き、泊りがけで建設工事に加わったという話が伝わっています。
平成3年(1991)8月末から始まった建て替え工事で、鉄筋コンクリート造りの近代的な施設に変わり、平成5年1月に市立八ヶ岳高原大成荘として再オープンしました。
しかし、近年は利用者数が減少し、今後、施設の維持修繕費用がかさむことも考慮され、廃止が決まりました。それでも、移動教室や家族旅行などで利用した思い出は、多くの市民の心に残ることと思います。
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