市長の行政報告(令和元年第3回定例会)

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ページID1012495  更新日 令和1年9月2日

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1.SDGs未来都市に選定

日野市は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、優れた取り組みを行う市として、令和元年度の「SDGs未来都市」に選定されました。東京都内では初の選定で、他の30自治体とともに7月1日に、総理大臣官邸で選定証の交付を受けました。

選定された提案は、これまでの官民連携・諸力融合による社会課題の解決に向けた取り組みや第2次ごみ改革についてSDGsの視点で構成したものです。

今後は、選定された提案をもとに「日野市SDGs未来都市計画」を取りまとめる予定です。

また、改定を予定する基本構想・基本計画、まち・ひと・しごと創生総合戦略にもSDGsの視点を反映させ、SDGsの17のゴールに関連する各分野の取り組みにも波及・展開させていきたいと考えております。

「SDGs未来都市日野」の実現に向けて、諸力融合により取り組んでまいります。

2.ウクライナのホストタウンに登録

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、日野市が6月28日にウクライナのホストタウンとして登録されました。

日野市は平成25年に開催された国民体育大会で競技会場になるなど、空手道と縁があり、日本で開催される空手道競技の国際大会に出場するウクライナの事前キャンプ支援を行うことが、ホストタウン登録のきっかけとなりました。

7月23日には、登録を記念し、市民の森ふれあいホールで両国の文化交流イベントを開催しました。ウクライナを知り、学び、そして選手団などと市民との交流を深めるために、大使館から外交官をお招きし、ウクライナの歴史や文化を紹介いただきました。また、日野市学校給食チームの手づくりによるウクライナの家庭料理「ボルシチ」のおもてなしにより、食の交流も図ることができました。

今後、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、ウクライナチームへの応援を通じ、国際感覚やボランティアマインドの醸成、異文化に対する理解の促進、多様性を尊重する意識の向上につなげてまいります。

3.「絶対に人に見せてはいけない職員手帳」の書籍化

平成31年2月に市職員に配布した「絶対に人に見せてはいけない職員手帳」は、その斬新な内容と、これまでとは異なる切り口のプロモーションにより、配布直後からさまざまなメディアに取り上げられました。

この職員手帳の取り組みを、さらなる市のPRにつなげるため、「絶対に人に見せてはいけない“日野市の”職員手帳」へと内容を増補し、一般書籍として販売しました。初版として5,000部を作成し、5月末から全国の書店およびオンライン書店で販売しております。

販売開始直後から反響があり、6月には3,000部、7月にも3,000部の重版出来(しゅったい)となりました。日野市が取り組んだ新たなまちおこしに、高い関心が寄せられています。

多くの市職員のアイデアを形にしたこの手帳は、市の魅力発信の良いツールとなりました。今後も市のPRに努めてまいります。

4.日野市初のクラウドファンディング目標達成

日野市が初めて取り組んだクラウドファンディングが、目標額の150万円を達成しました。この取り組みは、新たな財源の確保を目指し、土方歳三没後150年を題材とし、ふるさと納税の仕組みを利用して行ったものです。

5月29日から7月30日までの募集期間(63日間)で、157人の方から計182万円の寄付をいただきました。

寄付者の皆さまからは、「土方さんの故郷、日野がますます盛り上がりますように」「また日野に行きます」など、多くのコメントをいただきました。

このクラウドファンディングを通して、新選組と土方歳三を生み・育んだ、ふるさと日野を応援いただいた皆さまに深く感謝いたします。

今後も、クラウドファンディングを財源確保の手段として活用してまいります。

5.第2次ごみ改革の中学校区説明会を開催

第2次ごみ改革の説明会を、7月27日から8月11日の間、各中学校区で開催いたしました。

説明会では、地球温暖化や海洋プラスチックごみによる世界的な環境問題、世界共通の目標であるSDGsに向けた日野市の取り組み方針、日野市のごみ排出量の現状を報告しました。また、令和2年1月には新たに「プラスチック類ごみの分別収集」を開始することと、これまで実施してきた「容器包装お返し大作戦」「マイバッグ運動」「食品ロス対策」などのさらなる推進についても、説明いたしました。

会場では「ごみ減量に協力したい」「生産者の責任も強化してほしい」など多くのご意見をいただきました。

今後も、第2次ごみ改革による、さらなるごみ減量を諸力融合で進めてまいります。

6.日野産大麦を子供達も堪能

「TOYODA BEERプロジェクト」の一環として、市内農家の協力により栽培された大麦を使用したメニューが、7月に市内23の小・中学校の給食に登場しました。

TOYODA BEER生誕の地に近い豊田小学校では、昨年の「ひのっ子シェフコンテスト」で同校児童が特別賞を受賞した「ひのっ子ベジ活ライス」に、大麦を使ったメニューが登場しました。さらに、給食を食べながら栽培農家から大麦栽培の苦労やビール工場があった歴史などを学びました。

一方、大人向けには、今年も市内産大麦100%使用の「PREMIUM TOYODA BEER」を7月27日から販売し、昨年に引き続き大変好評をいただいております。

今後も地域に愛されるTOYODA BEER事業を進めてまいります。

7.“ひのっ子”頑張っています

この夏も、スポーツに、音楽に、そして演劇に、日野の子供たちが頑張りました。

スポーツでは、日野第一中学校、三沢中学校の水泳部女子、日野第一中学校柔道部男子、日野第二中学校卓球部女子がそれぞれ関東大会に出場しました。また、日野第二中学校陸上競技部男子は100mで、日野第三中学校女子がテニスシングルスでそれぞれ全国大会に出場しました。

このほか、クラブチームに属するところでは、日野第四小学校5年生の所属するダブルダッチクラブが、ノルウェーで行われたジャンプロープ世界大会に出場し、銅メダルを獲得しました。また、日野市を中心に活動している少年硬式野球チームである、東京日野リトルリーグが「リトルリーグ野球小学5年生・4年生全国大会」で初優勝を飾りました。

音楽においても、東京都中学校吹奏楽コンクールにおいて、日野第三中学校、日野第四中学校が金賞を受賞したほか、第86回NHK全国学校音楽コンクール東京都本選で、七生緑小学校が金賞を受賞し、全国コンクール7年連続の金賞(全国1位)を目指し、関東甲信越ブロック大会に駒を進めています。

演劇では、日野第四中学校演劇部が演目「あゆみ」で全国中学校総合文化祭に出場しました。

暑さをものともしないで頑張る“ひのっ子”たちに、そしてご指導をいただいている皆さまの熱意に対して、感謝とエールを送ります。

このページに関するお問い合わせ

企画部 市長公室
直通電話:市民相談係 042-514-8094 広報係 042-514-8092
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 市民相談:日野市役所1階、広報・秘書:日野市役所4階
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