平成17年度第7回教育委員会定例会(2)

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ページID1004521  更新日 平成30年2月16日

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平成17年度第7回日野市教育委員会定例会

報告事項第25号・平成18年度「選べる学校制度」希望調査中間集計、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第25号 平成18年度「選べる学校制度」希望調査中間集計

[佐々木学校課長]

報告事項第25号・平成18年度「選べる学校制度」希望調査中間集計、についてご報告いたします。議案書14ページ、15ページをお開き願います。来年度の小・中学校入学予定者の中間報告でございます。この選べる学校制度は18年度の新入学者を迎え6年目を迎えることになりました。

小学校におきましては、大きな流れは例年とほとんど変わりません。潤徳小が86名増えておりますが、これは一小と四小の関係でございます。東光寺小は31名増えています。これも例年のごとく三小からの移動希望でございます。なお、統合に向けて説明会を行なっています三沢台小と百草台小の関係でございます。百草台小が15名減っております。その内の11名が三沢台小を選んでおります。全体で273名が他校を希望ということで、16.8パーセントでございます。ちなみに昨年の同時期ですが15.1パーセントで最終的には小学校は17パーセントになりました。

下段は中学校でございます。これも三沢中が79名増えておりますが、一中から68名がきております。万願寺の関係でございます。全体で171名が他校を選択し、12.0パーセントです。昨年の同時期は9.7パーセントで、最終的には13.2パーセントになっております。

ただ、6年目を迎えまして、新しい、今までになかったことがあります。それは中学校におきまして、第三中学校は過去5年間増えるということはほとんどありませんでした。今年度、わずかですが3名増えております。これは15ページに増減一覧表がありますが、本来は一中ですが、そこから4名の方が三中に来ているということが、今までになかったことです。それから小学校におきまして、仲田小が22名減っております。これは四小に流れているのですが、22名の内11名、半分の方がニューロシティのマンションに住まれている方です。ニューロシティの方が仲田小と四小に約半分ずつ分かれています。これは今までになかった本年度の特徴的なことです。以上で報告を終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。渡辺委員。

[渡辺委員]

一中の人が近隣の中学校に希望していくというのは分かりますが、三中といったら結構山の上だし、そこを希望しているというのはどういうふうに分析されているのですか。

[佐々木学校課長]

三中を希望した本来一中の方4名ですが、4名とも現在万願寺に住んでおりまして、潤徳小学校在学中です。潤徳小学校は三中と三沢中にほとんど分かれますので、おそらく潤徳小の友達関係で三中にいったのではないかと事務局は推測しています。

[田口委員長]

他にございますか。山畑委員。

[山畑委員]

直接この数字の問題ではないのですが、この選べる学校制度が導入されて今年で6年目ですか。

[佐々木学校課長]

来年18年度の入学で6年目です。

[山畑委員]

数字は毎年こういう中間の数字、それから結果はどうなったか聞いているのですが、選べる学校制度全体に対する評価、総括というのはいくつか行なわれたことはあるのですか。

[佐々木学校課長]

13年度からこの制度が始まりましたが、その導入当初に一度アンケート調査を実施しております。その後、3年ほど経過した2年前、全小・中学校の1年生保護者に学校選択制を入れて3年経ったのでどういう感想をお持ちかアンケートを実施しました。

その結果、約8割の方がこの制度を支持といいますか、存続してほしいということでしたので、この制度が市民に定着していると思います。今後、事務局はさらにこの制度をよりよくするためにはどうしたらいいのか研究したいと思っています。

[山畑委員]

子どもたちが小学校、中学校に通っている保護者がどういうふうに受け取ったかということもそうですし、私はこの制度が導入される時にはここにいなかったものですから具体的にどのような議論があったか分かりませんけれども、このことによって学校経営といいますか学校の教育サービスがどのように変容していったかとか、教職員の意識がどういうふうに変わったか、もっと全体としていろいろ知りたいですし、評価をする必要があるのではないかと思います。少し包括的なアンケートでも良いですし、あるいはいろいろ記述式に書いてもらっても良いと思いますが、そういうことで一度この評価を総括として知りたいと思っています。その辺はどうでしょうか。

