平成19年度第9回教育委員会定例会 会議録

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1004486  更新日 平成30年2月16日

印刷 大きな文字で印刷

平成19年度第9回日野市教育委員会定例会

開催日時

平成19年(2007年)12月20日(木曜日) 午後2時~午後3時23分

開催場所

教育委員会室

議事(要旨)

開始午後2時

[田口委員長]

ただいまから、平成19年度第9回教育委員会定例会を開会いたします。

本日の会議録署名は、渡辺委員にお願いします。本日の案件は、追加案件も含め、議案13件、報告事項5件です。

会議の進め方ですが、議案第25号及び議案第26号と、議案第32号、議案第33号、議案第34号及び議案第35号は、それぞれ一括審議として審議したいと思います。また、議案第30号及び議案第31号は個人情報を含むため、報告事項第31号は自己情報のため公開しない会議とし、会議の最後に審議したいと思います。

よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、議案第25号及び議案第26号と、議案第32号、議案第33号、議案第34号及び議案第35号はそれぞれ一括審議とし、会議規則第12条により、議案第30号、議案第31号及び報告事項第31号は公開しない会議とし、会議の最後に審議いたします。

それでは議事に入ります。議案第24号・日野市体育施設条例施行規則の一部を改正する規則の制定について、を議題といたします。事務局より提案理由の説明をお願いします。

議案第24号日野市体育施設条例施行規則の一部を改正する規則の制定について

[岩田文化スポーツ課長]

議案第24号・日野市体育施設条例施行規則の一部を改正する規則の制定について説明いたします。

提案理由は、平成19年度第6回教育委員会定例会報告事項第19号で報告しました体育施設予約システムの再構築にあたり、平成20年3月1日から南平体育館の施設予約方法が申請書による申請からシステムによる申請に変更となるため、該当部分について改正するものです。新旧対照表にて説明させていただきますので、4ページ、5ページをご覧下さい。第2条、体育施設利用の個人と団体が並列的に記載されていたものを、個人で利用できる施設と団体で利用できる施設と分かりやすくするため、文言整理をしました。

第3条及び第4条の見出し部分に「等」を加え、条文に利用の停止を加えました。これにつきましては、利用頻度の高いテニスコートを無断で2回利用しない場合は、3カ月間の利用停止としてペナルティを課し、無駄な空をなくすことにより有効利用を図るものです。第6条、南平体育館の予約システム移行により、使用申請書が不要となったため、当該部分を削除するものです。

6ページ、7ページをご覧下さい。同条第6項です。「及び」という言葉が二度繰り返されていることから、表現を改めさせていただきました。第7条中、「利用申請」を「抽選により利用」とシステムにあわせた表現といたしました。使用回数を3回から5回に増やし、利用者の利便を図るものです。第9条は、申請書が不要となった南平体育館を削除するものです。

8ページ、9ページをご覧下さい。別表第1の一番下のところに南平体育館について追加しました。別表第2です。陸上競技場の夜間の部分は、市民要望にあわせて、陸上競技場クラブハウス脇のコーナー2ヵ所に照明を設置いたしまして、夜間の利用を可能にする予定です。時間を拡大して市民のスポーツに親しむ時間を確保するものです。

続きまして10ページから19ページにつきましては、第3号様式、第3号様式の2、第7号様式の南平体育館に関する文言を削除したものです。

今回の改正につきましては、予約システムの利便性の拡大、利用における公平性の確保、施設の有効利用及び市民要望にあわせて利用の拡大を図り、市民のスポーツの普及促進をさらに進めるという趣旨です。

この規則は平成20年3月1日から施行するものです。よろしくご審議をお願いします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見は終結します。

お諮りします。日野市体育施設条例施行規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第24号は原案のとおり可決されました。

次に議案第25号・日野市立学校体育施設の開放に関する規則の一部を改正する規則の制定について、議案第26号・日野市立学校体育施設開放実施細則の一部を改正する規則の制定について、を一括議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第25号日野市立学校体育施設の開放に関する規則の一部を改正する規則の制定について

議案第26号日野市立学校体育施設開放実施細則の一部を改正する規則の制定について

[岩田文化スポーツ課長]

議案第25号・日野市立学校体育施設の開放に関する規則の一部を改正する規則の制定について説明いたします。提案理由は、学校プール開放の実態にそぐわない文言がありますので、整理をするものです。

