梅毒が急増しています!

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ページID1024328  更新日 令和5年8月3日

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梅毒急増中です!

梅毒急増中です。梅毒は早期治療が大切です。

梅毒患者報告数は男女ともに増加しています。
1999年に感染症法に基づく調査が始まって以降、2022年には最も多い報告数(3,677件)となりました。
男性は20歳代~50歳代、女性は20歳代で増えています。

梅毒とは

病原体

梅毒は梅毒トレポネーマという細菌が感染することで起こる感染症です。

潜伏期

約1カ月(症状が早くでてきたり、遅れて出てきたり個人差があります)

症状

症状がないこともあります。治療しないでいると病気が進行します。

  • 第1期 
    感染後約3週間で、感染した場所(性器、肛門、口など)に、できもの、しこり、ただれなどができます。治療しなくても、数週間で症状は消えます。
  • 第2期
    第1期の症状が一旦消えた後に、1~3カ月経つと、手のひらや足の裏など全身に発疹やブツブツができます。治療しなくても、数週間~数ヶ月で症状は消えます。
  • 潜伏梅毒
    症状がないまま何年も経過することがありますが、皮膚や内臓で病気は静かに進んでいます。
  • 後期梅毒
    数年~数10年後に、心臓、血管、神経の異常が現れることがあります。
梅毒は感染しても症状が出ない人もいます。検査を受けないと感染したかどうかは分かりません。気になることがある場合は、検査を受けましょう。

検査

梅毒トレポネーマの検出または血液検査で診断します。検査は感染したと思われる時から4週間以上経過してから受けることが必要です。

都内の保健所や都の検査室では、匿名(とくめい)・無料でHIVや梅毒の検査・相談を受けることができます。ご希望の方は以下のリンクをご参照ください。

治療

抗菌薬が有効です。菌を死滅させることはできても、臓器などに生じた障害を元に戻すことはできません。早期の治療が大切です。パートナーも検査を受け、感染していたら治療することが重要です。

感染経路

菌を排出している感染者との粘膜や皮膚の接触を伴うセックスで感染します。妊娠中に感染すると、胎児に感染させる可能性があります。

免疫

免疫はできないので、何度も感染します。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課
直通電話:042-581-4111
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。