日野市の節分

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ページID1008007  更新日 平成30年2月9日

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写真:節分数日前に豆煎り式で福豆を煎り始める風景

みなさんの節分はどうでしたか?私は日本語の授業でクラスメイトと豆まきをした楽しい思い出があり、日野市の本格的な節分を1月中楽しみにしていました。それでなんと、教科書に載っていなかった、特別な豆煎り式も見られると知った時は驚きました。日本人でもそう簡単に経験できないことはさすがに盛り上がっちゃいますね!

1月31日に高幡不動尊に行ってみたら、豆煎り式を見に来た人でびっしりでした。お坊さんたちがみんなの前で福豆を焙烙(ほうろく)に入れて、大きなしゃもじを出しました。

写真:大きなしゃもじで混ぜられる福豆

まずはお坊さんたちが福豆を混ぜましたが、式が終わった後は誰でも参加できました。順番に焙烙に近づいて、他のしゃもじにぶつからないように福豆を動かせば、簡単に豆煎りができます。

そして、焙烙のすぐ隣に、子どもたちが豆まきできるスペースもありました。みんなが元気ですごく楽しそうでした。これで節分は準備万端!

写真:節分の日に年男の行列が豆を配る姿

土曜日の朝、節分当日に、境内の奥から年男の行列が出てきました。色とりどりの屋台の間を通って、年男と年女はお坊さんや芸能人と一緒に歩いて、笑顔で福豆を配りました。今年2018年は戌年生まれの方ですね。アメリカでも十二支の名前ぐらいはたまに聞きますが、こうして自分の生まれ年が特別になるイベントはそんなにありません。同じ戌年としては新鮮で面白かったです!

写真:年男を見上げる人だかり

行列が通った後、みんなが豆まきの会場に集まりました。豆まきは一日中五回も行われるにもかかわらず、一回目だけで人がこんなに見に来ていました!豆をまく年男・年女たちが宝輪閣の二階に出てみんなを見渡しました。今年のゲストは歌手やおなじみのマスコットキャラでした。ファンの歓声を浴びながら挨拶をしてから、節分会の豆まきが始まりました!

写真:豆まきの風景

次々と福豆をまく年男たちに応え、人々は一つでも多くの豆を集めようと紙袋を上げました。でも、仮に地面に落ちても、福豆は決して無駄にはなりません。なぜなら、節分の福豆を好むのは人間だけじゃないからです!

人の体を丈夫にするといわれる福豆は、実は植物の肥料としても使えます。足元で踏まれていた福豆は6月のあじさいまつりに向けて、高幡不動尊が育てているアジサイの肥料になったりするそうです。夏にもつながっていて、それこそが「季節を分ける」ということですね!

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