平成17年度第12回教育委員会定例会

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1004526  更新日 平成30年2月16日

印刷 大きな文字で印刷

平成17年度第12回日野市教育委員会定例会

開催日時

平成18年(2006年)3月3日(金曜日)午後2時7分~午後3時7分

開催場所

教育委員会室

議事(要旨)

開始午後2時7分

[田口委員長]

ただいまから、平成17年度第12回教育委員会定例会を開会いたします。

[田口委員長]

本日の会議録署名は渡辺委員にお願いします。

本日の案件は、議案8件、報告事項2件です。

[田口委員長]

それでは、議事に入ります。議案第25号・日野市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則の制定について事務局より提案理由の説明をお願いします。

議案第25号 日野市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則の制定について

[小林庶務課長]

議案第25号・日野市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則の制定についてご説明申し上げます。今回の一部改正につきましては、教育委員会事務局の組織を一部改正するものでございます。その改正内容ですが、1点目、ICT活用教育推進室を設置いたします。これはICT教育の環境整備とICT活用による効果的な指導ができるようにするための支援体制を整備するものでございます。

2点目、現在、庶務課にあります給食係を学校課へ移します。移す理由といたしましては、食育の推進を図っていくことと保健等との連携をさらに充実させるということでございます。

議案書の4ページ、5ページをお開き願います。新旧対照表にて説明させていただきます。第2条、日野市教育委員会事務局に次の部、課及び係を置くということで、従来、部の次に課及び係を置くとなっていましたが、室の設置に伴いまして、課、室と室を加えるものでございます。次に同じ第2条の教育部の庶務課、現在は庶務係、施設係、給食係とありますが、給食係を学校課へ移すため、庶務課から給食係を削除しまして、学校課学務係の次に給食係を加えるものでございます。それから、文化スポーツ課の次に、今回新しく設置いたしますICT活用教育推進室を追加いたします。

第3条(職制)でございます。職制につきましても、新しく室を置きますので、部に部長、課に課長、室に室長、と室に室長が置けるように規定するものでございます。また、第3条第2項後半の部分ですけれども、ICT活用教育推進室には係を置きませんので、係を置かない課及び室にあっては課及び室に主任を置くことができる、ということで課に直接主任が置けるように規定するものでございます。第4項につきましても従来、課に主幹、副主幹及び主査、係に主査を置くことができるというものを、室にも同じような職の主幹、副主幹及び主査が置けるように規定するものです。第5項は部に統括指導主事、学校課に指導主事を置くことができるというように規定するものです。従来は学校課に指導主事を置くことができるという規定でしたが、今回、統括指導主事を置けるように位置づけるものでございます。第6項も同じように室ができることによって、課及び室というように室にも業務主査及び業務主任を置くことができることを規定するものです。

第4条(権限)でございます。第4条第3項、課長及び室長ということで、新しく室ができることによって室長を加えて、室長も所管事務の直接の担当者として上司を補佐し、所属職員を指揮監督して業務の合理的、能率的な遂行に努めなければならないという権限を位置づけるものでございます。

第5条(事務分掌)につきましても新しく室ができますので課の次に室を加えて、6ページの新しく、それぞれ庶務課、学校課、ICT活用教育推進室の事務分掌を改定するものでございます。まず庶務課ですが、庶務係の(12)他の課及び室に属さないことと規定しています。これは、新しく室ができますので教育部の業務の中で、他の課及び室に属さないことを庶務課庶務係の業務とするということを規定するものです。施設係の下段の傍線の部分です。これは現在ある給食係に対しての事務分掌4項目を学校課に移すことによって削除いたします。次に学校課になります。学務係の下に新しく給食係を入れます。事務分掌としては従来の庶務係に位置づけられていた4項目(1)から(4)に加え、(5)として食育の推進に関すること、ということで新たに付け加えるものです。次に文化スポーツ課の下にICT活用教育推進室を新しく位置づけします。室の事務分掌として(1)学校の情報環境の整備・運用支援に関すること、(2)ICT活用教育の推進に関すること、この2項目をICT活用教育推進室の事務分掌といたします。

