平成19年度第7回教育委員会定例会 会議録

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ページID1004482  更新日 平成30年2月16日

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平成19年度第7回日野市教育委員会定例会

開催日時

平成19年(2007年)10月11日(木曜日) 午後2時~午後2時26分

開催場所

教育委員会室

議事(要旨)

開始午後2時

[田口委員長]

ただいまから、平成19年度第7回教育委員会定例会を開会いたします。

本日の会議録署名は、馬場委員にお願いします。

本日の案件は、報告事項3件です。

議事に入ります前に、事務局より発言を求められておりますので、発言を許可します。

[徳田庶務課長]

千葉義夫教育委員が平成19年9月30日に就任しましたので、ご紹介させていただきます。任期は平成19年9月30日から平成23年9月29日までです。以上です。

[田口委員長]

ありがとうございました。就任された千葉委員より、一言ご挨拶をお願いします。

[千葉委員]

千葉と申します。日野市平山に住んでおります。どうぞよろしくお願いいたします。

[田口委員長]

それでは議事に入ります。

報告事項第22号・平成19年第3回日野市議会定例会の報告、について事務局より報告をお願いします。

報告事項第22号平成19年第3回日野市議会定例会の報告

[徳田庶務課長]

報告事項第22号・平成19年第3回日野市議会定例会の報告です。

議案書の2ページをご覧下さい。第3回日野市議会定例会は、会期が9月3日から9月28日までの18日間でした。

一般質問は、質問者が22名、内教育委員会関係が10名。質問件数は45件、内教育委員会関係が12件ありました。一般質問の要旨については、別表1の記載のとおりです。3、4ページに学校教育関係、4、5ページに生涯学習関係が記載してあります。

市長提出議案が26件、議員提出議案が9件、合計35件、内教育委員会に関するものが6件ございました。

議案の概要について説明します。

  1. 平成18年度日野市一般会計決算の認定についてですが、認定されました。決算の総額が524億9587万700円。内教育費が74億4814万5646円です。この決算にかかる18年度の主要な事業は6ページの後ろにある別表3に記載のとおりです。別のページ数がふってあります。14ページまでです。後ほど、詳細についてはご覧下さい。
  2. 日野市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定についてです。これは三沢台小学校と百草台小学校を統合し、七生緑小学校として新たに設置するという内容です。これについても可決されました。
  3. 日野市立教育センター設置条例の一部を改正する条例の制定についてです。運営委員に日野市職員を任命する際の文言整理です。これも可決されました。
  4. 平成19年度日野市一般会計補正予算です。補正総額が21億3157万7千円、内教育費が8076万1千円です。予算総額が543億5224万2千円、内教育費が95億8159万円となりました。補正予算の内訳につきましては、6ページの別表に記載のとおりです。
  5. 日野市教育委員会委員の任命についてです。山畑仁教育委員の後任として、市長が千葉義夫氏を日野市の教育を託するにふさわしい人物と判断し、議会に対して同意を求め、承認を受けたものです。千葉義夫委員を選任したものであります。
  6. も同様、日野市教育委員会委員の任命についてです。田口直教育委員の任期が平成19年10月1日で満了することに伴い、引き続き日野市の教育を託するにふさわしい人物として議会に同意を求め、承認を受けたものです。

次に請願の関係です。請願第19-8号・日野市教育部・日野市教育委員会が「前三沢台小学校校長が保護者に事前に連絡なしに子ども個人をテーマに保護者会を開催し、保護者に同意を得ずに子どもの個人情報を含む文書を自ら配布した件」について具体的な説明を拒否し続ける事態の解決を求める陳情です。これは継続となりました。

以上、報告を終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了いたしました。ご質問やご意見がございましたらお願いします。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第22号を終了いたします。

次に報告事項第23号・日野市教育委員会後援等名義使用実績報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第23号日野市教育委員会後援等名義使用実績報告

[岩田文化・スポーツ課長]

報告事項第23号・日野市教育委員会後援等名義使用実績の平成19年4月から9月分までの報告をします。

議案書11ページをご覧下さい。下段の日野市教育委員会後援等名義使用承認です。4月7件、5月12件、6月9件、7月7件、8月4件、9月9件、6カ月間で48件となっております。なお、個別の事業名につきましては、8ページから11ページに記載されておりますので、ご覧下さい。

