アメリカの姉妹都市レッドランズ市

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ページID1009678  更新日 平成30年7月18日

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写真:レッドランズ大学の垣根で書かれた「レッドランズ」の英単語

今月上旬、日野市の大坪市長は日野市の旧友、姉妹都市レッドランズ市を訪問しました。レッドランズ市はアメリカのカリフォルニア州の南部にあり、1963年に姉妹都市になってから、55年間日野市と温かい友情を育ててきました。特に盛んに行われているのは、毎年レッドランズ市と日野市交代で開催されている高校生のホームステイプログラムで、その他にもさまざまな交流があります。「姉妹」らしく、レッドランズ市は海の向こうに遠く離れていても、日野市に似ている所が数多くあります。今回のHino Noteでは、レッドランズ市とはどんなところか、簡単に紹介します!

写真:レッドランズ市の姉妹都市の風景が描かれている壁画

実は、2020年の五輪が東京都で、日野市の近くで開催されるように、2028年の競技は偶然なことにレッドランズ市の近くにあるロサンゼルス市で開催されます。五輪に向けた地域の国際化の中、日野市とレッドランズ市が両市とも姉妹都市とのつながりを今まで以上に深めようと図っています。たとえば、レッドランズ姉妹都市協会は今年の春、上記の写真に写っている三つの壁画をレッドランズ市のウォーキングトレイルに描きました。それぞれの姉妹都市の風景から、トレイルの利用者の多文化に対する興味を引いています。日野市も同じように多文化への意識を高めるために、スポーツ交流などを考えています。

写真:色とりどりの傘でできた屋根の脇道

レッドランズ市が近年街中の活性化を進めている所も日野市に似ています。色とりどりの傘やレストランのパティオでにぎやかなこの脇道は、つい最近までごく普通の裏通りでしかありませんでした。商店街の大通りにつながり通行の多いこの道がゴミ置き場だったなんてとても思えませんね!レッドランズ市は現在歩行者や自転車専用道をこのように整備していて、レッドランズ市の環境にも健康にも優しい町づくりはきっとウォーキングトレイルの多い日野市のみんなになじみやすいと感じました。

写真:図書館の前に建っている、歴史的な人物の像

また一つの共通点は、歴史を非常に大事にしている所です。レッドランズ市は昔世界最大のネーブルオレンジ栽培地だった時期がありました。いまだに市内にオレンジ畑や豪邸がいくつか残っていて、それらの歴史がこの写真にある図書館できっちり保管されています。この図書館自体も建物として歴史的な価値があります。1800年代にレッドランズ市ができたばかりのころに、スマイリーという双子の兄弟が市民のために作った公共施設の一つで、今は図書館の前に兄弟の像が建っています。レッドランズ市にとっては、歴史は堅苦しいものなどではなく、みんなで楽しく共有するものだという意識は、スマイリー兄弟の独立記念日のお祭りに向けた飾りつけからよく伝わってきます。

写真:独立記念日の花火大会で照らされレッドランズ市の空

独立記念日といえば、歴史を大切にしているだけあって、レッドランズ市はカリフォルニア州の中でも盛大にアメリカの誕生日を祝っています!7月4日の朝からさまざまな屋台やライブ音楽のあるお祭りがあって、市民によるパレードもあります。それに、日が沈んでからは街中の花火大会が夏の夜空を虹色に照らします。

レッドランズ市はロサンゼルスなど南カリフォルニアの観光地に近く、旅行中の息抜きにはちょうどいいと思いました。特に夏の間だと、週に二回開催されている野外音楽祭があって、星空の下でプロのライブが予約不要、完全に無料で見られます。それに日野市民なら、レッドランズ市のおもてなしごころのある温かいコミュニティや歴史への関心から、きっとどこか懐かしく感じると思います!カリフォルニア州に行く機会があれば、姉妹都市のレッドランズ市に行けばはずれはないはずです。ぜひ遊びに行ってみてください!

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