手足口病が流行しています

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ページID1027101  更新日 令和6年6月21日

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手足口病が流行しています!


現在、都内において手足口病の報告数が増加しており、令和6年第 24 週(6月10日から6月16 日まで)において2年ぶりに都の警報基準を超え、大きな流行となっています。手足口病は主に夏に小児を中心に流行する感染症です。 ご家庭、保育所、幼稚園、学校等においても、感染予防策の徹底をお願いします。

手足口病とは

原因

コクサッキーA群ウイルス(Coxsackievirus Group A)とエンテロウイルス71型(Enterovirus71)が主な原因となります。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスによって感染します(飛まつ感染)。また、水疱の内容物や便に排出されたウイルスが手などを介し、口や眼などの粘膜に入って感染します(経口・接触感染)

症状・治療

3〜5日の潜伏期間の後、口の粘膜・手のひら・足の甲または裏などに2〜3mmの水疱性の発しんが現れます。発熱は約3分の1にみられますが、高熱になることはあまりありません。一般的に軽症で、発しんは3〜7日で痂皮(かさぶた)を残さずに消失します。重症化はまれですが、合併症として急性脳炎や心筋炎があげられます。
特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。口の中に水泡ができ食事がとり難いため、柔らかく薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけることが大切です。頭痛やおう吐、発熱が続く場合は主治医に相談しましょう。

予防法

お子さんへ

  • アルコールは効きにくいため、石けんと流水による手洗いをこまめにしましょう。(手洗いは多くの感染症に共通する重要な予防策です)
  • 幼稚園、保育園など集団生活ではタオルの共用を避けましょう
  • お子さんが理解できる範囲で咳エチケットを心がけましょう(人に向けてくしゃみをしないなど)

保護者の方や保育所などの職員の方へ

  • 手指衛生や咳エチケットなど、感染防止に心がけましょう
  • 症状がおさまった後も、患者さんの便の中にはウイルスが含まれますので、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には手洗いを心がけましょう
  • お子さんに咳などの症状のある場合は 、登園、登校を見合わせるなど無理をさせないように配慮しましょう
  • 保育所、幼稚園、学校などの集団生活では、タオルの共用は避けましょう

「咳エチケット」

  • 咳やくしゃみ等の症状があるときはマスクをつけましょう。
  • 咳やくしゃみの際、ティッシュ等で口と鼻を覆い周りの人から顔をそむけましょう。
  • 使ったティッシュは直ちにビニール袋に密封するか、ふたつきのごみ箱にすてましょう。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課
直通電話:042-581-4111
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。