[田口委員長]

事務局より報告が終了しました。ご意見やご質問がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第23号を終了します。

[田口委員長]

報告事項第24号・学校図書館ネットワークシステムの構築状況、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第24号学校図書館ネットワークシステムの構築状況

[小澤図書館長]

報告事項第24号・学校図書館ネットワークシステムの構築状況についてご報告いたします。

14ページをお開き下さい。学校図書館ネットワークシステムについてです。ネットワークシステムの概要をご説明いたします。この事業につきましては、平成17年度に制定いたしました日野市子ども読書活動推進計画に基づいての事業です。市内の小・中学校、教育センターの図書館の蔵書をデータ化し、学校・教育センター、さらに市立図書館をネットワーク化するものです。図書の管理・検索・貸出等をコンピュータで行うことにより、これらの作業が簡易化されます。また統計等のデータ作成により授業運営に生かすことが可能となるものです。

次に、ネットワークシステム構築により学校が可能となる業務を6点ほど挙げさせていただきます。

  1. 各蔵書の貸出・返却・予約作業が簡易なものとなります。
  2. 各種統計等の処理・活用ができるようになります。具体的には、読書指導のためのクラス毎の貸出統計、分類別貸出数、生徒の読書歴等が統計として、データを作成することができます。
  3. 自校・他校の図書館蔵書データが検索することができます。
  4. 教育センターの教育図書等の蔵書データの検索が可能となります。
  5. 市立図書館蔵書データの検索が学校から可能となります。
  6. 市立図書館蔵書データを活用し、学校の蔵書の受入・整理が可能となります。

以上が、主に可能となる業務です。

おおまかな導入スケジュールでございますが、

  1. 19年度でシステム構築、機器類の設置を行います。
  2. 本稼動は20年度4月を予定としております。

最後に今後の作業ですが、

  1. 各学校にパソコン、バーコードスキャナー、プリンターを設置いたします。
  2. 学校の蔵書にバーコード添付、データセット作業を行います。これはシステム導入業者により実施します。1校当たり約2週間の予定で、10月22日の週から12月いっぱいにかけて作業を行います。
  3. システム仕様の検討・決定を10月下旬から11月にかけて行います。
  4. 操作研修でございますが、3学期の2月から3月にかけて行う予定でおります。

なお、15ページにシステムの構成イメージを添付してございますのでご覧ください。

以上でございます。

[田口委員長]

事務局より報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。

馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

これは他校同士の本の貸出や借入はできるのですか。

[小澤図書館長]

それは可能です。ただ、各学校で授業でお使いになると思いますので、市立図書館の図書の貸出が中心となるのではないかと思います。

[馬場委員長職務代理者]

もう1点は、生徒の読書歴というのがあります。個人のプライバシーの問題ではないかと思いますが、これはどうなのですか。この管理をネット上に入れるということについて、その辺のことをお伺いします。

[小澤図書館長]

市立図書館では個人の読書歴は個人データが漏れないようにということなので、返却とともに消滅させております。なお、学校につきましては、業者の話では、学校の先生方が各児童・生徒の読書歴をある程度知りたいという要望もあるそうです。ですので、このシステムの導入につきましては、システム仕様の検討の中で取り扱いを決めたいと思っています。

[馬場委員長職務代理者]

例えばネット上でのデータの流出というのは、しばしば起こる問題ですよね。

[小澤図書館長]

今後の作業の中に、3番目にシステム仕様の検討がございます。学校の先生方も含めて、その辺のシステムの仕様を決定しますので、その時に当然議論になると思います。

[馬場委員長職務代理者]

これは学校側からの要望が強いのですか。読書指導に生徒の読書歴をコンピュータの中に入れなければ分からないのかどうかという問題ですね。

[小澤図書館長]

そういう統計データなのですけれども、今まではそういう処理ができなかったと思います。毎回、貸出等の紙あるいは読書カードで処理していたと思います。

[馬場委員長職務代理者]

読書歴を調べる必要があるのかなと思うのですが。

[徳田庶務課長]