3ページに戻りまして付則として、この規則は平成18年4月1日から施行するものです。以上でございます。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了いたしました。ご質問がありましたらお願いします。山畑委員。

[山畑委員]

今述べられたICT活用教育推進室ができて、今度その中では学校の情報関係の整備やICT活用教育の推進に関することというのが内容としてあるのですけれども、ICT活用教育、いわゆるICTを活用した教育ということだと思いますが、この事業ができることは良いですけれども、こういうものをつくる構想というか、そういうものがあると思うのです。ある教育課程をここで行っていくということ以上の構想があると思うのですが、その辺はどうなのですか。

[小林庶務課長]

今回、日野市として、教育委員会としてICT活用教育環境の整備を進めていく中で、日野市立小・中学校のICT教育環境整備計画を作成しました。その中で基本方針としては、国のIT戦略本部が作成したe-Japan重点計画に入れられた目標を達成するために環境の整備を行って、それを活用した教育を進めていくということで位置づけをしています。整備計画と実際に運用を行っていく中で、ICTを活用した教育を進めていくために、指導できるメディアコーディネータを配置し、実際に活用を進めていくための指導をしてもらうという形で位置づけています。18年度には4名のメディアコーディネータを配置する予定です。

[田口委員長]

ハード面ではどうですか。

[小林庶務課長]

ハードにつきましては、17年度に先にということで日野四小と夢が丘小については17年度に整備をして、研究発表等をさせていただいております。18・19年度の2ヵ年をかけまして、全小・中学校に必要な機器あるいは校内LAN等を整備していきます。

[田口委員長]

他にご質問ありますか。渡辺委員。

[渡辺委員]

この室ができると何人ぐらいの方をここに配属させる予定ですか。

[小林庶務課長]

室長1名、コンピュータ関係の専門的な知識を持った者1名を配置いたします。あわせて先ほど申し上げましたメディアコーディネータを4名配置し、それぞれ学校に出向いて、直接支援する体制をとってまいります。

[田口委員長]

他にございますか。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

給食係に新しく食育の推進に関すること、と入ったのですけれども、食育の推進について具体的な内容はどうなりますか。

[小林庶務課長]

食育の推進に関すること、ということでかなり表面的には幅広く具体的に何をということがなかなか読み取れない部分がございますが、昨年、国に食育基本法が制定されました。それに基づいて日野市も食育に関する推進計画を作成するための作業を行っているところでございます。食育というのはなかなか捉えにくく、理解するのに難しい部分もあるのですが、食に関する教育ということで、食に関する全ての教育についてと理解しているところです。

[田口委員長]

馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

(3)栄養指導に関すること、とあります。その(3)栄養指導に関することと、(5)食育の推進に関すること、というのはダブらないのですか。

[小林庶務課長]

深く調べてなく申し訳ない部分もございますが、栄養指導に関することは、国の学校給食を実施するうえで、給食を実施する際に栄養指導ということが位置づけられているのだと思います。今回、食育をそういったものも含めて捉えるということで考えていくということになれば、今後この内容について、ご指摘があったようにその辺も含めて検討をしていく必要があろうかと思います。

[田口委員長]

他にありますか。教育長。

[加島教育長]

今度、統括指導主事を設置することになったのですが、統括指導主事は課長クラスです。統括指導主事の権限というのは、第4条第3項に課長及び室長は所管事務の直接の担当者として上司を補佐し、所属職員を指揮監督して業務の合理的、能率的な遂行に努めなければならない、という規定があります。ここで統括指導主事も読んでしまおうということですか。

[小林庶務課長]

課長職ということで第4条第3項の中での位置づけであり、ここには事務局の処務規則すべてが表示はされていません。その中で第6条に事務処理の特例がございます。教育長は必要があるときは、前条の規定にかかわらず、他の事務を兼ねさせ、又は担任以外の事務を処理させることができる、とあります。これは事務処理という部分ですけれども、それと重ね合わせてということです。

[田口委員長]

他にご質問ありますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見を伺います。教育長。

[加島教育長]

