市長の行政報告(令和7年第4回定例会)
1.PayPayによる物価高騰対策事業の実施
昨今の社会情勢による原油価格や原材料費、光熱水費の高騰により影響を受ける市内経済を回復するため、市内中小事業者を対象とした「PayPay使って日野でお買い物!対象店舗で最大20%戻ってくるキャンペーン第6弾」を、10月1日から10月31日まで実施しました。
約1,500の事業所が参加し、この1カ月間で、約10億3,800万円以上の金額が市内の対象店舗で決済されました。多くの中小企業の事業活動を支えるとともに、地域での経済循環を促進する重要な役割を果たすことができました。
引き続き、市内中小企業者へのさまざまな支援策を実施してまいります。
2.高齢者スマートフォン購入費等補助事業を開始
11月10日より、市内高齢者のうち、初めてスマートフォンを購入する方、携帯電話や古いスマートフォンからの買い替えの方に対し、「高齢者スマートフォン購入費等補助事業」を開始しました。
スマートフォン購入時には指定店舗でスマホ教室を受講していただき、使い方の支援も行います。その後のフォローアップとして、従来より取り組んでいるスマホ相談会の情報提供も行っております。
今後も、高齢者が行政のデジタル化による利便性を享受できるよう、スマートフォンの普及と併せて、操作などに関する相談会も充実させ、市民誰もが便利な生活を送れるまちを目指してまいります。
3.日野市立病院で無痛分娩の対応を開始
11月1日より市立病院で無痛分娩の対応を開始しました。
麻酔により陣痛の痛みを和らげる無痛分娩の対応を開始したことで、分娩を予定している妊婦が選ぶことができる分娩方法が増えました。
同時に、市立病院は無痛分娩に要した費用が東京都より助成される対象の医療機関となっており、費用面からも安心して無痛分娩を選択できるようになりました。
今後も、24時間体制で産婦人科医、小児科医が連携する医療機関として、母子の安心など分娩における利点を積極的に発信してまいります。また、妊婦と家族の意向が最大限尊重された分娩になるように、分娩方法の選択時には理解しやすい丁寧な説明を行っていくことで、分娩時においても「信頼され選ばれる」医療機関となるように努めてまいります。
4.「みらいく」シンボル絵画3部作が完成
11月24日に、子ども包括支援センターみらいくにて、日野市出身のアーティスト蟹江(かにえ) 杏(あんず)さんと子どもたちが一緒に「みらいく」の理念を象徴する大きなシンボル絵画を描く、ライブペインティングイベントを開催します。当日はこのほか、実践女子大学や子育て支援のボランティアの皆さまにも楽しい催しを企画していただきました。
今回は、東京都の「子供の未来を育む「体験活動」推進市区町村支援事業」を活用し、夏休みに中高生と蟹江さんの事前ワークショップも行いました。ワークショップに参加した中高生の協力もあり、子どもたちの自由な表現による素晴らしい作品が完成しました。
シンボル絵画は、「みらいく」の開設前から、イメージキャラクター「ぺたぺたさん」の3色にちなんだ黄色(朝焼け)、青(青空)、赤(夕焼け)の3部作として制作してきたもので、今回のライブペインティングで全作品が完成します。これらの作品は、子ども・家庭・地域の子育て機能の総合支援拠点である「みらいく」がすべての子どもの成長を見守りながら切れ目なく支援していくシンボルとして、今後各種媒体で活用してまいります。
5.第59回日野市産業まつりを開催
第59回日野市産業まつりが11月8日、9日に開催されました。
農業展では日野産農産物の即売や農産物品評会、また、商工展、工業展では市内事業者による飲食・物販、展示などが行われ、日野市の産業を多くの市民の皆さまへ発信することができました。
「働く人」をテーマにした事業所PR事業として、新たに商店会での出展や、建設業で使用される高所作業車の乗車体験、市内小学生を対象とした「おしごと体験ヒッザニアin産業まつり」を開催しました。そのほか、市内公共交通の運転手不足の解消の一助となるよう運転手募集ブースの出展もございました。
都市間交流ブースでは、巽(たつみ)聖歌(せいか)のふるさとであり、町制施行70周年を迎えた姉妹都市の岩手県紫波町や、新選組ゆかりの地である福島県会津若松市による物産販売なども行われ、2日間で延べ55,000人の来場があり、大いに賑わいました。
6.小島 善太郎展を開催
10月15日から19日までイオンモール多摩平の森イオンホールにて小島善太郎展を開催しました。
2年ぶりの開催となりましたが、百草園周辺の見どころがテレビで放映され、小島善太郎記念館が取り上げられたこともあり、5日間で約700人の方にご来場いただきました。
また、若い世代の方々にも作品などについて知っていただくため、毎年全国総合文化祭に出品している日野高校美術部の作品もイオンホールで初めて同時出展し、さまざまな世代の方に、藝術の秋を感じていただくことができました。
今後も、市民の皆さまに藝術・文化を感じていただけるよう取り組みを進めてまいります。
7.平山小学校合唱団がNコンで銀賞受賞
10月12日に、「第92回NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール」がNHKホールで開催され、小学校の部で平山小学校が銀賞を受賞しました。平山小学校合唱団は創設3年目、昨年度の金賞受賞に続き2年連続の快挙となりました。
全国コンクールには全国各ブロックの代表11組19校が参加し、平山小学校合唱団は、コンクールのために作詞・作曲された課題曲「あおい天使」と、自由曲「子どもの領分 ~わたしたちがとくいなこと」を、思いを込めて歌い上げました。コンクール当日は、会場から応援させていただき、全国の舞台で素晴らしい歌声を響かせている姿に心を打たれました。
“ひのっ子”たちの日々の努力と、ご指導いただいた先生方に敬意を表するとともに、ご支援いただきました保護者ならびに地域の皆さまに感謝申し上げます。
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