平成19年度第2回教育委員会定例会 会議録
平成19年度第2回日野市教育委員会定例会
開催日時
平成19年(2007年)5月10日(木曜日) 午後2時~午後2時23分
開催場所
教育委員会室
議事(要旨)
開始午後2時
[田口委員長]
ただいまから、平成19年度第2回教育委員会定例会を開会いたします。
[田口委員長]
本日の会議録署名は渡辺委員にお願いします。
本日の案件は、議案1件、報告事項3件です。
[田口委員長]
それでは、議事に入ります。議案第1号・第2期日野市立教育センター運営審議会委員の委嘱について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。
議案第1号 第2期日野市立教育センター運営審議会委員の委嘱について
[半田教育センター事務長]
議案第1号・第2期日野市立教育センター運営審議会委員の委嘱についてご説明いたします。
1ページをお開き下さい。次の者を第2期日野市立教育センター運営審議会委員に委嘱するものとする。平成18年度第2回教育委員会におきまして委嘱した委員の内、平成19年3月をもって異動がありました。そのために欠員が生じましたので、その補欠委員を委嘱するものです。
2ページをお開き下さい。委嘱者については記載のとおりでございます。なお、任期につきましては、設置条例第10条第3項におきまして、補欠委員の任期は前任者の残任期間とすると謳ってありますので、平成19年4月1日から平成20年3月31日まででございます。以上です。
[田口委員長]
事務局からの説明が終了いたしました。ご質問がございましたらお願いいたします。
[田口委員長]
ないようですので、ご意見を伺います。
[田口委員長]
ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。
お諮りします。議案第1号・第2期日野市立教育センター運営審議会委員の委嘱について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
[田口委員長]
異議なしと認めます。議案第1号は原案のとおり可決されました。
報告事項に入ります。報告事項第5号・行政情報の公開請求、について事務局より報告をお願いいたします。
報告事項第5号 行政情報の公開請求
[田辺学校課長]
報告事項第5号・行政情報の公開請求についてご報告いたします。
4ページをお開き下さい。1番から説明させていただきます。
1番です。市民の方から行政情報の公開請求がございました。行政情報の公開請求日は平成19年4月2日、決定日は平成19年4月16日です。
請求内容につきましては、東京都から派遣されている教育部参事に対する服務・監督権が日野市教育委員会にあることを示す情報です。公開内容については、部分公開としています。これは職員派遣に関する協定書の中の個人情報に係る部分を除き公開としたものです。
2番です。行政情報の公開請求日が平成19年4月13日、決定日は平成19年4月27日です。請求内容につきましては、平成19年2月に日野市教育委員会教育長から東京都多摩教育事務所長に送付された「保有個人情報の利用停止請求に対する意見聴取について(回答)」の文書です。公開内容につきましては、全部公開しています。
3番です。行政情報の公開請求日は平成19年4月2日、決定日が平成19年5月1日です。請求内容につきましては、教育部参事、統括指導主事、指導主事の異動歴です。公開内容につきましては、履歴カードに記載されている異動歴を全部公開としています。
以上でございます。
[田口委員長]
事務局からの報告が終了いたしました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。
[田口委員長]
なければ、報告事項第5号を終了いたします。
報告事項第6号・平成19年度「選べる学校制度」による入学者数、について事務局より報告をお願いいたします。
報告事項第6号 平成19年度「選べる学校制度」による入学者数
[田辺学校課長]
報告事項第6号・平成19年度「選べる学校制度」による入学者数についてご報告いたします。
6ページをお開き下さい。上段の表の小学校からご説明させていただきます。小学校につきましては、平成19年度に入学する人数が1,555名でした。この内、国立の小学校に4人入学し、私立小学校に30人入学いたしました。
その結果、日野市立小学校に入学した人数が1,521人でした。この1,521人の内、指定校以外の学校を選んだ人数が217人で、選択率14.3%となりました。前年の選択率が17%でしたので、2.7%の減となっています。
学校別の入学者数につきましては、表の右端の欄のとおりとなっております。
下段の中学校につきましては、19年度に入学する人数が1,545人でした。この内、国立の中学校に1人入学し、私立中学校に184人入学しています。
その結果、日野市立中学校に入学した人数が1,360人でした。この1,360人の内、指定校以外の学校を選んだ人数が226人で選択率16.6%となりました。前年の選択率が15.2%でしたので、1.4%の増となっています。
学校別の入学者数につきましては、表の右端のとおりです。
続きまして7ページをお開き下さい。入学者数の状況です。
左側から学区内の対象者数、平成19年4月7日付の入学者数です。また、入学者数の内訳として学区内からの入学者数と学区外からの入学者数の状況を載せています。
右の表は学区内対象者数と実際に入学した者の比率です。年度別に表示しています。
小学校につきましては、前年に比べまして2.7%減となっておりますが、その要因としまして、潤徳小学校が211%から165.4%と前年に比べまして45.6%減となっています。こうしたことが選択率が下がった要因と考えられます。
中学校につきましては、七生中学校が91%から106.2%と15.2%増えています。こうしたことが増加の要因と考えられます。
