平成17年度第1回教育委員会定例会

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ページID1004513  更新日 平成30年2月16日

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平成17年度第1回日野市教育委員会定例会会議録要旨

開催日時

平成17年(2005年)4月15日(金曜)午後2時から午後2時36分

開催場所

教育委員会室

議事(要旨)

開始午後2時

[田口委員長]

ただいまから、平成17年度第1回教育委員会定例会を開会いたします。

[田口委員長]

本日の会議録署名は馬場委員にお願いします。

本日の案件は、議案1件、報告事項4件です。

[田口委員長]

議事に入ります前に事務局より発言を求められていますので、発言を許可します。

[教育部長]

先の定例会で、教育委員会職員人事について議決をいただきました。新たに説明員になりました職員を紹介させていただきます。

田口参事、辻郷土資料館長、斉藤公民館長、丸課長補佐、山口副主幹を紹介

[教育部長]

以上でございます。

[田口委員長]

それでは、議事に入ります。

議案第1号・日野市教育委員会事務局事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について、を議題といたします。事務局より提案理由の説明をお願いします。

議案第1号 日野市教育委員会事務局事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について

[小林庶務課長]

議案第1号・日野市教育委員会事務局事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について、ご説明申し上げます。

議案書の4ページ、5ページをお開き願います。事務決裁規程の改正でございますが、改正の理由といたしましては、本年4月1日より、従来、紙ベースで起案をし、それに決裁をしていましたが、4月1日から、原則電子決裁が導入されました。この電子決裁の導入にあわせまして、事務決裁規程の整合性をとるために事務決裁規程を一部改正するものでございます。

新旧対照表の5ページの旧の方をご覧いただきたいと思います。第4条に代決の規定がございます。1項、2項、3項まで略になっておりますけれども、1項が、教育長が不在のときは部長がその事務を代決する。2項が、部長が不在のときは主管課長がその事務を代決する。3項が、主管課長が不在のときには主管の課長補佐または係長がその事務を代決するという規定になっております。それぞれ1項から3項までの代決する場合、4項に規程がありますように、前各項の規定により代決した場合は、代決者は該当欄に押印するとともに代決の表示をしなければならない、という規定になってございました。

しかし、電子決裁を導入いたしましたので、押印ができない場合があります。要するにパソコン上で決裁をした場合は押印ができないということです。それでは整合性をとるためにどうするかということで、4ページの新の方をご覧いただきたいのですけれども、第4項のところで、前各項の規定により代決したときは、次の各号の定めるところによりその旨を明らかにしなければならない。(1)日野市文書管理規則第4条に規定する電子決裁方式による場合、同規則に規定する総合文書管理システムに代決した旨を電磁的に表示し、記録する、ということになります。それから(2)その他の場合、先ほど原則電子決裁というふうに申し上げましたが、電子決裁にそぐわない、あるいは添付資料が多い場合については、従来の紙ベースで決裁をすることになっております。その場合は、代決者として該当欄に押印するとともに代決の表示をすること、と従来どおりの方法と2通りのものを規定したという概要でございます。

説明は以上でございます。よろしくご審議お願いします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了いたしました。ご質問がありましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ご質問がないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ご意見もないので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。議案第1号・日野市教育委員会事務局事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第1号は原案のとおり可決されました。

続きまして報告事項に入ります。報告事項第1号・平成17年第1回日野市議会定例会の報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第1号・平成17年第1回日野市議会定例会の報告

[小林庶務課長]

報告事項第1号・平成17年第1回日野市議会定例会の報告をさせていただきます。

議案書の8ページをお開き願います。平成17年第1回日野市議会定例会の報告として概要が記載してございます。これを順次説明させていただきます。

まず1、会期につきましては、3月1日から28日までの28日間で行われました。

2、一般質問、質問者22名、質問件数34件、それぞれ教育委員会関係では9名の方から10件の質問をいただいてございます。この一般質問及び各委員会での質疑の概要につきましては、議案書の最後のページをご覧いただきたいのですが、こちらに平成17年第1回日野市議会定例会における一般質問要旨ということで、学校教育関係、裏面に生涯学習関係を記載してございます。その中で質問の要旨、それから答弁の内容を記載させていただいております。内容については、記載のとおりでございます。

