3仁王塚出土の経筒
京王百草園から1 キロほど東の山の中から江戸時代に掘り出されたこれら3点の経筒は、この地にあった12 世紀の大寺院「真慈悲寺」を語る上で大切な資料です。当時、世の中は戦乱と天災で混乱しており、仏教の教えが廃れて悪
がはびこる世界になってしまうという「末法思想」が流布していました。土地の有力者や僧侶は大事な経典をこのような立派な経筒に納めて土中に埋めて保管することにより、功徳を積み極楽浄土へ行くことを祈願しました。真慈悲寺の僧侶が重要な役割を果たした
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