新旧対照表で説明させていただきますので、24、25ページをご覧下さい。第3条、第7条における中学校に関する文言を削除するものです。理由につきましては、32、33ページをご覧下さい。この別表第1の中で、区分、プール開放とございます。その下に(小学校)と記載がされてありますが、中学校のプール開放につきましては、平成8年度をもって終了し、見直しが図られていましたが、その際に、この規則の改正が漏れてしまったということで、ここで改正をさせていただくものです。

なお、23ページにありますように、この規則は公布の日から施行するものです。

続きまして27ページの議案第26号・日野市立学校体育施設開放実施細則の一部を改正する規則の制定についてご説明いたします。提案理由は、体育施設予約システムの再構築にあわせて文言整理をするものです。新旧対照表にて説明させていただきますので、30、31ページをご覧下さい。第9条につきましては、先ほどの議案第25号にて審議をいただきました日野市体育施設条例施行規則の表現にあわせて、同じ体育施設と表現を統一させていただくものです。第11条は、システムにあわせた文言整理をさせていただいております。

続いて32、33ページをご覧下さい。開放日の部分です。上段の部分とテニスコートの部分です。学校開放につきましては、夏時間とそれ以外の時間という区分けをしていますが、7月から9月までを6月から8月までに改めます。これにつきましては、先ほどのプール開放の中学校と同様に、月数を変更する際に手続き漏れがあったものです。この一部改正に伴いまして現在の利用期間に変更はなく、利用者への影響は一切ありません。

続きまして二段下の校庭部分です。ナイター開放につきましては、4月中旬から10月31日までということで今までは決まっておりましたが、これを平日はナイターを行えますという表現に改めさせていただきます。市民要望あるいはスポーツ施設がなかなか思うように利用できないという中で、ナイター開放時間を拡大することを考えておりまして、そのために表現を改めさせていただきました。

続きましてプール開放です。これにつきましては、開始時間を30分繰上げた変更をお願いするものですが、プール開放運営委員会からの要望によりまして変更をさせていただくものです。

今回の改正につきましては、施設の利用拡大を目指して、利用者のスポーツをする機会を増やすというものです。

この規則につきましては、平成20年3月1日から施行するものです。よろしくご審議をお願いします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。

直接、関係ないのかもしれませんが、中学校のテニスコートは全校にあるのですか、それとも一部ですか。

[岩田文化スポーツ課長]

開放で利用できるものは一部です。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。渡辺委員。

[渡辺委員]

校庭のところで、新は月曜日から金曜日まで、旧は毎月の土曜日、日曜日及び休日となっていて、それは理由があるのですか。毎月の土曜日、日曜日及び休日から月曜日から金曜日まで、(中学校のナイター開放校のみ)も改めましたよね。

[岩田文化スポーツ課長]

校庭の1段目、2段目につきましては夏時間とそれ以外の時間を表現しておりまして、新についてはナイター開放校について午後9時までということで学校開放が終了する時間を表現をさせていただきました。旧につきましては、ナイター開放校について午後の時間帯が午後5時までということで、ナイター開放の終了時間が明記されておりませんでしたので、新で明記をさせていただきました。

[渡辺委員]

分かりました。

[田口委員長]

他にご質問ございませんか。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見は終結いたします。

1件ずつお諮りします。議案第25号・日野市立学校体育施設の開放に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第25号は原案のとおり可決されました。

次に議案第26号・日野市立学校体育施設開放実施細則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第26号は原案のとおり可決されました。

議案第27号・日野市立図書館運営規則の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第27号日野市立図書館運営規則の一部を改正する規則の制定について

[小澤図書館長]

議案第27号・日野市立図書館運営規則の一部を改正する規則の制定について説明いたします。提案理由は、今後増加する相互利用協定に対応できるよう文言を整理し、図書館資料の適正な管理を推進するとともに、市民の共有財産である資料を多くの市民が有効に活用できるよう規則の一部を改正するものです。

38、39ページの新旧対照表で説明いたします。

第3条の旧では、「多摩市に居住する者は、」となっておりますが、これを「日野市との間において市立図書館の相互利用に関する協定を締結した市に居住する者は、」と改めるものです。今まで多摩市と相互利用協定を結んでおりました。今後、京王沿線7市の締結をはじめ、相互利用が増えると思われておりますので、対応できるよう文言を整理したものです。

第8条中「資料の貸出は、貸出期間内に利用できる点数とし、」を「資料(図書・雑誌)の貸出点数は合わせて30点を上限とし、」に改めるものです。これは今まで貸出上限を設けずにおりましたが、多くの市民の方々に図書館資料を有効に利用していただくために、30点という上限を設けたものです。