今の説明でそのような位置づけということなのですけれども、統括指導主事なので、やはり課長である、あるいは統括指導主事はこういう仕事をやるんだということをはっきり示す等、行っておいたほうが良いような気もします。後で良いですからお願いします。

[田口委員長]

他にご意見ありませんか。

[田口委員長]

なければ、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第25号・日野市教育委員会事務局処務規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第25号は原案のとおり可決されました。

次に議案第26号・日野市教育委員会事務局事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第26号 日野市教育委員会事務局事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について

[小林庶務課長]

議案第26号・日野市教育委員会事務局事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について、ご説明申し上げます。議案書9ページになります。

提案の理由は前段でご審議いただきました日野市教育委員会事務局処務規則の一部改正に伴い、事務局事務決裁規程の一部を改正するものです。新旧対照表でご説明申し上げます。12ページ、13ページをお開き願います。

まず第2条でございます。第2条の(6)、課長処務規則第3条に定める課長及び室長をいう、ということで、新しくICT活用教育推進室を設けますので、室長を課長職の用語の中で課長と室長を呼ぶとの位置づけをします。それから第13条、ICT活用教育推進室長の専決事項を新たに付け加えます。ICT活用教育推進室長は、学校及び関係機関との連絡調整に関する事項を専決することができる、と位置づけるものでございます。従来の13条、14条、15条につきましては、この室長の専決事項を13条として新たに付け加えることによって1条ずつ繰り下げるものでございます。以上でございます。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

勘違いしているかもしれませんけれども、ICT活用教育推進室長は、統括指導主事が兼務するのだと考えていました。しかし教育長の質問があって、これは違うのかなと思ったのですが、その辺のところはどうなのですか。通常、統括指導主事に対しては室長ということで課長職と認識していたわけです。この辺はどうなのですか。

[小林庶務課長]

ICT活用教育推進室長には統括指導主事を兼任していただくことになります。室長ということで、課の設置になりますので、まず室長という職名をつけて、その中で統括指導主事も兼任するということで、業務的には推進室の業務と指導主事を統括して指導していくという業務の2つございます。

[加島教育長]

今度新たな統括指導主事となる方は、指導主事として田口参事の下に入って学校全般の指導業務にも関わる。プラスもう1つ、情報教育の推進ということを室長という立場で推進していく。この2つの役割があります。ですからたまたま兼任いたしますから、一本かなと思うのですけれども、兼務ですから、2つの職の仕事をひとりで行うという形になります。場所も学校から離れていたのでは良くないということで、隣の会議室を使用していく予定です。

[田口委員長]

渡辺委員。

[渡辺委員]

理屈上は兼任しない場合もあるのですか。室の仕事だけする室長と、統括指導する指導主事と2つに分かれる場合だってあり得るわけですね。

[小林庶務課長]

はい。

[田口委員長]

他にご質問ありませんか。

[田口委員長]

ご質問がなければご意見を伺います。

[田口委員長]

馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

先ほど教育長からも話がありましたけれども、兼務する、しないにかかわらずやはり統括指導主事の位置づけというのをはっきり決めておかないといけないと思います。そうしないと、私はイコールだと思っていましたから。やはり統括指導主事としての仕事もあると思いますので、どこかできちんと整理しておく必要があるのではないかと思います。

[田口委員長]

他にご意見ありますか。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見は終結いたします。

お諮りします。議案第26号・日野市教育委員会事務局事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第26号は原案のとおり可決されました。

次に議案第27号・日野市教育委員会所管職員の職名に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第27号 日野市教育委員会所管職員の職名に関する規則の一部を改正する規則の制定について

[小林庶務課長]

議案第27号・日野市教育委員会所管職員の職名に関する規則の一部を改正する規則の制定について、ご説明申し上げます。

提案理由は、日野市教育委員会事務局処務規則の一部改正に伴い、所管職員の職名に関する規則の一部を改正するものです。議案書の18ページ、19ページをお開き願います。新旧対照表で説明させていただきます。

