市長の行政報告(令和元年第4回定例会)

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ページID1013129  更新日 令和1年12月3日

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1.台風19号への対応

10月の台風19号では、27の都道府県において甚大な被害が出ております。

市内では、多摩川の増水により1人の方が亡くなり、日野橋が損壊したほか、万願寺地区、南新井地区などで浸水、三沢地区では土砂崩れが発生し、各所で道路の損傷、倒木などの被害がありました。

この台風において日野市では、早い段階から状況把握に努め、高齢者・障害者に対する電話連絡や、市ホームページ、メール配信サービスによる事前広報、避難所の点検、危険個所の事前パトロールなどを実施いたしました。

台風の接近に伴い、11日10時半に「日野市災害対策本部」を設置し、12日8時に避難準備・高齢者等避難開始を発令し、浸水想定地域を除く17か所の指定避難所を開設いたしました。

浅川の水位が上昇したことから、12日9時に浅川流域にお住いの約11,000世帯、27,000人に対して避難勧告を、午後2時には避難指示に切り替え、午後5時には土砂災害警戒情報の発令を各種伝達方法にて市民に発信し、避難所全体として約8,600人の方が避難されました。

また、開設した避難所全てでペットの同行避難を受け入れる体制をとり、17か所の避難所で113頭のペットの受け入れを行うなど、今までにない規模の災害対応となりました。今回の対応における反省点や市民のご意見を踏まえ、課題・改善点を整理し、今後の災害対応に活かしてまいります。

一方、広域的な取り組みとして、厚生労働省DMAT(災害派遣医療チーム)事務局からの要請を受け、15日から17日の3日間、市立病院医事課の職員を福島県へロジスティックチームとして派遣しました。派遣者は、DMAT業務調整員として、保健医療活動本部の設置や被害状況調査、医療支援調査などの活動を行いました。

2.日野市消防団が東京都消防操法大会で優勝

東京都内の各地区の代表消防団が参加して消火技術を競い合う第49回東京都消防操法大会が、11月16日に渋谷区の東京消防庁消防学校で開催されました。日野市消防団からは、旭が丘、川辺堀之内、豊田、東豊田地区を担当する第四分団が出場し、日頃の訓練の成果を実らせ、ポンプ車操法の部において見事優勝いたしました。

東京都消防操法大会での優勝は、日野市消防団発足以来初となるもので、令和2年度には、東京都の代表として第27回全国消防操法大会に出場する予定となっています。

市としても、全国大会へ向け、引き続き全面的に支援を行っていくと共に、消防団の活性化に努めてまいります。

3.市施行土地区画整理事業4地区における新5か年計画説明会を開催

市が施行する4地区(豊田南、万願寺第二、東町、西平山)の土地区画整理事業について、令和元年度から5年度までの新5か年計画を発表いたしました。

これまでは、5か年計画を権利者の皆様へ郵送でお知らせしてまいりましたが、事業が長期化し事業の見える化が今後の重要な課題であることを踏まえ、今年度は、4地区において市民説明会を10月25日から開催いたしました。

今回の説明会でいただきましたご要望やご意見を踏まえ、事業の着実な進捗に繋げてまいります。

4.第二次ごみ改革 自治会・諸団体への説明会を開催

第二次ごみ改革の大きな柱の一つである、プラスチック類ごみの徹底したリサイクルに向けた、「プラスチック類ごみの分別」についての各自治会、諸団体への説明会・出前講座を9月から実施してまいりました。

各課職員で構成するキャラバン隊も説明に加わり、これまでに57自治会、13団体に対し説明を行ってまいりました。また、これに併せて「プラスチック類ごみ分別ガイド」の全戸配布も行いました。

説明会では、分別の趣旨や実物のプラスチック類ごみを用意し、具体的な分別方法などを丁寧に説明しました。参加者から、更に詳細な分別方法や取り組み方などのご質問をいただくなど、市民の関心の高さを感じております。

今後も引き続き各自治会などを回り、ごみの減量や正しい分別・排出についての丁寧な説明を続けてまいります。

5.ラグビーワールドカップパブリックビューイングを開催

4年に1度の祭典であるラグビーワールドカップが日本で開催されることに伴い、ラグビーの機運醸成を目的としてパブリックビューイングを2回実施しました。

1回目は、日本代表の初戦となる9月20日、日本代表対ロシア代表戦をひの煉瓦ホール小ホールにて実施し、292人が参加し、2回目は、9月28日、日本代表対アイルランド代表戦をイオンモール多摩平の森1階フードコート前にて実施し、594人が参加しました。

両日とも日野レッドドルフィンズ選手による試合の見どころ解説やトークショーなども交え、会場内は大変な熱気と盛り上がりになりました。

この他、市内各施設への横断幕やフラッグの設置、調布駅前ファンゾーンにおける日野市のPRなど、ラグビーワールドカップ2019日本大会を通して、スポーツによるまちおこしを多岐にわたり展開できました。

このラグビーをきっかけとしたスポーツの盛り上がりを、来年以降の日野レッドドルフィンズの応援や、東京2020オリンピック・パラリンピックの機運醸成に繋げてまいります。

6.土方歳三没後150年プロモーションの取り組み

土方歳三没後150年プロモーションの年後半の取り組みとして、新選組をテーマとしたゲーム「薄桜鬼」とコラボレーションし、スタンプラリーを開催しました。10月4日から11月4日までの1カ月で2,608人が、市内の土方歳三と新選組の関連施設8か所に設定したポイントを回遊しました。薄桜鬼や新選組ファンを中心に、全国から日野市に来訪していただきました。

10月21日には、クラウドファンディングで高額寄付をいただいた方々を市内の新選組関連資料館などにご案内し、ご子孫の方からの館内案内や記念撮影などを堪能していただきました。

これらの取り組みや特別展「土方歳三」の効果により、新選組のふるさと歴史館及び日野宿本陣の入館者数、関連グッズ売り上げが大幅な増となりました。

これからも新選組を活かした、シティセールスを進めてまいります。

7.七生緑小学校合唱団が7年連続金賞

「第86回NHK全国学校音楽コンクール」が10月13日にNHKホールで開催され、小学校の部で七生緑小学校が7年連続で金賞(全国1位)に輝きました。全国各ブロックの代表11校により本選が行われ、課題曲「わたしは こねこ」と、作詞家の覚(かく) 和歌子(わかこ)さんと作曲家の横山(よこやま) 潤子(じゅんこ)さんが、今回のコンクールに臨む七生緑小のために作詞、作曲してくださった自由曲「ベーグルと坂道」を熱唱し、今年も全国にたくさんの感動を届けました。

7年連続の金賞という偉業は、本コンクールの歴史の中でも初めてのことであり、まさに日野市の誇りです。“ひのっ子”たちの日々の努力と、ご指導いただいた先生方にエールを送ると共に、様々な形で支援していただいております保護者ならびに地域の皆様に感謝申し上げます。

このページに関するお問い合わせ

企画部 市長公室
直通電話:市民相談係 042-514-8094 広報係 042-514-8092
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 市民相談:日野市役所1階、広報・秘書:日野市役所4階
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