京王百草園の梅

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ページID1008277  更新日 平成30年3月22日

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写真:青空に浮かぶ白い梅の花

「春先」という言葉から、みなさんはどんなものを連想するのでしょうか。私みたいなアメリカ人は意外とリスを想像したりします!グラウンドホッグというリスの一種は昔から天気占いで使われているの、ご存知でしたか?グラウンドホッグのフィルが二月に予報したとおり冬が長引いちゃいましたが、おかげで三月の中旬になっても、春先らしい梅がきれいに咲いています。見上げた青空に梅の花が雲のように浮かんでいる様子を見ると、日本人が梅を春先の季語として用いることがよく理解できます。

写真:テラスのテーブルから見た梅の木

二月から三月の間に日野市を回ってみるとあちこちで梅の花が見られますが、特にたくさん咲いているのは京王百草園です。江戸時代から詩人に愛され、京王百草園では丘陵から見た景色とともに梅が咲いている眺めを楽しめます。毎年一か月間ほど続く梅まつりを開催し、たくさんのお客さんを迎えています。梅の種類も豊かで、定番の白からもっと珍しい樹種がいろいろあります!

写真:ピンク色の梅のつぼみ

京王百草園はどうやってきれいな梅をたくさん育てていると思いますか?実は、花がナチュラルに咲くように頑張っているそうです。必要なときは木が倒れないように枝を整えたり棒で支えたりもしますが、主に自然な形で育てています。この育て方で、早咲きと遅咲きの木を合わせると、梅の花が見られる期間が長くなるみたいです。京王百草園はホームページに開花状況を数日間おきに更新していますので、気になる方は梅の咲き具合を確認できます。

写真:同じ枝に咲いているピンクと白の花

多くの梅の木が白い花を咲かせ、その他には赤とピンクの梅もありますが、基本的には一つの木には一色の花しか咲きません。ただし、実は二色が混ざっている樹種もあります!私が写真で撮ったこの梅を見ると、ピンクの花と白い花が同じ枝から出ていますね。これは「思いのまま」という梅で、名前の通りどんな花がどこに咲いてくるかわからないらしいです。ちょっと探せば、ピンクと白の花びらを両方持つ花も見つけるかもしれません!

写真:近くから見た寒咲アヤメ

梅まつりが終わり、今年の梅の見頃が残りわずかでも、春の花はまだまだこれからです。今ある寒咲アヤメや椿が四月のミツバツツジや五月のボタンにバトンを渡し、また新しい花が楽しめます。京王百草園には藤など日本らしい季節の花も咲いてくるので、花見や春のお出掛けには絶好です!

アクセス

場所:〒191-0033 日野市百草560

  • 近くに駐車場はありませんので、最寄駅の京王線百草園駅から徒歩またはタクシーのご利用を。
  • 京王百草園は丘陵にあり、現地までの途中に急な坂があります。

営業時間:午前9時から午後5時まで

  • 水曜日は定休日になっています。水曜日が祝日の場合、翌日が休日になります。
  • 十一月と十二月の間は、営業時間が午後4時半までとなります。

このページに関するお問い合わせ

企画部 市長公室 広報係
〒191-8686 東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所4階
直通電話:042-514-8092
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
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