別表(第5条関係)ということで表を提示させていただいております。新の方の9番統括指導主事、これは先の議案でご説明させていただきましたように、課長職として統括指導主事を設けます。そのために8番の事務長の次に9番として統括指導主事を入れます。10番以降13番まで、それに基づいて1番ずつ繰り下げています。次に14番指導主事、これは学校課に指導主事を置くことができると規定されているのですけれども、これまでこの職名に関する規則の中に指導主事が載っておりませんでした。今回、統括指導主事を新たに加えることとあわせて、不備があったものをここで他の例規と照らし合わせて、整合性をもたせるために14番に指導主事を位置づけさせていただきました。15番の係長以下については、新たに2つ入ったことによって2番ずつ繰り下げています。以上でございます。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第27号・日野市教育委員会所管職員の職名に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第27号は原案のとおり可決されました。

次に議案第28号・日野市立学校学校医等の委嘱について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第28号 日野市立学校学校医等の委嘱について

[佐々木学校課長]

議案第28号・日野市立学校学校医等の委嘱について、ご説明いたします。

学校医の任期は、日野市立学校の学校医等の任命に関する規則で2年となっております。平成18年3月末で任期が終わりますので、平成18年4月から平成20年3月までの2年間を22ページから26ページに記載してあります学校医等に委嘱するものです。幼、小、中学校全体で140人の枠があります。兼任する先生もいますので、全部で93人に委嘱いたします。

なお、昭和57年から全校対象として精神科医1名を委嘱しておりましたが、現在は小学校、中学校ともにスクールカウンセラーがおり、ほとんど相談がありませんので、この3月をもって精神科医は委嘱を廃止します。このことに関しては日野市医師会の了承も得ております。

なお、この先生方の推薦は日野市医師会、日野市歯科医師会、薬剤師会の三師会から推薦をいただいて、それに基づいて委嘱するものでございます。以上で説明を終わります。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。

馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

この委嘱の名簿を見ますと、ほとんど日野市内在住の方ですが、お一人だけ昭島市在住の方がいらっしゃいますが、これはどういう事情ですか。

[佐々木学校課長]

住所は昭島ですけれども、開業は日野市で行っているということで日野市の三師会に入っています。

[田口委員長]

他にご質問ありますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第28号・日野市立学校学校医等の委嘱について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、議案第28号は原案のとおり可決されました。

次に議案第29号・日野市立学校の通学区域に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第29号 日野市立学校の通学区域に関する規則の一部を改正する規則の制定について

[佐々木学校課長]

議案第29号・日野市立学校の通学区域に関する規則の一部を改正する規則の制定について、ご説明いたします。

27ページの下段に提案理由があります。30ページと31ページの新旧対照表でご説明いたします。

新町一丁目地区の指定校を変更するものでございます。現在、新町一丁目は日野第三小学校の通学区域になっておりますが、地理的状況等・学校選択制によりほとんどの児童が東光寺小を選んで通学しているのが現状です。新町一丁目の児童の就学状況が32ページに載せてあります。この実情に合わせまして、新町一丁目の通学区域を東光寺小に変更し、平成18年4月1日より施行するものでございます。

なお、三小、東光寺小両校のPTAには学校長から説明をし、異論はないと聞いております。また新町一丁目の自治会説明会を先月21日に行いました。4つの自治会があります。その説明会の開催通知の中に、この変更理由を詳細に書いた案内を回覧しましたので、21日の説明会には自治会長1名の出席でした。以上でございます。

[田口委員長]

事務局から説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。

[田口委員長]

ご質問がないようですので、ご意見をうかがいます。

[田口委員長]

ご意見もないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第29号・日野市立学校の通学区域に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第29号は原案のとおり可決されました。

次に議案第30号・日野市立教育センター所長の任命について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第30号 日野市立教育センター所長の任命について、

[山田教育センター事務長]

議案第30号・日野市立教育センター所長の任命について、でございます。

平成17年度の篠原所長が平成18年3月31日までの任期でございますので、平成18年度も引き続き任命したいので議案を提出するものです。以上でございます。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第30号・日野市立教育センター所長の任命について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第30号は原案のとおり可決されました。

次に議案第31号・第23期日野市体育指導委員の委嘱について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いします。

議案第31号 第23期日野市体育指導委員の委嘱について

[徳田文化スポーツ課長]