さらに第18条です。「この規則に定めるもののほか必要な事項は、教育長が別に定める。」の委任事項を設けさせていただきました。これにより、貸出、返却等に係る事項に関して要項等を整備いたします。

なお、この規則は平成20年4月1日より施行いたします。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。渡辺委員。

[渡辺委員]

確か多摩市、稲城市、八王子市に拡大されましたが、7市というのは、他にどんなところが見込まれるのですか。

[小澤図書館長]

現在7市で進めておりますのは、京王沿線の八王子市、日野市、多摩市、稲城市、府中市、調布市、町田市の7市になります。

[渡辺委員]

それから貸出点数30点というのはどうなのですか。今、こんなに借りる人はいるのでしょうか。

[小澤図書館長]

実は相当数を借りていらっしゃる方がおりまして、一番多い方で、10月では600点を超えていた方がいらっしゃいました。それから100点を超える方が10月に2人ほどいらっしゃいました。

[田口委員長]

どのようにして持って帰るのですか。

[小澤図書館長]

ザック等で持って帰られます。ただ、これにより待っている方が多くなってしまうという弊害があります。

[田口委員長]

主に、ここに書いてある資料とはどういうものですか。

[小澤図書館長]

それぞれいろいろで、例えば小説、料理や手芸関係等に関する本です。

[田口委員長]

他にご質問ございませんか。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見を終結します。

お諮りします。日野市立図書館運営規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第27号は原案のとおり可決されました。

次に議案第28号・第21期日野市公民館運営審議会委員の委嘱について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第28号第21期日野市公民館運営審議会委員の委嘱について

[増子公民館長]

議案第28号・第21期日野市公民館運営審議会委員の委嘱についてご説明いたします。日野市公民館設置条例第5条に基づき、第21期日野市公民館運営審議会委員を別紙のとおり委嘱するものです。

第21期日野市公民館運営審議会委員の学識経験者として委嘱しているところの、綾部志保子さんより、一身上の都合から辞職したい旨のお話がありました。つきましては、同じく学識経験者として後任に酒井烈さんを委嘱するものです。公民館では来年度、公民館基本計画を策定する予定になっております。つきましては、酒井さんは現在、第3次行財政改革の市民委員、また日野市環境基本計画の遂行に尽力されている日野市環境市民会議等の役員を務めていらっしゃいます。そういう立場の観点から公民館基本計画策定等にご意見等賜わりたいと思いまして委嘱するものです。

なお、任期につきましては、日野市公民館設置条例第7条第2項により、前任者の残任期間となっております。平成20年6月30日までの任期となります。以上でございます。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございませんか。

公民館運営審議会の委員というのは全部で何名いらっしゃいますか。

[増子公民館長]

10名です。

[田口委員長]

その内の1名が今回変わるということですね。他の方々も任期は平成20年6月30日までですか。

[増子公民館長]

はい、そうです。

[田口委員長]

他にございませんか。

[田口委員長]

なければ、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。第21期日野市公民館運営審議会委員の委嘱について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第28号は原案のとおり可決されました。

次に議案第29号・教育委員会職員人事の専決処分について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第29号教育委員会職員人事の専決処分について

[徳田庶務課長]

議案第29号・教育委員会職員人事の専決処分について説明いたします。

日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条により、専決処分したので同規則同条第2項の規定により報告し、承認を求めるものです。

44ページに対象の名簿が記載しています。これは日野市教育委員会第8回定例会において、日野市教育委員会事務局処務規則が一部改正されました。この中で、第5条のうち、学校課の給食係が保健給食係に改正されたことにより、係長の職名変更があったため、人事発令を行ったものです。説明は以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。

[田口委員長]

なければ、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見を終結します。

お諮りします。教育委員会職員人事の専決処分について、を原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第29条は原案のとおり承認されました。

次に議案第32号・平成19年度第5回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第13号の行政情報の公開に関する専決処分について、議案第33号・平成19年度第5回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第14号の行政情報の公開に関する専決処分について、議案第34号・平成19年度第6回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第19号の行政情報の公開に関する専決処分について、議案第35号・平成19年度第6回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第20号の行政情報の公開に関する専決処分について、を一括議題といたします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第32号平成19年度第5回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第13号の行政情報の公開に関する専決処分について

議案第33号平成19年度第5回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第14号の行政情報の公開に関する専決処分について

議案第34号平成19年度第6回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第19号の行政情報の公開に関する専決処分について