8ページにお戻りいただきたいのですが、3、提出議案ですけれども、市長提出議案が34件、議員提出議案が4件、内教育委員会に関するものは6件です。その教育委員会に関するものの6件をご説明申し上げます。

(1)平成16年度日野市一般会計補正予算(第5号)でございます。補正額について、教育費については総額で9802万4千円の減額でございます。この内訳ですけれども、当然、増額補正と減額補正がございます。増額補正の主なものを申し上げますと、二小の耐震補強工事の第2期4850万円、これは17年度に工事を計画していたものですが、国の補助金の関係で、補助金をいただくということで前倒しで16年度に3月補正を計上して、実際の工事は17年度にまたがって行うということです。

それから教材備品、小学校に和太鼓、中学校に琴、これについては新選組フェスタ実行委員会より500万円の寄付をいただきまして、これを充てて購入させていただいております。

それから東光寺小学校に体育館のプロジェクター、電動スクリーン、それから築山の工事をさせていただいております。これは新町土地区画整理事業組合から500万円の 指定寄付をいただきまして、これを充てさせていただいております。

その他、減額補正についてですが、契約差金、委託事業、工事等契約差金、それから不要額を減額をして、今、増額補正の概要、大まかなところでお話をしたものとの相殺の中で、トータルでは9802万4千円の減額補正を行ったという内容でございます。

(2)平成17年度日野市一般会計予算です。これについては、教育費が57億5537万3千円でございます。16年度当初予算対比に対して、1.9パーセントの増でございます。全体の予算総額、当初予算ベースでは7パーセント減ですが、教育費については、わずかながら増額になっているという状況でございます。

それから(3)、(4)、(5)番、それぞれ日野市体育施設条例の一部を改正する条例の制定、日野市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定、日野市ふるさと博物館条例の一部を改正する条例の制定、この3件につきましては、2月15日の教育委員会でご審議いただいた案件でございます。それぞれ可決をいただいております。

(6)東京都として「少人数学級」を実施するよう求める意見書、これは議員提出議案で、否決されているものでございます。

最後に4、請願、教育委員会に関するものは3件出されました。(1)小中学校の整備と教育予算の増額を求める請願、(2)日野市で少人数学級の実現を求める請願、(3)日野市ふるさと博物館の改組に関する請願、3件出されて、委員会で審議をした結果、3件とも不採択という結果になっております。

以上で終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。渡辺委員。

[渡辺委員]

意見ということではなく要望なのですが、この請願、不採択になっていますが、後ほどコピーを頂けますか。

[小林庶務課長]

分かりました。

[田口委員長]

他にございますでしょうか。

[田口委員長]

ないようです。それでは報告事項第1号を終了いたします。

次に報告事項第2号・日野市教育委員会後援等名義使用実績報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第2号・日野市教育委員会後援等名義使用実績報告

[徳田文化スポーツ課長]

報告事項第2号・日野市教育委員会後援等名義使用実績についてご報告いたします。

10ページをご覧ください。1月から3月までの報告です。今回、特徴的な部分といたしましては、1月の4段目、日野第一小学校で「新潟中越地震復興支援活動」、2月の1段目、フラワーポップフェスティバルで「新潟中越大震災へのチャリティー」と、震災が発生したことを受けて、このような内容のものが今までになかったものとして後援等名義の使用を承認しております。

あと最下段、承認月10月の分ですが、これにつきましては教育委員会で共催ということで行ったものですが、報告が漏れていたので今回ご報告いたします。

以上で終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第2号を終了いたします。

次に報告事項第3号・行政情報の公開請求、について事務局より報告をお願いします。

報告事項第3号・行政情報の公開請求

[佐々木学校課長]

報告事項第3号・行政情報の公開請求についてご報告いたします。

12ページ、13ページをお開き願います。6件ございます。

12ページの上段、請求内容は、平成16年9月3日に三沢台小学校3年1組で発生した学校事故について、東京都教育委員会への報告書、という内容でございます。

東京都教育委員会(以下、都教委)には報告していませんので、不存在として決定しております。中段でございます。中段は日野市教育委員会から都教委へ提出された三沢台小学校への教職員の増員の要望書、これも東京都へ要望を提出しておりませんので、不存在として決定しました。

