令和4年度　第2回　日野市核兵器廃絶・平和都市宣言40周年イベントを開催しました！

日野市で昭和57年10月に日野市核兵器廃絶・平和都市宣言が宣言されてから、今年で40周年になります。

核兵器のない世界と恒久平和の実現を目指すため、40周年の節目を迎える今、日野に住んでいる皆さんでこの宣言のことを改めて考えるイベントを、8月の第1回に引き続き10月16日（日曜日）に開催しました。

第2回は、第1回のおさらいから始まって下記の通り、日野市の宣言の成り立ちやどのような意見があるかなどを共有しました。

• 国内外の世論の高まり、世界の動きから日本、そして日野市での動きへ
• 市民の請願と議会の議論・議決を経て、日野市が核兵器廃絶・平和都市宣言を行うに至った成り立ち
• 第1回目のアンケート、子どもたちの意見、他の自治体の例から見えるもの
• ご意見では文言の見直し、フィールドワーク、意見交換のご希望が多い

そこから、今の宣言をどう思うか、そして今後宣言をどう活かしていきたいかをグループに分かれて話しあいました。

• どう思う？平和宣言
• どう活かす？日野市の平和宣言

当日は職員を含め、大学生から戦争をご経験された方まで、たくさんの参加者の方が集まり、世代を超えて平和に対する思いを共有し、話し合いました。

アンケートでは、「日野市核兵器廃絶・平和都市宣言の意義について繰り返し市民に伝えていく」、「宣言の文言については今の時代に合わせ一部修正を望む」、「記念イベントや講演会の場があった方がよい」、「もっと日野市の戦跡などをフィールドワークしたい」などのお声をいただきました。

平和と人権課では、現在、核兵器廃絶・平和都市宣言40周年事業として、様々な取組をしております。
少しでもご興味がある方は、平和と人権課までご連絡ください。

また、このページの一番最後の「添付ファイル」に、当日の資料を掲載しております。よろしければ是非ご覧ください。これからも平和事業にご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。

開催日

令和4年10月16日（日曜日）

開催場所

日野市役所本庁舎　5階　505会議室

概要

10月16日（日曜日）に、日野市役所本庁舎5階505会議室にて、2回目の「日野市核兵器廃絶・平和都市宣言40周年イベント」を行いました。

核兵器のない世界と平和な市民生活を願って宣言された日野市核兵器廃絶・平和都市宣言の現在と、この宣言をこれからどう活かしていくか、8月20日に開催した第1回イベントで皆さんからいただいたご意見をふまえ、今後の展開を一緒に考えます。

前回ご参加くださった方も、今回が初めてという方も、是非ご参加ください。

皆さまのご意見をお聞かせください。

 

アドバイザーは広島・長崎と世界の核被害、そして社会と平和について、長年探求されている明星大学教授の竹峰誠一郎（たけみね・せいいちろう）氏です。

費用

不要

講師

竹峰誠一郎（たけみね・せいいちろう）氏　明星大学人文学部人間社会学科教授。

対象

「フィールドで学ぶ　グローバル化時代の平和と人権」と題したゼミを開講したり、「現代社会と平和」の授業に関わったりしている。日本平和学会理事、第五福竜丸展示館専門委員なども務める。
広島、長崎の原爆被害、さらに世界の核被害者に目を向けた調査研究を行い、近年は、世界の核被害者の補償制度を掘り起こして比較する研究にも取り組む。核兵器禁止条約第1回締約国会議に向けては、NGOや専門家らと協働して、「核被害者に対する援助と環境修復」をどう進めるのかの提言をまとめ同会議に提出するなど、実践的な取り組みも行っている。