市長の行政報告(平成27年第4回定例会)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1004597  更新日 平成30年3月1日

印刷 大きな文字で印刷

平成27年第4回市議会定例会での市長の行政報告です。

1.総合防災訓練の実施

自助・共助・公助の連携をテーマに日野中央公園及び万願寺中央公園を会場として、総合防災訓練を10月25日に実施しました。

日野中央公園では、情報伝達訓練、初期消火訓練及び応急給水訓練、さらに、消防、警察、自衛隊及び関係機関等と連携した被災者の救出・救護訓練を行いました。

新たな取り組みとして万願寺中央公園で、日野市医師会、日野市歯科医会、日野市薬剤師会及び東京都柔道整復師会南多摩支部等による緊急医療救護所の開設及びトリアージ訓練が行われました。災害時医療救護体制の構築に向けては、災害医療コーディネーターを中心に関係機関において精力的に準備・検討が進められ、当日は多くのボランティアのご協力をいただきながら、緊張感を持った訓練を実施することができました。

今後も、自助・共助・公助の連携をさらに強化し、市の防災力向上に努めてまいります。

2. 2020年東京オリンピック・パラリンピック気運醸成の取り組み

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、市内における気運醸成を図るための取り組みを実施しました。

9月20日のバレーボール教室には大竹秀之氏、10月12日のスポ―ツ・レクリエーションフェスティバルには、マラソンの増田明美氏、ボクシングの清水聡氏、トランポリンの広田遥氏、11月1日の水泳教室には寺川綾氏を招きました。

10月からは障害者スポーツ体験教室などを実施し、11月14日の産業まつりでは、車椅子テニスの星義輝氏、車椅子レースの廣道純氏、射撃の田口亜希氏によるパラリンピック競技の紹介が行われました。

オリンピアン・パラリンピアンやメダリストから直接指導を受け、体験談を聞くことで、スポーツの魅力や運動をすることの楽しさを、多くの市民の皆様に実感していただくことができました。

市内の小中学校では、日野第一中学校で行った陸上競技の金丸祐三氏を招いての走り方教室をはじめ、様々なオリンピック・パラリンピック教育の取り組みが全ての小中学校で行われ、スポーツの楽しさや夢に向かって努力することの大切さを学んでいます。今後も、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、様々な取り組みを展開してまいります。

3. 第5回平和首長会議に出席

広島市で11月9日、10日に行われた、第5回平和首長会議国内加盟都市会議総会に出席しました。総会では、被爆の実相を伝えるプログラムとして「ヒロシマの記憶」の上映、被爆体験証言の聴講、広島市における平和の取り組みの発表などがありました。

このたびの会議では、日本政府に対し、唯一の被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向けた国際的気運をさらに高め、「核兵器禁止条約」の早期実現に向けた、具体的交渉開始のリーダーシップをとることを求める要請文を提出することとなりました。

最後に、「私たちは、核兵器を廃絶し、戦争の無い平和な世界を実現するため、ともに行動していくことを宣言する。」と結ばれる総括文書が採択されました。

非核平和都市宣言の精神に基づき、恒久平和の実現が万国共通の課題であると認識し、戦後70年を迎えた今、戦争を知らない若い世代に戦争の悲惨な記憶を引き継ぎ、平和に対する理解をさらに深めてまいります。

4.都市間交流事業の実施

会津まつり開催期間中の9月22日、23日に福島県会津若松市を訪問しました。室井会津若松市長を表敬訪問し、「藩公行列出陣式」などに参加いたしました。市を挙げてのおもてなしを受け、長い歴史の中で会津若松市が培ってきた他市との交流について、多くを学ぶことができました。

また、10月17日、18日には、日野市ゆかりの巽聖歌の生誕地、岩手県紫波町を訪問しました。巽聖歌が晩年を過ごした旭が丘地域の皆様が「たき火祭」などを通じ、紫波町との交流を長年に渡り続けていることが、今回の訪問に繋がりました。

熊谷紫波町長と対談し、また巽聖歌童謡まつりへ参加した他、紫波町の歴史や自然をご案内いただきました。

会津若松市、紫波町への訪問で、歴史の重みや、交流で培ってきた絆を改めて確認し、日野市の特色を再認識する機会となりました。

今後も都市間交流を積極的に行い、日野市の魅力を高めてまいります。

5.日野市多摩平の森産業連携センターを開設

多摩平の森産業連携センター「PlanT」を10月25日に開設しました。「PlanT」では、ビジネスの拠点となるインキュベーションオフィスやコワーキングスペース、また、将来自分のお店を持ちたい方のための出展スペースであるチャレンジショップなどを配しました。

創業者の支援・育成を図るとともに、地域の企業、大学、住民など様々な主体のネットワーク形成、連携及び交流を通じて、新たな産業やビジネスを生み出し、地域産業の活性化を促進してまいります。

10年後、20年後の産業の発展に向け、この場所から日野市ならではの価値を創出してまいります。

6.七生緑小学校合唱団が3年連続日本一

「第82回NHK全国学校音楽コンクール」が10月11日にNHKホールで開催され、小学校の部で七生緑小学校が3年連続で金賞(全国1位)に輝きました。今大会には、全国から898校が参加し、各地の予選を勝ち抜いた11校により本選が行われました。七生緑小学校は大きなプレッシャーのかかる1番目に登場し、課題曲「地球をつつむ歌声」と自由曲「くじらになりたい」をのびやかに澄んだ歌声で歌い上げ、全国に多くの感動を届けることができました。3連覇の偉業は、日野市の誇りです。“ひのっ子”たちのたゆまぬ努力と、ご指導いただいた先生方にエールを送ると共に、練習場の確保等、様々な形で支援していただいた地域の皆様に感謝を申し上げます。

7.日野市生活保護事務の適正化に関する第三者検討委員会を開催

生活保護事務の適正化に関する第三者検討委員会を設置し、10月20日に第一回会議を、11月17日に第二回会議を開催しました。

今後は生活保護に関する不適切な事務処理について、客観的かつ公正な第三者の立場での原因究明と事務執行のあり方を検証していただき、市として再発防止の徹底を図り、市民の皆様からの信頼回復に努めてまいります。

8.市立図書館開設50周年記念式典・講演会を開催

市立図書館は今年、開設50周年を迎え、記念の式典・講演会を11月21日に、ひの煉瓦ホールで開催しました。

式典では、初代図書館長の前川恒雄氏による講話や映像などにより市立図書館の半世紀の歩みを振り返るとともに、さらなる発展に向け努力していく気持ちを新たにしました。続く講演会では、市内在住で日本ペンクラブ会長の浅田次郎氏を講師に招き、「読むこと書くこと」と題し、ご講演いただきました。市立図書館は、これからも「くらしの中に図書館を」の基本理念のもと、「知」の拠点として、さらに市民の暮らしに役立ち、親しまれる存在となるよう取り組んでまいります。

このページに関するお問い合わせ

企画部 市長公室
直通電話:市民相談係 042-514-8094 広報係 042-514-8092
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 市民相談:日野市役所1階、広報・秘書:日野市役所4階
企画部市長公室へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。