12ページの下段です。これは昨年10月以降に日野市教育委員会から都教委へ提出された三沢台小学校への嘱託員配置要望書、これも東京都へ要望書を提出しておりませんので、不存在としております。

13ページの上段でございます。請求内容は、昨年9月15日以降に、三沢台小学校長から日野市教育委員会へ提出された嘱託員の配置に関する要望書、これも三沢台小学校長は要望書を提出しておりませんので、不存在として決定しました。中段でございます。この内容は、情報公開の請求者が三沢台小学校長の行動に対しての苦情を多摩教育事務所に申し立てました。それについて多摩教育事務所から、日野市教育委員会にその苦情についてのいきさつ等を求められました。それについての報告書の請求内容です。多摩教育事務所へは日野市教育委員会は口頭で説明しておりますので、報告書というものはございません。よって、不存在として決定しております。

下段でございます。請求内容は、昨年9月15日以降に、三沢台小学校長から日野市教育委員会に提出された巡回指導員または補助教員の配置に関する要望書が1件ございましたので、その対象児童のプライバシーに関するもの、氏名、性別、生年月日等を非公開として部分公開としております。

以上で終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

なければ報告事項第3号を終了します。

報告事項第4号・平成17年度日野市公立小・中学校の教育課程編成状況、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第4号・平成17年度日野市公立小・中学校の教育課程編成状況

[五十嵐指導主事]

報告事項第4号・平成17年度日野市公立小・中学校の教育課程編成状況についてご報告いたします。

まず、教育目標についてです。日野市の公立小・中学校の各校の教育目標の数は3つあるいは4つあります。その内、今年度特に重点を置く目標を決めている学校は約6割です。その大部分が知・徳・体のうちの知、例えば「よく考え、自ら学ぶ」といったような目標に重点を置いています。

次に基本方針の傾向についてです。日野市教育委員会の教育目標「ひのっ子教育」の4つの基本方針については、まず「国際社会・地域」というものが約7割の学校、「人権教育・心の教育」並びに「個性、創造力の伸長と基礎・基本」については全校、「開かれた学校と特色ある学校づくり」については約9割の学校で、自校の教育目標を達成するための基本方針として関連付けて明記されています。

その他、人事考課制度やキャリアプランに関連付けて教員研修の充実を取り上げている学校が10校です。昨年度よりも増えています。また昨年度はなかったものですが、授業力を向上させるための校内研究等の活性化を取り上げている学校が今年は8校あります。次に主幹を活用した学校運営・組織について取り上げている学校は8校、昨年と同じです。最後に、新たに外部評価について取り上げている学校が4校あります。

次に指導の重点についてです。各学校で授業改善の視点として、次のような内容を取り入れています。例えば個に応じた指導、基礎・基本の徹底、問題解決的な学習、少人数指導、指導と評価、体験的な学習、教員補助者の活用、習熟度別学習、コンピュータ等の活用、この中で昨年に比べて今年度非常に多く見られたものが指導と評価です。各学校においては、評価というものに重きを置いて授業改善に努めています。また習熟度別学習、教員補助者の活用といったものが昨年度よりも増えております。

道徳についてです。各学校では道徳教育全体計画、それから指導計画を立てていますが、特に重点を置いている価値内容としては、一番多いものが「思いやりの心」、次に「生命尊重」、次に「善悪の判断」です。

特別活動につきましては、小学校では異年齢集団による活動を重視して取り入れている学校が一番多くあります。中学校では特に特色のある例としましては、第一中学校の廊下の壁新聞等の環境づくり、第二中学校のリサイクル、ボランティア等の奉仕活動、七生中学校のクリーン作戦等です。

次に生活指導・進路指導につきましては、今年度からは各学校全校でセーフティ教室を実施します。また今年度はすべての学校で特別支援教育の校内委員会を設置して、コーディネータを指名します。このことに関連して校内の教育相談体制を重視して取り上げている学校が全体の約8割にのぼりました。