議案第31号・第23期日野市体育指導委員の委嘱について、ご説明いたします。

体育指導委員につきましては、任期2年と定められており、平成18年3月31日をもって現体育指導委員の任期が切れるものです。これに伴い、平成18年4月1日から平成20年3月31日まで2年間の体育指導委員を委嘱するものです。36ページ、37ページに名簿がございます。これまで欠員1名ございましたが、その補充も含め、定数24名全員を委嘱するものです。以上で説明を終わります。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

体操というのは何ですか。

[徳田文化スポーツ課長]

16番の方ですが、この体操というのは器械体操でございます。器械体操の指導を行っている方です。

[田口委員長]

他にご質問ございませんか。なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第31号・第23期日野市体育指導委員の委嘱について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第31号は原案のとおり可決されました。

次に議案第32号・第1期日野市郷土資料館協議会委員の委嘱について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第32号・第1期日野市郷土資料館協議会委員の委嘱について

[辻郷土資料館長]

議案第32号・第1期日野市郷土資料館協議会委員の委嘱について、ご説明申し上げます。本議案は、日野市郷土資料館条例第8条に基づき協議会委員を委嘱するものでございます。お手元の議案書をご覧いただきたいと思います。協議会は、博物館法第20条2に規定されているように、博物館の運営に関し館長の諮問に応ずるとともに、館長に対して意見を述べる機関であります。また、委員構成として同法第21条に学校教育及び社会教育の関係者並びに学識経験のある者と規定されておりますので、その方面から人選しています。名簿をご覧ください。条例上では定数は10人以内となっております。今回は9名委嘱するものです。なお、全員新しく委嘱するものです。活動分野をご覧下さい。歴史、民俗、自然、古生物、体験指導、主に学校から人選しています。

任期は、委嘱が決定されれば、平成17年度中に協議会を開催したいと考えておりますので、平成18年3月4日から平成20年3月3日までの2年間を任期とするものです。以上でございます。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第32号・第1期日野市郷土資料館協議会委員の委嘱について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、議案第32号は原案のとおり可決されました。

次に報告事項に入ります。報告事項第42号・行政情報の公開請求、について事務局より報告をお願いします。

報告事項第42号 行政情報の公開請求

[佐々木学校課長]

報告事項第42号・行政情報の公開請求、についてご報告いたします。

42ページをお開き願います。今回は4件ございました。請求日、公開日、請求内容は記載のとおりでございます。

1番と2番については、請求内容に特定の個人が識別される内容がありますので、その部分を非公開として部分公開としております。3番と4番については、個人の部分がないので全部公開としました。以上で報告を終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第42号を終了いたします。

次に報告事項第43号・平成18年度教育委員会教育目標、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第43号 平成18年度教育委員会教育目標

[小林庶務課長]

報告事項第43号・平成18年度教育委員会教育目標、についてご説明いたします。

44ページをお開き願います。日野市教育委員会の教育目標・基本方針・主な推進施策ということで一覧表にさせていただいております。左側から、教育目標、キーワード(理念)、ひのっ子教育21と生涯学習推進きらり日野人2010学びプラン「ひのっ子」から「日野人」への育成、基本方針、主な推進施策、一番右側が平成18年度主な事業名でございます。

今回、教育目標から基本方針については前年度と同じでございます。主な推進施策の項目のところで17年度と表現が変わったところについて説明させていただきます。

基本方針の3つ目の枠組の右側の主な推進施策ですが、その中の最下段、「義務教育に円滑に移行するための就学前教育を充実する」、これが17年度の表現は、「就学前教育の在り方について研究する」でした。これを就学前教育を充実すると改めています。

5つ目の枠組の主な推進施策の欄の一番上ですが、「生涯学習推進計画を見直す」が追加になっています。平成18年度生涯学習推進計画の全面改定を行うということで新たに追加したものです。それから主な推進施策、今のくくりの最下段になりますが、「文化財保護の啓発をする。」、を追加しています。

