市長の行政報告(平成30年第3回定例会)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1010081  更新日 平成30年9月3日

印刷 大きな文字で印刷

1.市公共施設のコンクリートブロック塀の点検を実施

6月18日の大阪府北部地震でのコンクリートブロック塀倒壊を受け、市公共施設の点検を実施しました。

点検の結果、11の小中学校をはじめとして、19の施設で、基準不適合のものを確認いたしました。現在、児童、生徒の安全を最優先に、コンクリートブロック塀の改善を進めております。

また、市内全小学校の通学路の安全点検を実施しました。この結果をもとに通学路の更なる安全確保に取り組んでまいります。

2.姉妹都市締結55周年を記念し、レッドランズ市を訪問

7月2日から7日まで、姉妹都市締結55周年を迎えたアメリカ合衆国レッドランズ市を訪問してまいりました。

フォスター市長を表敬訪問、市議会議員との面会、レッドランズ姉妹都市協会との交流、同市スポーツ関係団体との意見交換、独立記念日祝賀パレードの視察、レッドランズ大学など市内施設の視察を行いました。

また、7月3日に開催されたレッドランズ市の定例議会では、スピーチの時間を頂き、日野市をPRすることができました。

レッドランズ市の皆さんは、長年にわたる日野市との交流を大切にされており、これからも活発な交流を望まれていることを強く感じました。

この訪問をきっかけにして、国際姉妹都市としての交流を深めてまいります。

3.絵本「ぼくのまちにはもりがある」の発刊

平成29年4月に開設したカワセミハウスの事業として、日野市出身の版画家・蟹江(かにえ)杏(あんず)氏と公募に応じた市内の中学生9名が、10カ月にわたるワークショップの中で作り上げた絵本「ぼくのまちにはもりがある」を発刊しました。

この絵本には、黒川清流公園を題材に、森のあるまち日野に住む子どもたちだからこそ聞こえる「音」や見える「色」が表現されており、これまで市の宝として守られてきた豊かな自然環境を次世代へつなげるメッセージがこめられています。

8月1日から8月12日に開催された蟹江(かにえ)杏(あんず)氏がプロデューサーを務める新宿クリエイターズ・フェスタ2018にてお披露目し、8月7日から会場で先行販売、8月15日からは書店、インターネット、カワセミハウスや市内図書館等で販売しています。

4.第1回3市ごみ減量推進市民会議開催

4月20日の、日野市、国分寺市、小金井市、3市市民会議設置に向けた協定締結を受け、7月24日に、各市4名の市民委員による、第1回3市ごみ減量推進市民会議を開催いたしました。

この市民会議では、可燃ごみの共同処理を巡る日野市の置かれている状況、3市で締結した覚書の内容、新可燃ごみ処理施設稼働に関する情報等を3市の市民に情報発信し、理解・浸透を図るとともに、可燃ごみ排出量の削減の方策を協議検討してまいります。

検討された内容は3市の施策に反映し、更なるごみ減量を進めてまいります。

5.日野産大麦100%使用「PREMIUM TOYODA BEER」が完成

平成27年7月に豊田ビールが復刻されました。このプロジェクトの当初からの夢であった、日野産大麦を100%使用した「PREMIUM TOYODA BEER」を7月29日から販売しました。

3年間、圃場(ほじょう)の管理や収穫後の保存、乾燥など幾多の大麦栽培の困難を乗り越え、農業者をはじめとする多くの関係者の諸力融合で麦芽化に成功しました。

瓶内二次発酵により、年数の経過とともに味わいに深みの増すボトルコンディションタイプのエールビールとなっています。

シリアルナンバー付の限定800本は、予約分も含め販売開始から数日で完売となり、市民の関心の高さが大いに感じられる結果となりました。

これを機に、130年の刻(とき)を経て再現された「TOYODA BEER」が、日野市の新たな地域産業として発展、成長するよう、販路拡大に努めてまいります。

6.日野市子ども条例10周年記念事業を開催

日野市子ども条例の一層の周知を図るため、日野市青少年育成会連合会との協働により、条例施行の日である7月1日に実践女子大学・香雪記念館において、「日野市子ども条例10周年記念事業」を開催いたしました。

第1部では、条例策定に携わられた方々による記念対談「これまでの10年を振り返り、これからを展望する」を、第2部では、京都外国語大学教授のジェフ・バーグランド氏による記念講演「十人十色のコミュニケーション~地域で支える!みんなで育てる!~」を行い、条例に謳われている子どもの権利と責務、市やおとな等の責務などについてあらためて確認し、周知・啓発を図ることができました。

今後も、関係機関・団体等と連携を図り、引き続き条例の周知に取り組むとともに、子どもが健やかに成長できる環境の整備に努めてまいります。

7.「被災地に学ぶ生きる力プロジェクト」報告

平成26年から始まった「被災地に学ぶ生きる力プロジェクト」は5年目を迎えました。8月8日に気仙沼中学校生徒8名を日野に迎え、午前中に、日野市の中学生24名と「伝えよう未来へ 創ろう未来を!~いま私たちが未来に向けてやるべきことは何か~」をテーマに話し合いました。

午後は、(1)被災地の語り部の尾形さんによる講演、(2)気仙沼中学校生徒からの気仙沼市の紹介、(3)日野の中学生による「被災地に学ぶ生きる力プロジェクト」のこれまでの取り組み報告、(4)両市の生徒によるパネルディスカッションが行われました。

生徒たちが、これまでの気仙沼とのつながりを通じて「自分たちにできることは何か」を考え、自分の住む地域の方々とつながりながら、「日野をよりよいまちにしていきたい」という熱い思いを語ってくれました。生徒たちの思いと大人がつながり、新たな取り組みが始まっていくことを期待します。

8.ひのっ子頑張っています

この夏もスポーツに音楽に、日野の子どもたちが頑張りました。

スポーツでは、日野第三中学校、日野第四中学校のテニス部女子、平山中学校テニス部男子、日野第二中学校卓球部女子、三沢中学校水泳部男子がそれぞれ関東大会に出場しました。また、日野第四中学校テニス部女子はさらにダブルスで全国大会へと進んだほか、日野第一中学校水泳部女子が200メートル・400メートル自由形と自由形リレー、三沢中学校水泳部男子が100メートル背泳ぎで全国大会に出場しました。

音楽においても、東京都中学校吹奏楽コンクールにおいて、日野第三中学校、三沢中学校、平山中学校が金賞を受賞したほか、第85回NHK全国学校音楽コンクール東京都本選で、七生緑小学校が金賞を受賞し、全国コンクール六連覇を目指し関東甲信越ブロック大会に駒を進めています。

暑さをものともしない“ひのっ子”たちの頑張りの成果に、そしてご指導をいただいている皆様の熱意に対して、感謝とエールを送ります。

このページに関するお問い合わせ

企画部 市長公室
直通電話:市民相談係 042-514-8094 広報係 042-514-8092
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 市民相談:日野市役所1階、広報・秘書:日野市役所4階
企画部市長公室へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。