令和4年度 第3回 日野市核兵器廃絶・平和都市宣言40周年事業「日野の戦跡を通して」を開催しました!

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ページID1023177  更新日 令和6年3月14日

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イベントカテゴリ: 記念行事・フェスタ・複合イベント

核兵器のない世界を目指して昭和57年に宣言された日野市核兵器廃絶・平和都市宣言から、今年で40周年です。
日野に住んでいる皆様で、この宣言を改めて見つめ直し、平和について考えるイベントの第3回目を2023年1月15日(日曜日)に開催しました。

8月に開催した第1回目では「宣言の経緯と成り立ちを考える」、10月に開催した第2回目では「みんなで話そう!ひの平和都市宣言のこれから」そして、今回第3回目では日野にスポットを当て、「日野の戦跡を通して」という題で実施をしました。

 

第1部ではふるさと文化財課の学芸員さんから、日野の戦跡を紹介して頂きました。
日野本町にある矢ノ山公園には旧日野町と旧七生村の戦没者慰霊碑など多数の戦没者の碑があること。第2次世界大戦では日野市から389名の方が兵士として出兵し亡くなったこと。各お寺にある墓石からも戦没者と分かる方がいること。当時は学童疎開先として多くのお寺で都内の子ども達を受け入れており、高幡山金剛寺では、元疎開学童たちが贈った弘法大師像があることなど、日野市には、たくさんの戦跡があり、またその背景について共有できました。

第2部では令和3年度に実施した戦争体験アーカイブ事業で応募して頂いた方々から4名の戦争体験者の方に参加頂き、参加者との座談会を実施しました。
今回は明星大学生の方がインタビュアーとなり、座談会をとおして、戦争体験者が過酷な戦時中をどのように生き抜いたのか、未来の世代へ向けた平和への想いなどを共有しました。

当日は、10代から80代まで30名の参加者が集まり、宣言をきっかけとしながら、世代を超えて平和に対する思いを共有できました。

 

アンケートでは、「とても貴重な体験ができた。また参加したい」「現在進行形で進んでいる今の状態を考えていかなければならない、孫たちに平和を実感できる国になっていてほしい」「私も頑張ります」などのお声をいただきました。

このページの一番最後「添付ファイル」に、当日の資料を掲載しています。是非ご覧ください。

 

平和と人権課では、現在、核兵器廃絶・平和都市宣言40周年事業として、様々な取組をしています。ご興味がある方は、平和と人権課までご連絡ください。

これからも平和事業にご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。

 

会場のようすの写真

会場のようすの写真

会場のようすの写真

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開催日

令和5年1月15日(日曜日)

開催場所

多摩平の森ふれあい館 集会室5

概要

核兵器のない世界と平和な市民生活を願って宣言された日野市核兵器廃絶・平和都市宣言の現在と、この宣言をこれからどう活かしていくか、第1回/第2回イベントで皆さんからいただいたご意見をふまえ、今後の展開を一緒に考えるため、今回は「日野」にスポットをあてます。

日野市にある戦争の記憶。その戦跡一つひとつが歴史であり、鎮魂の思いが込められています。

当日は市の学芸員が日野市に残っている戦跡について、戦時中の状況なども踏まえて解説をするとともに、戦時下を生き抜いてこられた方々にお越しいただき、当時のお話を伺います。

アドバイザーは広島・長崎と世界の核被害、そして社会と平和について、長年探求されている明星大学教授の竹峰誠一郎(たけみね・せいいちろう)氏です。

このページの一番下のリンク「日野市核兵器廃絶・平和都市宣言40周年特設ページ」から、これまでの取組や、イベント時に配布された資料を見ることができます。

講師

竹峰誠一郎(たけみね・せいいちろう)氏
明星大学人文学部人間社会学科教授。

「フィールドで学ぶ グローバル化時代の平和と人権」と題したゼミを開講したり、「現代社会と平和」の授業に関わったりしている。日本平和学会理事、第五福竜丸展示館専門委員なども務める。
広島、長崎の原爆被害、さらに世界の核被害者に目を向けた調査研究を行い、近年は、世界の核被害者の補償制度を掘り起こして比較する研究にも取り組む。核兵器禁止条約第1回締約国会議に向けては、NGOや専門家らと協働して、「核被害者に対する援助と環境修復」をどう進めるのかの提言をまとめ同会議に提出するなど、実践的な取り組みも行っている。

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このページに関するお問い合わせ

企画部 平和と人権課
男女平等ダイバーシティ推進係・平和と多文化共生係

直通電話:042-584-2733
ファクス:042-584-2748
〒191-0062
東京都日野市多摩平2丁目9番地 男女平等推進センター
企画部平和と人権課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。