下段、ともに創る学びの仲間たちへの取組みの項目の主な推進施策の部分の一番上、市民の学習活動やコミュニティ活動の拠点としての生涯学習施設を整備するの項目の3つ目の点の一番下です。「体育館、グラウンド等の各種スポーツ・レクリエーション施設・整備を充実する。」という表現に変えるものでございます。17年度は充実させるという表現でございました。他の施策の表現が「する」という形で表現されているので統一したものです。

また、この項目の中の最下段の主な推進施策の、「スポーツ振興計画を推進する。」は17年度は推進で終わっていましたので、同じように「推進する」という表現にさせていただいています。

ページの最下段の主な推進施策のところですが、「家庭教育と子育て支援事業を充実する。」は、17年度は上から5番目の、一人ひとりの学びを豊かにするための取組みの主な推進施策の中に入っていましたが、18年度は学びによるまちづくりをめざした取組みの項目の中の推進施策に移しています。それにあわせて18年度主な事業名についても同じように移しています。

最後に、平成18年度主な事業名の頭に※印がついているものは新規事業となっています。以上、説明を終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見を伺います。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

今説明の中にあったのですけれども、基本方針の3番目の主な推進施策の一番下のところに「義務教育に円滑に移行するための就学前教育を充実する」というのがあります。その右側に「幼・小連携委員会」がありますが、ここでは具体的に何を行うのですか。

[五十嵐指導主事]

今年度、「就学前コアカリキュラム作成委員会」で、就学前の5歳児が1年間で身につけておきたい力を示したコアカリキュラムを作成いたしました。次年度は、市内の保育園・幼稚園でこのコアカリキュラムに基づいた実践をしていくことと、接続先の小学校の入門期において、「スムーズに適応するための時間」を検討していく必要があります。このことを保育園・幼稚園の保護者と小学校の教員とで話し合っていく場にしたいと考えています。

[馬場委員長職務代理者]

幼というのは幼稚園ですか。

[五十嵐指導主事]

保育園も含めています。

[馬場委員長職務代理者]

保育園が抜けているのかなと思ったものですから、幼・保と入れた方が良いのかなと感じました。入っているなら良いと思います。

[小林庶務課長]

担当部局と協議しながら分かりやすい表現に改めていきたいと思います。

[田口委員長]

他にご質問、ご意見ありますか。渡辺委員。

[渡辺委員]

キーワードに地球、共生、創造、個とあります。最後の「個」で、人との調和の中で自分らしさを発揮するというのですけれども、この「個」という場合、個に応じた教育とも言われるし、その場合は理解度や発達段階に応じた一人ひとりを指すこともあります。学びを豊かにするという教育のことを言っているのだろうと思うのですが、自分らしさを発揮するといっても、「自分らしさ」というのはなかなか掴みどころがない話だと私は思っています。なので次回は「個」というところの定義をもう少し整理していただければと思っています。

[田口委員長]

他にございますか。

気がついたので聞くのですが、一番右の「不登校児童・生徒対象のe-Learning実施」、これは何ですか。

[五十嵐指導主事]

今年度はe-Learningのシステムを導入しましたので全教員にe-Learning研修を実施いたしました。これは学校のコンピュータ室のコンピュータを通して研修できるというシステムです。インターネット環境さえ整っていれば、この学習方法が可能になることがわかりましたので、今後、学校に来られない子どもたちのために、このシステムを活用して学習できる環境を提供したいと考えています。

[田口委員長]

eというのは何ですか。

[五十嵐指導主事]

e-mailと同じで、electron、電子です。

[田口委員長]

他にありますか。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

生涯学習のところで、生涯学習推進計画を見直すとなっているのですが、簡単で良いので、具体的に見直しの方向性はどうですか。

[徳田文化スポーツ課長]

見直すというよりは、現在の計画につきまして、進捗状況を把握し、推進していこうという構図を作ったのですけれども、なかなかそういった方法が難しい計画になっております。そこで全面改定ということで、今までのものを新たに立て直すという意味合いでの改定でございます。

[馬場委員長職務代理者]

進捗状況がよくわかるような計画にするのですか。

[徳田文化スポーツ課長]

進捗管理等が行いやすいような、あるいは何を行うかが具体的に分かる計画に作り直すという意味です。

[馬場委員長職務代理者]

