本が好きな子どもたち集まれ！ 実践女子大学学生による図書館を使った平和学習(令和6年7月10日プレスリリース)

実践女子大学の学生による「本」「図書館」「平和」をキーワードにした平和学習イベントを開催します。
この2日間のイベントに参加して頂くことで、平和の大切さを「自分ごと」として学ぶことができます。
夏休みの自由研究にも最適です。

本事業の経緯
　日野市にキャンパスがある、実践女子大学 生活科学部 現代生活学科4年生の中村水貴（なかむら　みずき）さんは、大学内で図書館学生スタッフとして、図書館の魅力や多世代をつなぐ場所としての価値を発信しています。また、所属するゼミでは、住みやすいまちづくりをテーマに、地域を大切に思う人を増やす取り組みをしています。
　中村さんは、毎日のようにニュースで報じられる世界の戦争被害、苦しい環境におかれている子どもたちの状況を見て、目を覆うのではなく、自分ごととしてとらえ、平和や一人ひとりの命の大切さを考えられるような、「本」を通した学びのイベントを開催したいと考え、平和と人権課、中央図書館、郷土資料館へ相談をいただきました。
　日野市は、中村さんの「本が好きな子どもたちと共に、図書館という場所を活かして、平和について考えたい」「子どもたちが考えたことを、広く市民の皆さんとも共有したい」という思いを受け、イベントの実現を支援しています。※本事業は令和6年度日野市平和活動推進補助金の対象事業です。日野市では、市民や学生による平和をテーマとした文化芸術活動に対し補助金を交付しています。
 

第1回「夜の図書館バックヤードツアー～絵本を探してみよう」

内容

中央図書館のバックヤードツアーを行い普段見られない図書館の秘密を見学します。その後、郷土資料館学芸員が日野の戦争の歴史のお話をします。そして心静かに、蔵書の中から戦争、平和がテーマの絵本を探し、読んでみたい、人に紹介したい大切な本を一人一冊選びます。大きなガラス窓から月明かりが差す夜の図書館で、特別な夏の思い出を作ります。

日時

7月20日（土曜日）午後5時～7時30分

場所

日野市立中央図書館（日野市豊田2丁目49-2）

定員

要申し込み15人

対象

小学生～高校生（小学生は保護者と一緒にお申し込みください)

備考

こちらに参加する方は、第2回「絵本の魅力を伝えてみよう～本の紹介POPづくり」のイベントにも原則参加して頂きます。

締切 

7月15日（月曜日）

• 申込先（外部リンク）

第2回「絵本の魅力を伝えてみよう～本の紹介POPづくり」

内容

第1回イベントに参加した子どもたちが選んだ本を、一人ずつ、ブックトーク（※）の形式で市民向けに発表します。
発表を聞いた後、参加者全員で、気になった本を紹介するPOP（紹介コメント）を作るワークショップを行います。作成したPOPは、市内6か所の図書館で本と一緒に展示します。
※ブックトークとは、その本の一番のおすすめポイントや魅力を語りながら、聞き手の「読みたい」という気持ちを引き出すことです。

日時

7月28日（日曜日）午後1時～3時30分

場所

日野市多摩平の森産業連携センターPlanT
（日野市多摩平2丁目5-1　クレヴィア豊田多摩平の森RESIDENCE 1階）

定員

30人程度※申込不要

対象

全市民