市長の行政報告(令和元年第2回定例会)

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ページID1011975  更新日 令和1年6月7日

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1.日野市ホームページが平成31年全国広報コンクールで入選

平成30年3月にリニューアルした日野市公式ホームページが、地方自治体等の広報活動の向上に寄与することを目的に行われた公益社団法人日本広報協会主催の『平成31年全国広報コンクール』において、ウェブサイト(市部)部門で入選しました。このコンクールは、内閣府、総務省などの後援を受け、昭和39年から実施されており、全国の都道府県、市区町村などの自治体が制作した広報紙、ウェブサイトなど5媒体10部門で審査が行われています。

今回、各都道府県から推薦を受けた95市の中から、日野市は情報発信機能、シティプロモーションの充実性、多様な利用者に配慮したウェブアクセシビリティの確保などの点が高く評価され入選したものです。

これからも、開かれた市政の情報発信手段としてホームページを活用してまいります。

2.デジタル案内表示機(ウェルカムボード・庁舎案内)を設置

市役所本庁舎1階に、様々な市政情報を映し出すことができる70インチのウェルカムボードモニターと庁内案内のための小型モニターを、令和元年5月1日から運用を開始しました。

当日は、記念すべき改元の日でもあり、婚姻届を提出された方々の新しい門出を祝福する気持ちをこめ、職員がデザインした記念撮影の背景となるイラストをウェルカムボードに映し出しました。

このイラストには、吉祥文様、日野市章、市内に咲く草花をそれぞれデザインしたもの、新選組副長土方歳三の画像を使用したものの4つのパターンを用意し、多くの方々にご好評をいただきました。

今後も、おもてなしの心とシティセールスの視点を持ち、市民の皆様に日野市に暮らしてよかったと感じていただけるよう取り組んでまいります。

3.北川原公園及びきたがわら地区広場の整備が完了

北川原公園及びきたがわら地区広場の第二期工事が完了しました。北川原公園については、植栽、公園遊具広場のダスト舗装を行い、利用者が快適に利用できるようにしました。きたがわら地区広場については、地元から要望のあった芝生広場を整備し、7月1日に供用開始をする予定です。

また、両施設とも、横断歩道を設置するなどして利用者の安全面にも配慮しております。

4.丘陵地ワゴンタクシーと日野市ミニバスの利便性向上

平成31年3月に策定した『日野市地域公共交通総合連携計画(2019-2028)』に基づき丘陵地ワゴンタクシーと日野市ミニバスの着実な事業展開を図ります。

丘陵地ワゴンタクシーについては、土・日・祝日における運行のご要望を踏まえ、5月25日から土・日・祝日の実証実験を開始しました。今後、利用実績の検証・評価を基に本格運行等について判断してまいります。

ミニバスについては、乗車率70%を超える混雑区間が多い南平路線(北野街道循環)について、経路の変更・増便を6月20日から実施する予定です。

引き続き、市民の移動手段の確保を図るため、本計画に基づき持続可能な公共交通網形成を目指してまいります。

5.土方歳三没後150年事業

第22回ひの新選組まつりが、5月11日、12日、日野宿周辺、高幡不動周辺で開催され、2日間で57,600人が来場されました。

土方歳三没後150年にあたる今年は、新選組を支えた会津藩主松平容保公の子孫にあたる、会津松平家第14代当主松平保久様に新選組隊士パレードにご参加いただきました。また、市内の中学生も、松平容保公のもとで活躍した白虎隊や、土方歳三の小姓市村鉄之助に扮しパレードに参加しました。その他にも、ひの新選組まつり公式グッズの販売開始など、土方歳三没後150年を契機とするさまざまな取り組みにより、盛大にお祭りを開催することができました。

新選組のふるさと歴史館では、土方歳三没後150年にちなみ、4月20日から、特別展「土方歳三―史料から見たその実像―」を開催しています。この特別展は、これまで取り上げられることが少なかった、上洛前に日野で過ごした時代と、近藤勇亡き後、旧幕府軍の指揮官に成長していく時代に力点を置いた内容です。東日本では初公開となる史料も展示されております。

また、併せてこの特別展では、小説やマンガ、ドラマなどの創作物を取り上げ、土方歳三のイメージが形成される過程を概説したほか、日野市に残されている逸話・伝承から土方歳三の人物像を探る試みも行っており、来館者からご好評をいただいています。

