梅毒が急増しています!
梅毒急増中です!
都内における2024年の梅毒報告数は3,760件で、4年連続で増加、感染症法に基づく調査開始以降、過去最多となりました。梅毒は、感染力が強く気づかないうちに進行する場合があります。自分の症状が梅毒なのか判断がつかないときには、検査を受けて、早期発見につなげることが大切です。
また、梅毒はじめ性感染症は誰でもかかる可能性のある病気ですが、一人一人が正しい知識を持ち、適切な行動を心がければ予防でき、感染拡大を防止できます。正しい知識を身につけ、感染拡大を防ぎましょう。
梅毒とは
病原体
梅毒は梅毒トレポネーマという細菌が感染することで起こる感染症です。
潜伏期
約1カ月(症状が早くでてきたり、遅れて出てきたり個人差があります)
症状
症状がないこともあります。治療しないでいると病気が進行します。
- 第1期
感染後約3週間で、感染した場所(性器、肛門、口など)に、できもの、しこり、ただれなどができます。治療しなくても、数週間で症状は消えます。 - 第2期
第1期の症状が一旦消えた後に、1~3カ月経つと、手のひらや足の裏など全身に発疹やブツブツができます。治療しなくても、数週間~数ヶ月で症状は消えます。 - 潜伏梅毒
症状がないまま何年も経過することがありますが、皮膚や内臓で病気は静かに進んでいます。 - 後期梅毒
数年~数10年後に、心臓、血管、神経の異常が現れることがあります。
検査
梅毒トレポネーマの検出または血液検査で診断します。検査は感染したと思われる時から4週間以上経過してから受けることが必要です。
都内の保健所や都の検査室では、匿名(とくめい)・無料でHIVや梅毒の検査・相談を受けることができます。ご希望の方は以下のリンクをご参照ください。
治療
抗菌薬が有効です。菌を死滅させることはできても、臓器などに生じた障害を元に戻すことはできません。早期の治療が大切です。パートナーも検査を受け、感染していたら治療することが重要です。
感染経路
菌を排出している感染者との粘膜や皮膚の接触を伴うセックスで感染します。妊娠中に感染すると、胎児に感染させる可能性があります。
免疫
免疫はできないので、何度も感染します。
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