具体的に成果が分かるような、見えるようなものに直すということですね。

[田口委員長]

他にございませんか。山畑委員。

[山畑委員]

一般に子どもたちの教育といいますと、学校、地域、家庭の教育が考えられますけれども、全般的な印象ですが、家庭教育について言及しているところが非常に少ないですが、家庭教育については別の部署の所管といいますか、関わりになるのですか。

[徳田文化スポーツ課長]

家庭教育については文化スポーツ課生涯学習係の所管になっています。家庭教育学級等以外は現状のところ施策がないという状況でございます。生涯学習の部分でございますけれども今申し上げましたように、生涯学習推進計画が作り直されることによって、ここにありますきらり日野人2010学びプランの名称等が変わっていくようになると思います。19年度になりましたら、そういった意味で教育目標について全面的にこういった改定ができると思いますが、現状の家庭教育関係の施策についてはこれだけということでございます。

[田口委員長]

他にございますか。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

基本方針の「個性」や「創造力」の伸長と「基礎・基本」の確実な定着というところの枝ですけれども、主な推進施策のところで、学校教育の充実・改善について、開かれた施策づくりに努める、について開かれた施策づくりというのは具体的にはどういうことを言っているのでしょうか。

[田口教育部参事]

この部分でとりわけどういう施策かということですが、この項目と下の「開かれた学校づくり」と「特色ある学校づくり」の推進は関連するところになるのですけれども、長期の学校公開や研究授業、研究校等含めまして、方針に出てくる用語から施策を行うことによって学校を理解していただいて学校に来ていただく、学校も地域に出て行くということでの施策の充実に取り組んでいくということをご理解いただければと思います。

[馬場委員長職務代理者]

これはこの右側にあるひのっ子教育施策懇談会とは直接関係ないのですか。もっと広い意味ですか。

[田口教育部参事]

開かれた学校を含めてというような判断になってしまうのかなと思っていますけれども、おもに右の項目の事業をご理解いただきつつ、全体的な学校を開くというところの充実というところにつなげていきたいと思っています。

[馬場委員長職務代理者]

コミュニティスクールということも考えているわけですか。

[田口教育部参事]

外部評価、そういったこと等考えながら今後やりとりしていきたいです。

[馬場委員長職務代理者]

もう1つ、細かいところになりますが、平成18年度主な事業名というところの中で、今までのひのっ子教育研究員制度がなくなって、開発委員会制度となっています。今までとどういうふうに違うのか、具体的に説明お願いします。

[田口教育部参事]

この件につきましては、教育センター、学校長を含めて具体的に検討を重ねてきたところです。今までの研究員制度の過去の伝統を踏襲しつつ、どのようにして今までのものをもっと充実させるかという時に、現在の教員の人事に関わってくる部分が大変大きいと思います。学校の団塊世代が卒業していき、今、若手が大変起用されています。ひのっ子教育がこの研究に携っていて、本来の研究員が目指していた日野の課題をベテラン教員、若手教員含めて教育委員会も参入しながら学校に還元していくというものが大変増えてきました。身近なことをお話しますと、若手教員育成が主な研究の狙いになってしまっているというのがここ数年の課題であります。このことに学校及びセンターはひとつの課題として取り上げる中で、バージョンアップしていただいて開発委員会、いわゆる研究から開発、特に教材を開発しているというところで、教育委員会がある課題に対して専門的により長けている管理職を含む教員を選抜し、1年間ではなく実践的な研究を行っていく。そして次年度につながるものをつくりあげるというところで、学校長、センター長という形で行いたいと思います。

[田口委員長]

他にありますか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第43号を終了いたします。

次に平成18年4月の行事予定について、事務局より説明をお願いいたします。

※平成18年4月の行事予定については省略

[田口委員長]

以上をもちまして、本日の案件はすべて終了いたしました。

これにて平成17年度第12回教育委員会定例会を閉会いたします。

閉会午後3時7分

このページに関するお問い合わせ

教育部 庶務課
直通電話:庶務係 042-514-8692 施設係 042-514-8698 業務サポート係 042-514-8716
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-583-9684
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所5階
教育部庶務課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。