議案第35号平成19年度第6回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第20号の行政情報の公開に関する専決処分について

[徳田庶務課長]

議案第32号から35号まで、一括した形での説明とさせていただきます。

この4件は、いずれも日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により、行政情報公開請求について部分公開として専決処分したので、同規則第2項の規定により報告し、教育委員会の承認を求めるものです。

提案理由は、教育委員会の公開しない会議で審議した議案について行政情報公開請求がありましたが、公開請求の決定にあたり教育委員会定例会に諮る時間的余裕がありませんでした。そのため、教育長の専決により部分公開と決定したため報告し、承認を求めるものです。

4件いずれも請求日、決定日は同一で記載のとおりです。

請求内容は、いずれも平成19年度第5回定例会の議案について行政情報非公開決定に対する不服申立てに係る決定についての配布資料及び議事録を求めたものです。

決定内容は、4件とも、不服申立て人の氏名及び住所は個人に関する情報で、特定の個人が識別できるものであるため非公開とし、議案と議事録を部分公開するものです。

内容につきましては、それぞれ別紙1に議案書、議案書についてはいずれも不服申立て人の氏名住所をマスキングしております。別紙2として会議録の要旨を添付しています。会議録のうちマスキングした部分は、本件についての対象外の部分です。

以上、説明を終わります。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了いたしました。ご質問がございましたらお願いします。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見は終結します。

1件ずつお諮りします。平成19年度第5回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第13号の行政情報の公開に関する専決処分について、を原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、議案第32号は原案のとおり承認されました。

お諮りします。平成19年度第5回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第14号の行政情報の公開に関する専決処分について、を原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第33号は原案のとおり承認されました。

お諮りします。平成19年度第6回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第19号の行政情報の公開に関する専決処分について、を原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第34号は原案のとおり承認されました。

お諮りします。平成19年度第6回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第20号の行政情報の公開に関する専決処分について、を原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第35号は原案のとおり承認されました。

次に議案第36号・平成19年度第4回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第9号の行政情報の公開に関する専決処分について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第36号平成19年度第4回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第9号の行政情報の公開に関する専決処分について

[徳田庶務課長]

議案第36号・平成19年度第4回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第9号の行政情報の公開に関する専決処分についてご説明いたします。

日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により、行政情報公開請求第67号について非公開として専決処分したので、同規則第2項の規定により教育委員会に報告し、承認を求めるものです。平成19年度第4回教育委員会定例会の公開しない会議で審議した議案第9号について行政情報公開請求がありましたが、当該請求の決定にあたり、教育委員会に諮る時間的余裕がありませんでした。そのため、教育長の専決処分により非公開と決定したため、報告し、承認を求めるものです。

96ページをご覧下さい。

請求日、決定日については記載のとおりです。請求内容につきましても、記載のとおりです。

決定内容は平成19年度第4回教育委員会定例会の議案第9号は、個人に関する情報を含む人事管理に関する行政運営情報であるため、日野市情報公開条例第7条第2号、第6号に該当し、非公開とするものです。以上で説明を終わります。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問はございますか。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見は終結します。

お諮りします。平成19年度第4回教育委員会定例会の公開しない会議において審議した議案第9号の行政情報の公開に関する専決処分について、を原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議ないと認めます。議案第36号は原案のとおり承認されました。

次に報告事項に入ります。報告事項第29号・コミュニティ・スクール導入準備の経過報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第29号コミュニティ・スクール導入準備の経過報告

[下田教育部主幹]

コミュニティ・スクール導入準備の経過報告について報告いたします。

98ページをご覧下さい。コミュニティ・スクールの導入準備について、平山小学校と平山台小学校の統合新校の教育のあり方についての3つの柱の1つとして、コミュニティ・スクールの導入が提言されております。また、平成17年度日野市立教育センターにおいて、地域運営学校として調査・研究され、平山小コミュニティネットが提案されております。平山小学校において、平成19年9月から学校運営連絡協議会を準備委員会として立ち上げました。準備委員会を3回開催しまして、検討内容としては、導入については異論はありませんが、教職員人事について東京都教育委員会に直接意見を述べたり、校長が示す学校経営や教育課程の編成を承認する等の権限や役割が大きすぎて、不安であるというご意見があります。

したがいまして、無理なくゆるやかなスタートをしたいというのが現場の現在の主な意見です。導入時期は、平山小の落成式後の平成20年7月に導入したいとしております。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。

[渡辺委員]

