都内で麻疹(はしか)が発生しています

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ページID1026271  更新日 令和6年3月13日

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都内で麻しん(はしか)の患者が発生しています

今年、国内で麻しん患者の発生事例が複数確認されており、都内でも麻しんの確定例が発生しています。
麻しんは感染力がきわめて強く、多くの人に感染します。麻しんを疑う症状が現れた場合には、事前に医療機関に連絡してから、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

麻しん(はしか)

麻しん(はしか)とは

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。
免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
周りへ感染させる期間は、症状の出現する1日前(発しん出現の3~5日前)から発しん消失後4日くらいまで(または解熱後3日くらいまで)とされています。

症状

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。 肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。

治療について

特別な治療法はなく、つらい症状を軽減するための処置(対症療法)が行われます。合併症があればそれに応じた治療が行われます。症状がないこともあります。治療しないでいると病気が進行します。

予防方法

麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。
麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。このため予防接種法の対象疾患として区市町村が予防接種を実施しています。
定期接種では麻しん・風しんの混合ワクチン(MRワクチン)として接種します。

第1期 生後12カ月以上24カ月未満の者
第2期 5歳以上7歳未満の者であって、小学校入学前の1年間

※日野市では、2歳以上18歳まで(19歳の誕生日の前日まで)の方で定期の予防接種の機会を逸失した方に対し、接種機会を提供するため費用を助成する日野市独自の制度があります。
詳細は以下のリンク先をご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課
直通電話:042-581-4111
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。