高幡不動尊と菊まつり
高幡不動尊は日野市の見どころの一つです。離れた場所からでも見える五重塔も、境内にある文化財もこの地域の歴史を語ります。
高幡不動尊というお寺は、関東三不動の一つで、倒壊・移築・再建などいろいろのり超えて千百年ぐらい前の平安時代から存在していると言われています。今でも、千年以上の歴史が高幡不動尊の約三万坪ある敷地に眠っています。
境内の建物の中に、高幡不動尊の寺宝や重要な文化財が展示されています。1273年に作られた鰐口(わにぐち)という鈴や土方歳三の位牌が見られます。
高幡不動尊の寺宝の中で特に大事なのは、写真に写っている不動明王坐像です。この像は木造で、平安時代に作られたものです。怖い顔をしていますが、実は親の優しい叱り顔のようなものです。右手に持っている剣も、本当は知恵の象徴です。
高幡不動尊が保存しているのはものだけではありません。伝統も守りつつ、仏教の行事が行われています。たとえば、毎日行われる護摩(ごま)という行事があります。護摩では、お坊さんが不動明王の前で集まって、お経を読みます。それから火をつけて、太鼓の演奏とともにいい香りがする植物や種の供物をもやします。そして、行儀の途中で、見ている人たちが不動像の前に迎えられます。お坊さんに手を清めてもらってから、みんながそれぞれ不動明王に祈りを捧げます。参加者が席に戻ったら、お坊さんたちはまたお経を読み上げて、火を消します。最後に、お経の内容を簡単に説明して、護摩が終わります。
寺の行事の他にも、高幡不動尊ではさまざまなイベントが開催されています。今はちょうど、三週間続く菊まつりの最中です。菊まつりではゆっくりと菊の花を眺めて楽しめます。コスモスアベニューのHino Noteを読んだ方なら覚えているかもしれませんが、日野市の花は菊です。だから、菊まつりは日野市の自慢の花をたくさん見る機会です!
日野市や周辺の園芸愛好家たちが力を合わせて、高幡不動尊の境内にたくさんの菊を展示しています。種類や大きさが豊かで、私より背が高い菊もありました!今年の菊まつりは10月28日から11月17日までの予定です。その間にいつでも立ち寄って、きれいな菊が見られます。
そして、菊まつりが終わって翌日からまたイベントが始まります。18日から11月末まで、秋の景色を楽しむもみじまつりを開催します。
高幡不動尊を見に行ったら、裏の丘の散策をおすすめします。境内の地図を手に取って、散策路を登ります。木漏れ日の中を歩くと、鳥たちの声がよく聞こえます。上まで行くと、この展望台があります。日野市の景色が遠くまで見えて、記念写真にはすごくいいと思います!
アクセス
交通案内
- 東京都日野市高幡733
- 高幡不動尊は高幡不動駅から徒歩で5分
護摩の時間
基本のスケジュール
- 平日:8時・10時・11時30分・午後1時・午後3時
- 土曜日、日曜日・祝日:8時・10時・11時30分・午後1時・午後2時30分・午後4時
1日と15日のスケジュール
- 平日の場合:5時・10時・11時30分・午後1時・午後3時
- 土曜日、日曜日・祝日の場合:5時・10時・11時30分・午後1時・午後2時30分・午後4時
28日のスケジュール
- 5時・9時・10時・11時・12時・午後1時・午後2時30分・午後4時
高幡不動尊自体はいつでも開いています。
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