[佐々木学校課長]

確かに2回とも保護者に対してのアンケートでしたので、山畑委員がおっしゃったように、学校内部の方のアンケートや意識調査は行っておりません。教職員が学校選択制についてどういう考えを持っているのか、何も資料がないところなのでどのような形で実施できるか一度検討したいと思います。

[田口委員長]

他にございませんか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第25号を終了いたします。

報告事項第26号・平成17年4月から9月までの不審者の状況、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第26号 平成17年4月から9月までの不審者の状況

[佐々木学校課長]

報告事項第26号・平成17年4月から9月までの不審者の状況、についてでございます。議案書18ページ、19ページをお開き下さい。18ページに不審者発生件数、19ページに不審電話発生件数を出しております。半年間で18ページの方は合計32件あります。主なものとして盗撮、わいせつな声かけ等が13件、露出が7件。昨年の16年度の半年間は28件、今年は32件、発生件数はほとんど変わっておりません。

昨年の今ごろは連れ去りなどの凶悪な事件が起きたのですが、今年度はそのような凶悪な事件はございません。わいせつ行為はかなり多くなっております。凶悪な事件がなくなったことは非常に喜ばしいことです。また、日頃のパトロールの方をさらに充実していきたいと思っています。以上で終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見はございますか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第26号を終了します。

報告事項第27号・日野市教育委員会後援等名義使用実績報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第27号 日野市教育委員会後援等名義使用実績報告

[徳田文化スポーツ課長]

報告事項第27号・日野市教育委員会後援等名義使用実績報告、についてご報告いたします。議案書22ページ、23ページをご覧ください。平成17年7月から9月分の名義使用実績報告です。各月とも前年とほぼ同様ですが、7月は若干昨年より減りました。

この中で特筆すべきものとしましては、7月の東京都体育協会による第60回国民体育大会関東ブロック大会ボクシング競技です。これは関東の代表選考会を日野市の南平体育館で行ったものです。まもなく多摩国体が近づいておりますが、こういった実績が積み重なり日野でも国体ができればと考えているところです。以上で終わります。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見はございますか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第27号を終了します。

報告事項第28号・日野市子ども読書活動推進計画(素案)の報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第28号・日野市子ども読書活動推進計画(素案)の報告

[藤沢図書館長]

報告事項第28号・日野市子ども読書活動推進計画(素案)の報告、でございます。議案書26ページをお開き下さい。まず最初に、この読書活動推進計画の策定の経緯でございますが、活字離れや読書離れによる国語力の低下という状況に対しまして、国をあげて取り組むために、平成13年に子どもの読書活動推進に関する法が制定されました。国及び各自治体に読書活動推進計画策定が求められたことによるものでございます。

日野市でも全庁的に取り組むために、平成16年11月に市長部局に策定委員会を設置いたしまして、公募の市民とともに策定を進めてまいりました。この9月の第9回策定委員会で素案がほぼまとまりましたので、報告するものでございます。

なお、この推進計画の素案につきましては、今後、図書館協議会、社会教育委員の会議及びパブリックコメントを経まして成案といたしますが、その段階で改めて教育委員会にご報告する予定でございます。

それではお手元に素案が配付されておりますけれども、概要に沿ってご説明します。初めに推進計画の目的でございます。目的といたしましては、冒頭で申し上げましたように、活字に親しみ、読書活動がさまざまな機会、場所で自主的になされることにより感性や創造力を豊かにして、人生をより深く生きていく力を身につけることを支援しようということです。