両校の統合協議会の中間報告で提言されたということですが、確認ですけれども、中間報告の後の最終報告を出されたのですか。

[下田教育部主幹]

はい。

[渡辺委員]

そこには当然、引き継がれて提言をされているわけですね。

[下田教育部主幹]

そうです。

[渡辺委員]

分かりました。

[田口委員長]

他にご質問、ご意見はございませんか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第29号を終了いたします。

報告事項第30号・(仮称)日野市学校教育基本構想検討委員会の経過報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第30号(仮称)日野市学校教育基本構想検討委員会の経過報告

[下田教育部主幹]

(仮称)日野市学校教育基本構想検討委員会の経過報告について報告いたします。

100ページをお開き下さい。既に教育委員会事務局内でプロジェクトチームを設置いたしまして、学校教育基本構想の素案を作成しました。その素案を日野市の学校教育の現状と課題としてまとめまして、平成19年10月から月1回のペースで検討委員会を開催しております。

まず1回目に、日野市の学校教育の現状と課題を提出しました。その現状と課題に沿って検討しましたが、事務局からもう少し具体的なデッサンを示してほしいという提案がありまして、第2回目にデッサンとして、12項目の基本施策(案)を提示いたしました。その際、施策について「問い」の形式で提示しましたが、「問い」の形では漠然としているので、具体的な施策(案)について提示することになり、第3回目に具体的な施策(案)を提示しました。

そして、12ある基本施策の内、特別支援教育、幼児教育、特色ある学校づくりの3項目について検討をし、ご提案もいただいたところです。このペースで今後も引き続き検討していきたいと考えています。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。

これは月1回のペースで行っているということで、12項目を何回かに分けて具体的施策について検討されているのですけれども、全て終わるのはいつ頃でしょうか。

[下田教育部主幹]

当初は平成20年3月の予定で進んでいたのですが、若干遅れるかもしれません。その後、教育委員会に中間報告をしていく予定です。

[田口委員長]

他にございませんか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第30号を終了します。

追加案件に入ります。報告事項第32号・平成19年第4回日野市議会定例会の報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第32号平成19年第4回日野市議会定例会の報告

[徳田庶務課長]

報告事項第32号・平成19年第4回日野市議会定例会の報告をいたします。

2ページをご覧下さい。第4回日野市議会定例会は、会期が12月3日から12月19日までの17日間でした。

一般質問は、質問者が21名、内教育委員会関係が14名、質問件数は41件、内教育委員会関係が18件ありました。

一般質問の要旨につきましては、別表1の記載のとおりです。3、4ページに学校教育関係、5から7ページに生涯学習関係の要旨をまとめました。

次に議案の関係です。市長提出議案31件、議員提出議案6件、合計37件の内教育委員会に関するものは6件でした。

議案の概要についてご説明いたします。初めに、平成19年度日野市一般会計補正予算です。補正総額が6億7485万9千円。内教育費が8542万3千円です。予算総額が550億2710万1千円、内教育費が96億6701万3千円となりました。補正予算の内訳につきましては、8ページの別表2に記載のとおりです。この議案については可決されました。

(2)日野市立日野第一中学校校舎改築工事請負契約の締結について、(3)日野市立日野第一中学校校舎改築電気設備工事請負契約の締結について、(4)日野市立日野第一中学校校舎改築給排水衛生設備工事請負契約の締結についてです。いずれも日野第一中学校の改築工事を行うための契約案件です。いずれも承認されました。

(5)(仮称)平山城址公園駅前複合施設備品の買入れについて、これはこの施設の中で開設する平山図書館の備品購入の案件です。これについても承認されました。

(6)日野市立平山小学校改築及び併行防音建築工事請負契約の変更についてです。これは平山小学校の付帯設備工事を行うための契約変更ですが、これについても承認されました。

次に請願の関係です。請願第19-8号・日野市教育部・日野市教育委員会が「前三沢台小学校校長が保護者に事前連絡なしに子ども個人をテーマに保護者会を開催し、保護者に同意を得ずに子どもの個人情報を含む文書を自ら配布した件」について具体的な説明を拒否し続ける事態の解決を求める陳情です。これは継続となりました。以上です。

[田口委員長]

事務局より報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。

渡辺委員。

[渡辺委員]

一般質問等要旨の一番最初にある古賀議員からの質問で、後で報告がある学力テストのことで、「学校別の公開は考えていない。来年度については、前向きに取り組む」というのは、どういう意味ですか。学校別の公開を前向きに取り組んでいくという意味ですか。

[田口教育部参事]

