日野市がプラスチック・スマート宣言を実施、レジ袋無料配布中止に向けた共同会議(市民・事業者・行政)が環境省みんなで減らそうレジ袋チャレンジ・サポーター優秀賞を受賞(令和2年12月11日プレスリリース)
日野市は、2019年に「諸力融合」でSDGsの目標達成に取り組むこと、またその中のひとつとして「ごみ減量」、「リサイクル率の向上」により「持続可能な循環型社会」の形成を図っていくことを計画に示し「SDGs未来都市」に選定されています。
2020年1月からは、市民との協働で策定した第3次ごみゼロプランで提案されたプラスチック類ごみの削減に積極的・先進的な取り組みである「プラスチック製容器包装と製品プラスチックの両方のプラスチック類ごみの一括収集」を開始し、ごみの削減及び再資源化の促進を図り「使い捨て社会」から「循環型社会」への転換を目指しています(第2次ごみ改革)。
また、レジ袋の有料化について、日野市では平成20年度から「レジ袋無料配布中止に向けた共同会議(市民・事業者・行政)」によるマイバッグ運動を継続してきており、令和2年7月のレジ袋有料化においては、環境省の「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ・サポーター」へ参加し、レジ袋辞退率の向上、マイバッグ運動「リカバリーマイバッグの配布」を展開し、令和2年12月9日(水曜日)に優秀賞をいただきしました。
この度、より持続可能な社会を実現するために、市職員が率先して別紙の取り組みを行い、また諸力融合でプラスチックごみゼロを実現していくために「プラスチック・スマート宣言」を行いましたので、レジ袋チャレンジ・サポーター優秀賞受賞とあわせて、取材いただきたくよろしくお願いいたします。
日野市プラスチック・スマート宣言
より持続可能な社会を実現するために。諸力融合でプラスチックごみゼロを
その利便性から、私たちの日常生活に広く普及し、今や私たちの生活にプラスチックは欠かせないものとなっています。
一方で、使い捨てのプラスチックは安易なポイ捨てなどにより適正に処理されず、河川などを通じて毎年800万トンもの「海洋プラスチックごみ」が海に流れ込み、長期にわたり海洋を漂っています。
これらは、海の景観を損ねるだけでなく、細分化されマイクロプラスチックとして海の生き物や生態系を傷つけ、巡り巡って私たち人間の体内にも取り込まれています。
将来的には、海洋プラスチックごみが魚の重量を上回るなど、地球規模での環境汚染が懸念されており、私たちの社会・生活にも多大な影響を及ぼすおそれがあります。
そこで、このような事態を防ぐため、2019年のG20大阪サミットでは2050年までに海洋プラスチックによる汚染をゼロにするという目標が掲げられました。
時を同じくする2019年、日野市はプラスチックごみの削減に積極的・先導的な取り組みを進める事を計画に示し、「SDGs未来都市」に選定されました。2020年1月からはプラスチックごみ及びプラスチック製品ごみの分別収集を開始し、ごみの削減及び再資源化を促進することにより、「使い捨て社会」から「循環型社会」へと転換を図っています(第2次ごみ改革)。
事業所から個人までプラスチックごみの課題を共有し、それぞれが適正な処分削減に取り組むことはSDGsの達成に大きく寄与するものです。
このような認識の下、日野市では、自ら率先して以下の取組を行い、次の世代に「持続可能なまち」を引き継ぐとともに、国際社会に貢献してまいります。
この目標を達成するには、行政だけでなく、市民や事業者等との連携が欠かせません。「諸力融合」により、誰一人取り残されない持続可能な社会を実現することをここに宣言します。
(取組内容)
5R運動(refuse・reduce・reuse・recycle・return)の推進
- 使い捨てプラスチックの削減及び再資源化
- 日常生活でペットボトルなどの使い捨てプラスチックの使用を控えます。
- 日常生活でマイボトル、マイバッグ、マイストローの利用を促進します。
- 市の会議やイベントにおける使い捨てプラスチック製品の配布を原則として禁止し、代替品を活用します。
- 機運の醸成、意識の変革、行動変容のための啓発活動
- 市民、事業所等への協力を呼びかけます。
- 使い捨てプラスチックを使用しない事業所等を支援します。
「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ・サポーター」取り組み内容
有料化前 |
有料化前 |
有料化前 |
有料化後 |
上昇ポイント |
---|---|---|---|---|
有料 |
8 |
86.4 |
88.6 |
2.3 |
値引き |
3 |
61.9 |
81.3 |
19.4 |
ポイント |
5 |
38.6 |
82.4 |
43.8 |
無料 |
5 |
10.6 |
86.5 |
76.0 |
全体 |
21 |
53.4 |
85.6 |
32.2 |
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直通電話:042-581-0444
ファクス:042-586-6606
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石田1丁目210番地の2 クリーンセンター
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