続きまして8ページをお開き下さい。8ページは、どの学校から転入してきて、どの学校に転出したかを表で表わしているものです。例えば一番上の日野第一小学校です。表を横に見ていきますと、日野第四小学校から5人、仲田小学校から7人が入ってきています。また、表を縦に見ますと、日野第一小学校は日野第四小学校に1人、潤徳小学校に26人、日野第七小学校に4人、仲田小学校に2人が転出しているというものです。
この表の中で潤徳小学校をご覧下さい。潤徳小学校につきましては、日野第一小学校から26人、日野第四小学校から33人、日野第八小学校、百草台小学校から1人ずつ、南平小学校から3人、夢が丘小学校から2人の合計66人の方が入ってきています。その主なものが第一小学校と第四小学校の調整区域から入ってきている子どもたちでございます。
下の中学校の三沢中学校をご覧下さい。三沢中学校につきましても、日野第一中学校から59人、七生中学校から5人、日野第三中学校から15人、大坂上中学校、平山中学校から1人ずつの合計81人の方が入ってきています。日野第一中学校からの転入が主ですが、59人の転入の内調整区域からは27人、調整区域外からは32人の方が三沢中に入ってきている状況です。
潤徳小学校、三沢中学校など一部の学校で規模が大きくなっている状況がうかがえます。このため、規模が大きくなっている要因がどういうところにあるのか、選べる学校制度との関係で要因を調査するため、部内に選べる学校制度プロジェクトチームを立ち上げました。チームは小中学校の代表の校長先生、教育部長、教育部の課長、指導主事によって構成し、現在検討しているところです。この中で調整区域の取り扱いについても検討をしています。以上でございます。
[田口委員長]
事務局からの報告が終りました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。渡辺委員。
[渡辺委員]
今、お話がありましたプロジェクトチームの検討結果は、いつ頃になる予定ですか。
[田辺学校課長]
年内に検討の報告をしていきたいと考えています。再来年度に向けてどのような対応をとったら良いのか等を進めたいと思っています。
[田口委員長]
他にございますか。
[田口委員長]
ないようですので、報告事項第6号を終了いたします。
報告事項第7号・百草台小学校耐震補強工事の先送りに関する報告、について事務局より報告をお願いいたします。
報告事項第7号 百草台小学校耐震補強工事の先送りに関する報告
[徳田庶務課長]
報告事項第7号・百草台小学校耐震補強工事の先送りに関する報告です。
10ページをご覧下さい。この報告の趣旨です。耐震設計の結果、耐震補強工事の工期が最短で約5カ月かかることが判明し、学校長、保護者、教育委員からの意見を総合的に踏まえて落ち着いた学習環境の確保、安全な教育環境の確保に支障となるものと判断し、日野市としてやむを得ず工事を先送りするものです。
これまでの経過です。まず、耐震診断、設計の結果、百草台小学校は改築する必要は無いものの、多くの補強を要するということが判明いたしました。市としては耐震補強工事を実施すべく経費を平成19年度予算に計上し、国に対し補助金を申請しているところでありましたが、実際に設計すると、工事期間が耐震化事業の実績を基にした当初の予定、夏休み中に終わるという予定よりも延長し、7月から11月中旬くらいまでかかるということで、かなりの長期間になることが判明しました。これにより、百草台小学校の夏休みの保護者、児童の活動に影響が出てきます。また、夏休みから二学期にかけて、落ち着いた学習環境を保障することが難しくなります。工事中の校舎、これは音楽室・家庭科室・パソコン室などの特別教室、保健室、職員室等を使用しなければならないという状況となりました。
これを受けて、説明会及び意見聴取をご覧のとおりの日程で行いました。
意見の内容でございます。耐震補強と、教育環境の確保に優劣が付けられない。子どもたちの安全を考えると耐震工事は必要と思うし、教育環境を考えるとやめてもらいたいし、答えを出すのは難しい。子どもたちの安全を確保して耐震工事を実施して欲しい。最後の一年間の思い出を作ろうとしているので、思い出を作る機会がなくなってしまう。工事中止の場合、予算を可能な限り新校に投入し、よい学校にして欲しい。夏休み期間中も百草台小学校の合唱部は、毎日半日の練習をしており、影響が大きい。子どもたちは、統合によってなくなる学校の思い出作りをしている。工事に入るとたくさんの思い出を作る機会がなくなってしまうので見送って欲しい。様々なご意見がありましたが、集約すると以上のようなご意見となっております。
結論としまして、日野市として百草台小学校耐震補強工事は必要ではあるが、子どもたちの安全、教育環境への影響、阪神淡路大震災における教育施設の被災状況、校長、保護者の意見などを総合的に判断し、工事を先送りすることにいたしました。
これにつきましては、既に市長決裁は終わっています。以上、報告を終わります。
[田口委員長]
事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。
意見の内容の中に「工事中止の場合、予算を可能な限り新校に投入し」とありますが、これは可能ですか。
[徳田庶務課長]
これにつきましては、財政担当とも相談した中で、できる限りのことをしていきたいと考えているところです。
[田口委員長]
他にはございますか。
[田口委員長]
ないようですので、報告事項第7号を終了します。
次に6月の行事予定について、事務局より説明をお願いいたします。
※平成19年6月の行事予定については省略
[田口委員長]
以上をもちまして、本日の案件はすべて終了いたしました。
これにて平成19年度第2回教育委員会定例会を閉会いたします。
閉会午後2時23分
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