新選組のふるさと歴史館

日本の最後の武士、新選組はご存知でしょう。実は、主に京都で活躍していた新選組のふるさとは日野市です！新選組の副長土方歳三はここで生まれ育って、近藤勇や沖田総司などの隊士と一緒に日野市の道場で剣術を磨いていました。そのため、日野市にある新選組のふるさと歴史館では新選組が結成される前のことも学べます。新選組のふるさと歴史館はたくさんの資料を集めて、新選組のいろいろな場面を展示にまとめています。近藤勇が最初の目的を果たすために京都に残ると決めたときに書いた「志大略相認書」のレプリカなどの重要なものも見られますよ！

入館して、左側にあるコスプレコーナーに行ってみると、新選組の隊士になりきれます。新選組の恰好をして、昔の街並みを背景に写真を撮ってもらうときっといい思い出になります。私も土方歳三が使った和泉守兼定という刀剣のレプリカを持っただけでかっこよくなった気分でした。新選組のコスプレを楽しんでください。衣装の着方がわからないときは、受付の人がお手伝いをしてくれます。

歴史館の一階にある展示で新選組が結成される前から解散するまでの歴史をたどれます。その中に、新選組の隊士の数人が日野市で学んだ剣術を体験できるコーナーがあります。おいてある二振の木刀のうち、より重い方が本物の刀と同じぐらいの重さです。日本刀は細く見える割に結構腕力が必要です！武士になるために新選組の隊士たちがどれだけ頑張っていたか感動しちゃいます。

二階に上がると、期間限定の展示があります。今はちょうど夏休みに合わせて、歴史をまだあまり勉強していない子ども向けの展示です。子ども向けとはいえ、大人の私でもすごく勉強になりました。アメリカ人の私は日本史についてあまり詳しくないので、一から学べて非常にわかりやすかったです。日本史の知識がゼロでも全然楽しめますので、最終日の9月3日までに行ってみることをおすすめします！

今後予定されている井上源三郎を紹介する展示では、日本史に詳しい方でもきっと楽しめますよ！また、来年の春には、「薄桜鬼」をはじめ、アニメやゲームに描かれている新選組の展示が行われる予定です。子供も大人も、新選組のふるさと歴史館で自分なりに新しい何かを体験できるに違いありません！

アクセス

公開時間

• 午前9時30分から午後5時（最終入館午後4時30分）

休館日

• 月曜日、年末年始
• ※月曜が祝日の場合は、翌日（例えば9月18日は開館して19日が休館です。）

交通案内

• JR中央線日野駅より徒歩15分
• バス 高幡不動駅行き4分「日野七小入口」下車、徒歩5分

地図や詳細は新選組のふるさと歴史館のホームページを参照ください！

• 新選組のふるさと歴史館