また進路指導の全体の傾向としましては、小学校が「自己実現」「将来の夢」、中学校では「職業、労働意識」を育てることを意識している学校が一番多くあります。

次に総合的な学習の時間、特色ある活動についてです。総合的な時間においては、市内全学校が、地域の人材や施設活用、地域との連携を重視して活動しています。特に内容の中で一番多く取り上げられていることが、「環境」です。次に「福祉・健康」、「国際理解」、「自然体験」、「情報」の順番です。

また、特色ある活動としまして、ひのっ子エコアクション、エコリサイクル、これについて取り上げている学校が7校あります。昨年度は滝合小と東光寺小と三中だけだったのですが少し増えました。また、養護学校との交流教育を取り上げている学校もあります。第三小学校と第四中学校は八王子東養護学校、百草台小と三中は七生養護学校です。それから幼稚園や小学校、中学校、近隣のそういった異校種との連携を取り上げている学校が今年初めて9校あがりました。また、農業体験を取り上げている学校が5校あります。

選択教科についてです。中学校ですが、今年度は第1学年、第2学年、第3学年とも昨年並みです。大部分の学校では、選択教科で基礎・基本の徹底を図る、そのために発展的な学習と補充的な学習に取り組んでいます。

その他の特色としまして、今年度は朝の15分の学習を読書活動や基礎・基本の学習として実施する学校が増えました。小学校では昨年3校だったのが今年度は16校にのぼりました。また日野四小、七小、潤徳小、平山小では1単位時間を工夫してモジュールという時間割編成上の工夫も行っています。

また、中学校については、昨年度朝の読書や基礎学力をつける時間というのが5校だったのですが、今年は8校に増えました。この中に読書習慣として、特に朝の読書はしていませんが、読書週間をおいて特別に取り組んでいる学校は第一中学校です。

また、補習を行っている学校は24校にのぼりました。そのうち夏休みに実施する学校が21校、土曜日は3校、平日の放課後が8校です。

最後に、今年度の日野市の研究課題校ですが、日野四小、夢が丘小はICT教育、夢が丘小は都の情報モラル推進校も兼ねております。それから平山小は都の授業改善推進校も兼ねております。日野三小も都の伝統文化理解教育推進校を兼ねています。三沢台小、七生中は昨年度に引き続き国の学力向上支援事業を兼ねております。その5校です。その他に学校独自のテーマで取り組んでいただく研究奨励校は、日野一小、潤徳小、日野八小、百草台小、日野七小、仲田小の6校です。

以上で終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しましたが、何かご質問やご意見がございましたらお願いいたします。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

今年度の研究課題校・研究奨励校は全部小学校だけで、中学校はないのですか。

[五十嵐指導主事]

中学校では三沢台小と同じ位置づけで国の学力向上支援事業で七生中が入っておりますが、市の課題校あるいは奨励校は1年の終わりに研究発表、公開授業をするということで取り組んでいただくのですが、七生中学校はそれを行いませんので、市の研究校扱いではありません。

[馬場委員長職務代理者]

中学校はないということですか。

[五十嵐指導主事]

はい。

[馬場委員長職務代理者]

これは、発表がないということですか。

[五十嵐指導主事]

そうです。研究はしているのですが、最後の研究発表は行わないということです。

[田口委員長]

教育長。

[加島教育長]

では、研究課題校には入っているのですか。

[五十嵐指導主事]

研究課題校になりますと中学校は手が挙がりませんでしたので、小学校のみです。

[田口委員長]

馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

今、食の指導ということがかなり問題になっているのですが、日野市では特に食に関する指導ということを取り上げている学校、あるいは日野市全体としてはどういうふうになっていますか。

[五十嵐指導主事]

取り組みをしている学校は多くありますが、中でも本年度の研究奨励校である日野一小は、体・健康というのをテーマに取り組みますので、ここが大きな特色になると思います。

[馬場委員長職務代理者]

他は特にないですか。

[五十嵐指導主事]

これから栄養士が中心になって増えつつあります。

[田口委員長]

他にございますでしょうか。山畑委員。

[山畑委員]

総合的な学習の時間、特色ある活動の中で、幼稚園、小学校、中学校との連携を取り上げている学校が9校とありますが、連携というのは具体的にどのようなことを実施していますか。

[五十嵐指導主事]