ご説明させていただきます。古賀議員からは、学校別の公開及び来年度の文部科学省の学力・学習状況調査の実施について、どうするのか、参加すべきというようなご質問でした。そのことにつきまして、ここでは来年度については前向きに取り組むという発言をさせていただきました。

[渡辺委員]

学校別の公開のことではないのですね。この文章だとそうとも取れましたので、分かりました。

[田口委員長]

他にございませんか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第32号を終了します。

報告事項第33号・平成20年度全国学力・学習状況調査、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第33号平成20年度全国学力・学習状況調査

[田口教育部参事]

報告事項第33号、平成19年度全国学力・学習状況調査の結果分析についてです。

そのことにつきましては、本年4月24日に実施されたものですが10月24日に本市及び各学校に結果が届きました。

その結果を受けまして、本市は「ひのっこきょういく」11月26日の58号で公表したところです。また、次回59号では、本日の資料にございます生活状況調査の分析を載せてまいりたいと思います。

本日につきましては、ご提示しました報告書及び資料をもとに、指導主事から小学校国語A、B、算数A、B、中学校国語A、B、数学A、Bについて、それぞれグラフ等を用いながら分析結果をご報告したいと思います。このようなことを踏まえまして、来年度の平成20年度全国学力・学習状況調査につきましては、分析をした結果、授業改善に大いに成果が見られる資料が得られるということから、来年の4月22日に実施してまいりたいと考えています。では、指導主事から報告させていただきます。

[梶野指導主事]

それでは、平成19年度全国学力・学習状況調査の結果分析をご説明いたします。

追加議案書並びに別冊にしております教育委員会資料をご覧下さい。

まず、追加議案書の20ページになります。生活状況の調査ということで少し分析をまとめております。22ページには「ひのっこきょういく」の原稿を載せさせていただいております。こちらで少し分析した別冊資料でご説明させていただきます。

別冊資料を3枚ほどめくっていただきますと、はじめに小学校、児童質問紙、途中から中学校、生徒質問紙となっております。

まず最初に、朝食の話題がよく出ますけれども、児童小学校の1番、こちらが朝食のことでございますが、基本的には日野市の子どもたちは国や都に比べて朝食を食べている、どちらかといえば食べているという児童が多い結果になっております。

続きまして1枚めくっていただきまして7番のところです。テレビを見る時間やゲームをする時間などのルールのことについてですけれども、日野市の子どもたちはルールを決めている、どちらかといえば決めているという児童の割合が国や都に比べても多くなっているということが挙げられております。

また、質問番号49番のところに、昨年度から話題になっておりますいじめに関する質問があります。「いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思いますか」という質問に対しまして、逆に、当てはまらない、どちらかといえば当てはまらないという児童の割合が6.9%ということで、この割合が実は国や都よりもやや高めになっております。

さらにそこから少しめくっていただきますと中学校になります。ページ数をふっておりませんが、99まで小学校です。その次のところから生徒質問紙になりまして、こちらからが中学3年生の状況になっております。

こちらも話題になっています朝食のところを見ますと、日野市の生徒は国や都に比べまして、食べている、どちらかといえば食べているという生徒の割合は多くなっております。

また、子どもたちの中では携帯電話の問題がありますけれども、そのことにつきましては、質問番号19番のところになります。最近、携帯電話やインターネット等によるいろいろなトラブルに巻き込まれるという話も出ておりますけれども、日野市の子どもたちで携帯電話を持っていないと答えている割合は国や都の同じ中学3年生に比べるとぐっと少なくなっており、裏を返せば多くの子どもたちが携帯電話やメールを利用しているということになります。そういうところからも情報安全教育の必要性を感じております。

また先ほどのいじめの問題ですが、質問番号51番のところになります。こちらも先ほどの小学校6年生と同じように、「いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思いますか」という質問に対しまして、当てはまらない、どちらかといえば当てはまらないと答えた生徒が15・7%ということで、やはりこれも国や都に比べて割合が高くなっております。そちらのところ、実は11月、12月、いじめ防止強化月間に取り組んでいる日野市としましては、校長会、副校長会でこのデータを提示しまして、今後、学校での健全育成、豊かな心の育成に向けた取り組みをお願いしているところです。生活状況については以上のところをご参考に見ていただけたらと思います。