6.多摩平の森A街区に市内7か所目の特別養護老人ホームが開設

多摩平の森A街区では、都市再生機構(UR)との基本協定のもと、「持続できる地域、世代交流の醸成」をコンセプトとして、市民や事業者、関連団体の方々と協議を重ね、地域包括ケアの体制整備を進めてきました。

これまでに、保育園、病院、健康増進複合施設、医師会館と休日準夜診療所、日野社会教育センターなど計画的に整備を進め、この度、4月に特別養護老人ホーム「花子」が開設されました。

この特別養護老人ホーム「花子」は、市内2例目の医療体制強化型特別養護老人ホームで、入所は120床、ショートステイは12床の規模になります。

また、隣接する病院と連携し、常勤医師と看護師の手厚い配置、充実した医療機器等により、胃ろうの方や在宅酸素の方など慢性期医療を要する高齢者についてもショートステイを含め、受け入れを可能としております。

今後も、高齢者が安心して地域で暮らし続けられるよう、質の高い介護サービスの提供に努めてまいります。

7.風しんの予防接種に係る緊急対策を実施

昨年の中頃から関東地方を中心に、風しん患者が増加している状況に対し、今年2月に予防接種法の一部が改正されたことを受け、4月から風しんの緊急対策として抗体検査と予防接種を無料で開始しています。これにより、妊娠を希望する女性及び同居している方に加え、これまでに予防接種を受けていない39歳から57歳の男性に対しても、無料で抗体検査と予防接種が3年間受けられるようになりました。

風しんは感染力が強く飛沫感染することから、対象となる多くの方々に、この制度をご利用いただけるよう、周知啓発に取り組んでまいります。

8.子育て施策の充実

待機児童解消に向けた取り組みとして、4月によつぎ日野保育園、子どもの森あさかわ保育園、小規模保育事業のひのめばえ保育園、5月にわらべ日野市役所東保育園を開設し、434人の定員拡大を図りました。

また、学童クラブの入会児童の増加に対応するため、4月より滝合小学校の敷地内にたけのこ学童クラブを開設し、80人の定員増を図るとともに、ひのっちの育成室を併設し、運営環境の充実を図りました。さらに、しんめい学童クラブと七小学童クラブの運営を民間事業者に委託し、育成時間について、これまで午後6時30分または午後5時45分で終了となっていたものを、学校がある日は下校時から午後7時まで、学校休業日及び土曜日は午前8時から午後7時までに拡大しました。

今後も、仕事と子育ての両立を支援し、安心して子育てができ、子どもたちが健やかに成長するための子育て施策を充実してまいります。

9.立川市・国立市と図書館の相互利用を開始

平成28年度に立川市に隣接する9市の首長による「広域連携サミット」が開催されました。これをきっかけに今後取り組む課題として、市民の利便性の向上につながる図書館の相互利用について検討を進めてまいりました。

このたび、5月22日から立川市・国立市と図書館相互利用を開始いたしました。これまで日野市では、八王子市・町田市・府中市・調布市・多摩市・稲城市と図書館の相互利用を行っており、今回の相互利用拡大により、合わせて9市の図書館を利用できるようになりました。今後も市民に図書館を積極的に利用していただけるよう、利便性の向上に努めてまいります。

10.日野市立病院ハラスメント防止及び職場環境改善に関する第三者検討委員会からの報告書を受理

平成30年10月26日、日野市立病院診療技術部臨床検査技師職員1名をハラスメント行為により懲戒免職としました。このことを受け、客観的かつ公正な第三者の立場から検証を行い、原因の分析及び再発防止並びに職場環境の改善に向けた提言を行うため、平成30年12月14日に「日野市立病院ハラスメント防止及び職場環境改善に関する第三者検討委員会」を設置しました。平成31年4月17日には、第三者検討委員会から管理監督責任の検証、再発防止策の提案などを含む委員会報告書の提出を受けました。

今後は、この報告書の内容を真摯に受け止め、再発防止計画を策定し職場環境の改善を図るとともに、関係者等の処分を検討してまいります。

このページに関するお問い合わせ

企画部 市長公室
直通電話:市民相談係 042-514-8094 広報係 042-514-8092
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 市民相談:日野市役所1階、広報・秘書:日野市役所4階
企画部市長公室へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。