次に推進計画の策定にあたりまして、基本的な視点がございます。まず、読書の持つ力を認識し、自主的読書活動を支援するということ。また本の楽しさや学び考える力を育むためには、読書環境の整備が重要であるということです。このことを計画にあたっての基本的視点としております。このような視点に立った時に、日野市の読書活動の現状を日野市の読書の現状のところで述べております。ここでは乳幼児期はどうだろうか、ブックスタートの状況はどうだろうか、あるいは小・中学校の読書の状況、青少年の場合はどうだろうか、ということを述べております。

全体といたしまして、読書活動の状況を市立図書館の利用状況というところで見ますと、小学生の図書館利用率は約半分、2人に1人の図書館利用という状況です。中学生の場合にはさらに下回っております。こうした状況を踏まえまして、27ページの中ほどから読書推進計画の内容を示しています。この読書支援の対象を年齢ごとに大きく区分けいたしまして、この区分けごとに支援の内容を示してございます。ですが対象全体に共通する施策の柱というものが5つございます。

1つ目は、子どもと本を結ぶ動機づけです。具体的には読み聞かせ等でございます。2つ目は読書指導の充実、支援。その子どもに合った図書の提供、相談、あるいはパスファインダーという資料を、調査するうえでのツールを整理していく。3つ目はお話語りべ等、地域で活躍するお話ボランティアの養成と保護者に対する読書への理解の促進です。4つ目は、学校図書館と市立図書館の連携です。5つ目としまして、各施設における読書環境の整備を挙げています。以上5つが共通する柱でございます。

特に乳幼児期はその後の読書の習慣づけにとって大事な時期ですので、保護者への働きかけを改めて述べてあります。例えば保護者に対する絵本の紹介講座の実施、あるいは読書の持つ意義をテーマにした講演会等の企画です。小・中学校では、図書館との連携の推進を述べております。具体的には、学校図書館支援センター設置を市立図書館が推進しています。このセンターですが、市内学校図書館をネットワーク化し、資料をデータベース化するということです。また、市立図書館及び学校図書館相互の資料の貸借とその搬送、あるいは授業で使う資料の相談といった支援でございます。

これらの他に具体的な取り組みイベントといたしまして、おはなし会や写真絵本コンクールの開催等の取り組み回数の目標設定であったり、もう少し突っ込んだ形で学校図書館の地域への開放といったことも構想として考えているところです。以上、概要ではございますが、計画の骨子をご報告いたしました。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。この素案がとれるのはどの段階ですか。

[藤沢図書館長]

最終的にパブリックコメントを経まして、素案を完成させた形で庁内の調整をして、そこでとれることになります。

[田口委員長]

渡辺委員。

[渡辺委員]

かなり広範囲に渡っていろいろ計画がなされていますが、特にどういうところが主に議論になったところなのでしょうか。

[藤沢図書館長]

乳幼児に対する読書支援というところが、今後の読書をする習慣づけにとって重要な点ということ、学校図書館の支援に関するところで、幾つかの市が学校との連携が進む中でネットワークを組んで本の貸借をする、これによって先生が授業を展開するうえで、広い資料を使った授業が展開しやすくなるという点を主に議論として取り上げて検討したところでございます。

[田口委員長]

他にございますか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第28号を終了いたします。

次に平成17年11月の行事予定について、事務局より説明をお願いいたします。

※平成17年11月の行事予定については省略

[田口委員長]

事務局から平成17年11月の行事予定についての説明が終了いたしました。何かご質問、ご意見はございますか。

[田口委員長]

ないようですので、平成17年11月の行事予定を終了します。

[田口委員長]

これより報告事項第29号に入りますが、本件については、公開しない会議といたしますので、関係職員以外の事務局説明員も退席していただきたいと思います。異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。傍聴者は退席してください。関係職員以外の事務局説明員も退席してください。なお、本件の終了をもって、平成17年度第7回定例会を閉会いたします。

(関係職員以外退室)

※ 「報告事項第29号・自己情報の開示請求」

は、非公開

[田口委員長]

以上をもちまして、本日の案件はすべて終了いたしました。

これにて平成17年度第7回教育委員会定例会を閉会いたします。

閉会午後3時35分

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