続きまして、学力の分析に入らせていただきます。私からは主に国語を中心にお話させていただきます。まず、議案書の中に綴じ込んでおります12ページのところからですが、これは国語、算数、国語、数学のA、Bそれぞれにつきまして日野市の子どもたちの正答数による分布、そしてそこに国や都の割合が出ております。国語12ページ、13ページは小学校6年生です。そして16ページ、17ページは中学校3年生の結果となっております。概ね、この山の並びを見ますと、国や都と同じような傾向になっておりますが、正答数の低いところというのは国や都に比べると低い分布、そして逆に正答数の高いところを見ますと、国や都の割合よりは高い分布を示しております。概ね日野市の子どもたちは平均的には国や都より超えています。国語については、そのような全体的な傾向を示していると言えます。それぞれにおきまして簡単にご説明いたします。10ページをご覧下さい。また、綴じ込み資料に少し細かな分析を載せておりますので、一緒にご覧いただきたいと思います。

まず小学校6年生国語A、Bについてですが、全国や都に比べますと基本的には平均を超えていると言えます。国語Aにつきましては、言語事項のところのポイントが都よりもやや低い結果が出ておりますが、総体的に見ますと国や都と同じ、またはそれ以上の平均正答率を示していると言えます。

課題で見ますと、国語Aのところでは、話すこと・聞くことの、日野市の平均正答率が低くなっております。設問数が2問と少ないところでの結果ですが、実はそこのところは別紙に載せておりますが、話すこと・聞くことが2問出ております。どちらも複数に正答率のところで出てしまっております。このあたりから総合して考えますと、やはり目的や相手を計画的に設定しながら話したりまたは話し合ったりする活動を授業の中で効果的に取り入れていくことが必要であると考えます。また国語Bの活用に関する問題では、読むことの領域につきまして、やや低い結果が出ております。そのあたりから、やはり文章からしっかり読み取り、または、集めた情報を活用して表現する力、PISA型のリーディングリテラシーのところとも関わってきますけれども、読書活動の推進等、しっかり本を読んで考えていくことが必要だと言えると思います。

11ページをご覧下さい。中学3年生の国語A、Bについてご説明いたします。

中学3年生につきましては、こちらも小学校6年生と同様、全国、都と比べますと概ね平均は超えて高いということができます。ただ国語Aの書くことは都や全国と比べてやや低い結果が出ています。この書くことにつきましては、実は国語Bでも同じように日野市の中では、やはり平均正答率がやや低いと言えます。これは単純にただ書くことができないということではなくて、読み取ったり集めた情報をいかにきちんと文章に書くかということ、または先ほども触れましたが、読書活動を進めていく中で、すぐれた文章にふれる機会を多く設けていくことで文章を書いたり、読んだりという力を高めていくことが必要だと感じております。

国語は以上です。

[鈴木指導主事]

それでは小学6年生の算数A、Bから説明させていただきます。

14、15ページのグラフをご覧下さい。

特に小学校算数Bですが、他のグラフと比べていただいても分かると思うのですが、形がかなり違っています。これは不得意なところがあるということを示しています。14ページのグラフをみると不得意なところがない児童がたくさんいるのが分かるのですが、15ページのグラフを見ると14問全問正解というところが非常に下がっている状況から、苦手を持っていることがうかがえます。算数A,知識に関する問題ですが、東京都の平均と同じで、全国平均より高い結果が出ましたが、学習指導要領の領域別に見ますと、数と計算、数量関係では都の平均より高いですが、量と測定、図形については都の平均正答率より低い結果が出ました。

日野市での課題ですが、数と計算では、たし算における2回目の繰り上がり、かけ算とわり算においては小数点の位置、式のきまり、これは括弧や四則計算が混ざった計算のことですが、これを使う問題においては、計算する順番の理解ができない児童がいました。

これを踏まえて改善策として、やり方だけではなくて、実際に物を動かしたり集めたりして、具体物を利用してイメージ化を図って、徐々に抽象物へつなげていくことを指導していきたいと思います。

それから、図形については実際に作図したり操作したりしていくことが大事だと思います。例えばこういう三角形がある時に、これだけで長さを測るのではなく、面積は一平方センチメートルがいくつあるかということを実感するべきですので、マス目を入れて、箱の中にマスが幾つ入っているかを確認しながら目に訴えるようなこと。それから、ICTを使って実際に変化、それから比べるということを行っていけたらと思っております。

算数B活用の部分ですが、やはり量と測定、図形の平均正答率が低い結果が出ています。課題としては、割合の問題において、割合を利用して計算することに課題があります。それから、2つの図形を比べたり、2つのことを比べてどちらが安いか、どちらの方が得かという問題について課題がある児童がいます。

