12月の保育園
12月の保育園
たのしいひろば
十二月五日、お天気が今一つの中、発表会「たのしいひろば」を開催しました。コロナウィルス感染防止対策のため、今年は保護者の方の人数を制限させていただき、発表するクラスも幼児三クラスとし、常に換気とスタンスを意識して実施しました。でも、子どもたちはいつもと変わらず真剣で、それぞれが一生けんめいに発表することができました。三歳児は「ぽんたのじどうはんばいき」の劇を発表しました。緊張している子、にこにこ笑顔の子といろいろな表情で頑張って演じていました。
四歳児は「おたまじゃくしの101ちゃん」を演じました。四歳児になってくると、ナレーターをしたり、効果音を鳴らしたりと、子どもたちの役割も多彩になってきます。演技にも迫力が出てきました。残念ながら、五歳児クラスの劇の写真は撮ることができませんでしたが、劇「ヘンゼルとグレーテル」は五歳児らしい長いセリフや手作りの大道具小道具も見応えがありました。客席からは、全クラスとも大きな拍手をいただき、子どもたちの自信と満足感が深まりました。
十二月の誕生会 乳児クラス
十二月の誕生会は、クリスマス会と一緒に行います。今年は乳児と幼児に分かれ、二部形式で行いました。最初は乳児クラスのお誕生児の紹介です。今年は一歳児の女の子が二人だけ。でも、しっかりと前に立ち、緊張しながらもインタビューに答えてバースデーカードをもらいました。お誕生日、おめでとう!
乳児のクリスマス会
いよいよ、2020年度のクリスマス会の始まりです。まずは、キャンドルサービスからスタート。「みんなが元気で楽しいクリスマスを過ごせますように。サンタクロースに会えますように」との願いを込めて灯りを消しました。
続いて、あらい保育園ではお馴染みとなった、かわいいヘビ人形たちが登場し、クリスマスソングに合わせて軽快なダンスを披露しました。この時期、いろいろなところで耳にするクリスマスソングに、乳児の子どもたちも体を揺らして笑顔で楽しく見入ってくれました。
ヘビダンスの次は、クリスマスのパネルシアター。いろいろな動物たちがサンタさんからプレゼントをもらって喜ぶお話です。きりんさんは、ながーい首に巻くマフラーをもらいました。
さあ、いよいよお待ちかねのサンタクロースの登場です。乳児の子どもたちはそれぞれ自分のお部屋で待ちます。軽やかな鈴の音に合わせて、保育園に来たサンタはテラスから子どもたちのもとへ向かいます。
プレゼントが入った白い袋を担いだサンタが入ってくると、子どもたちは目を白黒させてお出迎えしました。一人ず手渡しでプレゼントをもらい、緊張していた表情がやっと和らぎました。「サンタさん、ありがとう!」
一歳児の子どもたちは、もっと目が白黒してしまい、泣いてしまった子もいましたが、担任保育士に抱っこされてプレゼントをもらうことができました。サンタさんも、子どもたちが怖がらないようにと、距離を取ってプレゼントを渡してくれました。サンタさん、どうもありがとう!最後はみんなで「バイバーイ」と手を振ってお別れしました。
十二月の誕生会 幼児クラス
さて、第二部幼児クラスの誕生会です。今月は三、四、五歳児合わせて八人のお友だちが前に出てお祝いされました。クリスマス会もするので、今日の子どもたちはみんな、それぞれ思い思いのオシャレなスタイルでかわいくかっこよく登場して、インタビューを受けていました。寒いけれど華やかな季節に生まれたみんな、お誕生日おめでとう!
幼児のクリスマス会
幼児クラスでも担任によるキャンドルサービスや、にぎやかなヘビダンスを見て楽しんだ後に、サンタクロースの登場です!いつ来るのかな、どうやって来るのかな、本当に来るのかな、と内心ドキドキワクワクしていた子どもたちは、やってきた本物の!サンタクロースを見て大歓声。もちろん、背中に背負っているプレゼントの袋も見逃しません。
五歳児らいおん組の子どもたちが、サンタさんに聞いてみたい質問事項をあげ、お付きの通訳!職員が尋ねてくれました。「サンタさんは、どこに住んでいるの?」「フィンランドという、とても遠いところだよ」この答えを聞いた三歳児の男の子が「それじゃあ、うちのすぐ近くなんだー」とつぶやいていた、とのこと。思わずクスッと笑みがこぼれます。
子どもたち全員、サンタクロースから一人ずつ手渡しでプレゼントをもらいました。ちょっと緊張しておずおずと手を伸ばしてプレゼントを受け取る子、照れくさくてもらったらあっという間に戻ってしまう子、満面の笑顔で「ありがとう!」と伝える子、いろいろな表情の子どもたちでした。この瞬間が、一番ドキドキして楽しい時間になりますね。
十二月二十四日は、サンタさんが一番忙しい日。あらい保育園の子どもたちにプレゼントを配ってくれたサンタさんは、次なる子どもたちが待つところへ行かねばなりません。「サンタさん、ありがとう!また来年も来てねー!」との子どもたちのお別れの言葉に、手を振って応えてくれ、ソリに乗って旅立って行ったのでした。今年のサンタクロースは、市役所、保育課の男性職員が扮してくれました。子どもたちに夢を届けてもらいました。
今年もお世話になりました
2020年は、本当なら東京オリンピックの開催に沸き立ち、記念すべき年になるはずでしたが、思いもよらぬコロナウィルスの世界的な蔓延に翻弄された、心休まらないしんどい一年となってしまいました。保育園での生活にもいろいろと支障や制限がかかり、満足のいかない部分も多々ありましたが、いま時点で子どもたちも保護者の皆様も職員も、元気で過ごせていることが本当にありがたいことと思っています。今年の残りも、あとわずかです。本年も、たくさんのご理解とご協力をいただき、まことにありがとうございました。皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。2021年が皆さまにとりまして良い年でありますよう、祈念申し上げます。
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