日野市大学の魅力PRレポート 明星大学:松本 一嗣

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ページID1022947  更新日 令和8年2月19日

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研究室概要

研究者
松本 一嗣
大学名・職位
明星大学・教授
住所
〒191-8506 東京都日野市程久保2-1-1
研究領域
有機合成化学、生体触媒化学
研究キーワード
グリーン・サステイナブルケミストリー、生体触媒、光学活性、有機合成
窓口担当 
研究支援チーム
電話
042-591-5094
ファクス
042-591-5644
メール
chizai@gad.meisei-u.ac.jp

技術PR事項

環境に配慮した「ものづくり(有機化合物合成)」

1.概要

 「環境に優しく、無駄なく、効率的に」物質合成を行うグリーン・サステイナブルケミストリーが求められています。研究室では、生体触媒(酵素や微生物などの天然由来の触媒)を利用した反応による光学活性体の合成など、従来の有機化学と生物化学の境界領域の研究を進めています。以下に、2つの研究例を紹介します。

アルブミンを用いる不斉C−C結合反応

 カルボニル化合物とニトロアルカンを縮合するニトロアルドール反応は、代表的なC−C結合反応です。触媒としてヒト血清アルブミン(Human Serum Albumin)を用いることで、水中でのニトロアルドール反応による光学活性体合成を達成しました(図1)。

アルブミンを用いる不斉C−C結合反応のイメージ図
図1 アルブミンを用いる光学活性ビアリール体の合成

炭酸カルシウム・マイクロカプセル固定化リパーゼの開発

 酵素を回収再利用する手法として、酵素の固定化が知られています。炭酸カルシウム(CaCO3)をマイクロカプセル(μCap)化する技術を応用し、水中でも有機溶媒中でも回収再利用可能な新しい固定化リパーゼを開発することに成功しました(図2)。

炭酸カルシウム・マイクロカプセル固定化リパーゼの開発のイメージ図
図2 炭酸カルシウム・マイクロカプセル固定化リパーゼの調整法

2.希望する連携内容(共同研究、試作品作りなど)と相談に対応できる技術分野

  • 新しい手法・考え方に基づいた有機化合物合成法の提案・実践
  • 生体触媒を用いる、環境にやさしい合成法技術の提案・提供

特記事項

  • 最近の代表論文:1)“Enzyme-Mediated Enantioselective Hydrolysis of 1,2-Diol Monotosylate Derivatives Bearing an Unsaturated Substituent”,Tetrahedron,74,3981(2018).
    2)“Preparation of Optically Active Biphenyl Compounds via an Albumin-Mediated Asymmetric Nitroaldol Reaction”,Lett. Org. Chem.,19,118(2022).
  • 取得特許:「炭酸カルシウム・マイクロカプセル固定化リパーゼ」特許第6168275号(2012).
  • 著書:1)「生体触媒化学」幸書房(2003).
    2)「改訂 大学生のための化学の教科書」幸書房(改訂初版第2刷,2021).

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このページに関するお問い合わせ

産業スポーツ部 産業振興課 ものづくり推進係
直通電話:042-514-8442
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所3階
産業スポーツ部産業振興課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。