対策としては、割合の学習は実生活の中で、例えばパンを20%引きで買ったり、100円のパンを20%引きで買ったらいくらか、こういう実生活に基づいた事例、それから2つの事例を比べる時には、比べる時のポイント、それから順番、解き方の道筋を使い、確かめながら取り組むような学習をしていく必要があると思います。小学校は以上です。

次に数学A、Bについて説明させていただきます。

数学A、Bについてですが、結果は全国平均より上回っておりました。しかし、小学校とよく似ているのですが、数量関係の部分は数学Aで課題があり、全国を下回る問題が幾つかありました。

6段目になります。問題としては、反比例の表を埋めるという問題では、そのグラフや表の特徴を掴んで埋めることはできていませんでした。

対策としては、日常的な事象を表やグラフで特徴をつかんで、そして数学的な表現を使って説明する機会、学習の体系、グラフや表をICT等を使って作図体験していく授業体系を進めていきたいと思っております。

数学Bは、課題としては、数式によって得られた価が何を表わしているのかというところが説明できない。説明という問題があったのですが、説明できない。お互いに関連しあっている複数の条件を整理できなかったということがあります。

対策としては、数式がAは何を表わしている、Bは何を表わしているということを説明したり、導き出された答えが何を表わしているのか、どういう結果が出てきているのか、そういうことを説明していくという、お互いに学びあっていく学習スタイル。数量関係の表やグラフについては先ほど申しましたが、お互いに導き出した考えを共有し合うことが大事かと考えております。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。

先ほどのいじめのところですけれども、別紙の49と51ですね。この、どちらかといえばあてはまらないというのは、これで見ると3のところを見れば5.4%というふうになるのですか。

[梶野指導主事]

はい。

[田口委員長]

中学校は11.8%ですよね。これは他のところと比べると小・中学校ともに3の値が若干多いとみれば良いですね。

[梶野指導主事]

はい。

[田口委員長]

他にございますか。

[千葉委員]

この分析の際にベースとなる表示の仕方ですが、この仕方から見ると、正答率が例えば12ページの国語Aでみますと正答率が9問まで達していない、要するに非常に低いところという形の幅が多く見えますけれども、これ裏返して見ますと、18問中18問正解の児童と1問だけ間違えた児童を足しますと、それだけでもう3分の1以上に達するわけです。従って、この表の縦軸と横軸の表示を変えることで、問題点の所在というのは違った見方もできるのではないかと思います。すなわち、このテストでは測ることができない現在の到達度が高いところにあるお子さんたちの分析が今お聞きしたお話の中には入っていないのではないか。逆にまた、そういった部分に視点を置いていかないと、例えば14ページの算数Aでみますと、このAの問題であれば18問、19問正解した児童が約半数いるということです。試験で満点を取るというのは大変なことであって、これは文部科学省自体の作問に対する課題にもなってくるのですが、分析の時に、その子たちはいいんだというような形の分析になってしまうと、過半数の児童について対応がなされないという結果になると思いますので、今、できなかった子たちの部分についての分析は十分になされておられるようですけれども、この学力調査をきっかけに、当市としてはそういった、ここで点数が取れている子たちに対する対応をどうするかということも、併せて研究、ご検討いただければと思います。

[田口教育部参事]

今回の分析につきましては、国が7割の到達度を基準としておりました。本市としましてはその7割をクリアしていない子たちに、どういうアップをさせていこうかということをまず考えさせていただきました。

千葉委員の言われることについては、今後また検討してまいりたいと考えています。

[田口委員長]

他にご質問、ご意見はございませんか。

ここまでよく膨大な調査を一つの表におまとめになられたと感心しております。他にご質問やご意見がなければ、ここで報告事項第33号を終了いたします。

次に平成20年1月の行事予定について事務局より説明をお願いいたします。

※平成20年1月の行事予定については省略

[田口委員長]

これより議案第30号、議案第31号及び報告事項第31号に入りますが、本件に関しましては、公開しない会議の中で行いますので、関係職員以外の事務局説明員は退席していただきたいと思います。よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

それでは、関係職員以外の事務局説明員は退席をお願いいたします。

なお、本件の終了をもって、平成19年度第9回定例会を閉会といたします。

(関係者以外退室)

閉会午後3時23分

このページに関するお問い合わせ

教育部 庶務課
直通電話:庶務係 042-514-8692 施設係 042-514-8698 業務サポート係 042-514-8716
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-583-9684
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所5階
教育部庶務課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。