読書歴の部分につきましては、可能となる業務ということで、未だ決定しているわけではございません。使い道としましては、子どもたちは自分の読書カードを持っていて、何を読んだかが分かります。そういう意味では、子ども達が必要とする場合にこういったデータがとっておけるという意味で可能な業務の中に入れてあるという意味合いが強いと思います。今後、仕様の検討の中で、子ども達が自分が読んだ本の記録をどのように扱うかが検討されて、決定していくことになるかと思っております。

[渡辺委員]

意見になってしまうのですが、ちょっと行き過ぎではないかと思います。十分検討して、こういう意見があったことを伝えて下さい。

[徳田庶務課長]

セキュリティーの部分の話題もございましたが、学校情報セキュリティーポリシーが既に制定されております。それに則った形で情報が漏洩しないような仕組みはこれにも適用するということで進んでまいります。

[田口委員長]

学校図書のネットワークですけれども、中央図書館や教育センターの蔵書があります。そうすると、学校図書館が中央図書館から借りたり、教育センターから借りたりすることも可能になるのですか。

[小澤図書館長]

はい。

[渡辺委員]

今のことについて細かいことですが、A校が検索したらC校に希望する本があるという場合は、取りに行くのですか。それとも、交換システムのようなものがありますか。

[小澤図書館長]

現在、図書館と学校を結んでいます本の搬送便があります。それを活用することが可能です。

[田口委員長]

そうすると、学校であるテーマを研究しようとした場合、今までは学校の先生が中央図書館等で借りてきたのですか。

[小澤図書館長]

先生からご連絡がありまして、希望の図書があった場合につきましては、先ほど申しました学校を回ります本の搬送便でお届けしております。

[田口委員長]

例えば電気なら電気と、一斉に中学校8校で教えるような時期には、本に関して早めに申し込んだ方が良いということになるのですか。

[小澤図書館長]

やはり順番になると思います。

[馬場委員長職務代理者]

学校間で本の交換、他校の本が借りられるというシステムをきちんと確立しない場合には各校間の連携はいらないと思うのです。特に学校に置かれている本の数というのは限られています。その学校で特に必要なものが置かれていて、余分なものはないと思います。ですから、中央図書館や教育センターは先生が教育センターを活用するのによく使われます。コンピュータシステムだから何でもつなげれば良いというものでもないかなと思います。本当に必要ならそういうシステムの中に入れても良いのだけれども、読書指導のための学校のデータが流出するということがあったら、問題かなと思います。

どうでしょう、具体的には各学校で他校に貸し出すほど余裕があるのでしょうか。私の知っている範囲内ではそれはちょっと困るということが多いのではないかと思います。本はそれほどたくさんないと思います。

[小澤図書館長]

具体的には、市立図書館にある本の学校への貸出がほとんどだと思います。

[栗原教育部長]

各学校の蔵書の実態として、各学校間でどこの学校にどんな本があるか事務局としても十分に把握していません。これをデータ化することで、少なくとも自分の学校になくて他校にある等という認識も当然、出てくるかと思います。

今後の利用の中で、仮に他の学校のものを使っていなければ有効活用するということもひとつの方法かと思っています。そういう部分で他校間の仕組みを今のうちに作っておくことも大事だと思っております。

[渡辺委員]

図書館と学校の図書室の間の貸し借りの搬送ルートというのはもう既にできているのですか。

[小澤図書館長]

昨年度は2週間に1回、今年度は毎週木曜日に行っています。

[田口委員長]

そうすると、例えばA校の中で子どもたちに貸し出すというのは、このネットワークとは関係ないのですか。子ども達に貸し出す場合も、中央図書館で行っているようにピッとカードで貸し出せたら簡単かなと思ったのですけれども。

[小澤図書館長]

学校の児童・生徒についても当然、貸出システムを利用していきます。

[田口委員長]

今は違いますね。

[小澤図書館長]

おそらく、現在は図書カードで貸し出していると思います。

[田口委員長]

今度は学校内もバーコードでスッとできるようになるということですか。学校図書室の中だけでもできるようになるということですか。

[小澤図書館長]

はい。

[田口委員長]

分かりました。他にご質問、ご意見ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第24号を終了します。

次に平成19年11月の行事予定について、事務局より説明をお願いいたします。

※平成19年11月の行事予定については省略

[田口委員長]

以上をもちまして、本日の案件はすべて終了いたしました。

これにて平成19年度第7回教育委員会定例会を閉会いたします。

閉会午後2時26分

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