今まで中学校ですと、例えば教科の家庭科の授業等で幼稚園に行くというような体験を入れたりする学習はあったのですが、それは単なる教科の学習の中でした。日ごろから教科あるいは総合的な学習の時間、特別活動等を通して、今まで以上に小学校と一緒に活動をしたり、あるいは先生同士でいろいろなことを話し合う機会を増やしており、教育課程でも位置付けているという昨年との違いがあります。

特に小学校におきましては、隣接している幼稚園と、実際に生活科等で一緒に活動したり、それぞれの教諭がお互いの授業を見ることで子どもの見方というものを深める研修も行う予定になっております。国の新しい幼児教育のあり方の研究も2年目を受けておりますので、それとの兼ね合いもあります。

[田口委員長]

他にございますでしょうか。教育長。

[加島教育長]

(7)のその他の特色の中で、補習を行う学校というところがありますけれども、夏休みに補習を行う学校は21校ということです。小学校では4校がやらなくて、中学校では2校やらないというのは、この6校は全て耐震補強工事を行なう等の理由なのですか。それとも何か別の理由があるのですか。

[五十嵐指導主事]

その理由も入っております。また夏休みは行わないけれども、平日にその分をやるという形で、何らかの方法により各学校で補習を取り組んでいます。

[加島教育長]

工事の関係以外で別に理由があって実施しない学校もあるのですか。

[五十嵐指導主事]

全く補習の位置付けがない学校で耐震工事もない学校も実際にはあります。それは日常的に行うということで補習を位置づけています。それが3校です。

[馬場委員長職務代理者]

補習を行う学校の中で、土曜日が3校とありますがこの土曜日というのは毎週土曜日という意味ですか。

[五十嵐指導主事]

これは毎週ではなく、月に1回の学校もありますし、定期的に集中して月に2回もしくは毎週というふうに決めている学校もあり、それぞれです。

[渡辺委員]

関連して、補習する教科というのは主に算数、数学、英語なのでしょうか。

[五十嵐指導主事]

学校によって様々ですが、日野市では特に夏に向けて、基礎・基本テキストを算数、数学、国語、英語と、3教科作っております。それを学校で役立てたい、活用していただきたいということで、そういうテキストを作成しております。ですので、算数、数学、国語、英語を行う学校が一番多いです。

[田口委員長]

馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

補習は、児童・生徒または保護者からの希望という形をとるのですか。それとも、こういう言葉はあまり使いたくないのですが、強制的に学校から指名してやりなさいというふうになっているのか、実態はどうなのですか。

[五十嵐指導主事]

実際のところ各学校では、どうしても授業中につまずいたり、ついていけない子どもたちのためにやりたいという現状はあるのですが、強制的に行うことはできませんので、上手に声かけをしながら、そういう子を中心に進んでいるところです。

[馬場委員長職務代理者]

保護者の了解をとって行うということですか。

[五十嵐指導主事]

もちろんです。

[田口委員長]

他にありますか。

この4番のところですが、コーディネータを指名するというところですけれども、これはどういうことですか。

[五十嵐指導主事]

今年度から日野市では特別支援教育の準備としまして、各学校でその中心となる推進役の教員を1人校長が指名します。その教員を対象に市で養成、研修を行い、その人たちに将来的には特別支援教育を広げていく役目を担っていただくことになります。そういった意味で、今年初めての試みですので校長から指名しています。

[田口委員長]

コーディネータを教育委員会が指名するのですか。

[五十嵐指導主事]

いえ、各学校長です。

[田口委員長]

他にありますでしょうか。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

今のこれは特別支援教育というのは、補習の話とは別の話ですか。

[五十嵐指導主事]

補習は子どもの学力のことで、特別支援教育は、特別な支援を有する子どもたちのために、これから学校で考えていくという取り組みです。

[馬場委員長職務代理者]

全く別な範疇ということですね。

[五十嵐指導主事]

はい。軽度発達障害等のことです。

[田口委員長]

他にありますでしょうか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第4号を終了いたします。

次に平成17年度5月の行事予定について事務局より説明をお願いいたします。

※平成17年5月の行事予定については省略

[田口委員長]

以上をもちまして、本日の案件はすべて終了いたしました。

これにて平成17年度第1回教育委員会定例会を閉会いたします。

閉会午後2時36分

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