平成23年度第12回教育委員会定例会 会議録

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ページID1004385  更新日 平成30年2月16日

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平成23年度第12回定例会会議録

開催日時

平成24年(2012年)3月29日(木曜)午後2時から午後2時55分

開催場所

教育委員会室

議事(要旨)

開始午後2時

[田口委員長]

ただいまから、平成23年度第12回教育委員会定例会を開会いたします。

議事に入ります前に、本日は傍聴希望者がいらっしゃいますので、傍聴を許可したいと思いますが、異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、傍聴を許可いたします。

(傍聴者入室)

[田口委員長]

本日の会議録署名は、西田委員にお願いいたします。

本日の案件は、追加案件も含めまして、議案7件、請願審査1件、報告事項1件です。

会議の進め方ですが、まず請願審査を行い、その後、議案第36号より順次審議したいと思います。また、議案第41号は人事に関わる案件のため、公開しない会議とし、会議の最後に審議したいと思いますが、それでよろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、まず請願審査を行い、その後、議案第36号より順次審議することといたします。また、議案第41号は会議規則第12条により公開しない会議として、会議の最後に審議いたします。

それでは、議事に入ります。請願第23-9号・都教委1・24“君が代”強制通知の違法性を除去するよう求める請願、について事務局より説明をお願いいたします。

請願第23-9号 都教委1・24“君が代”強制通知の違法性を除去するよう求める請願

[松本庶務課長]

23ページをお開きください。

請願番号、請願第23-9号。

受付年月日、平成24年2月15日。

件名、都教委1・24“君が代”強制通知の違法性を除去するよう求める請願。

請願者の住所、氏名につきましては、記載のとおりでございます。

なお、本日81名の追加署名をいただき、合計83名の署名となっております。

次の24ページから26ページに請願書を記載してございます。

説明は以上でございます。

[田口委員長]

請願者より申し出がありましたので、請願の事情を述べていただきますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

それでは、請願者は5分程度で請願の事情をお述べください。

[請願者]

よろしくお願いします。

私どもは、やっぱり子どものほうを向いた教育、東京都教育委員会は自民党のほうを向くんじゃなくて、そういうことで請願を出させていただいております。

それで趣旨のほう、そこの1-1に書いたように、都教委が1月の24日に出しました通知が非常に問題があるということで、要点としては教員の責務ということがございますけれども、斉唱の指導、君が代のですね。やっぱり天皇の治世の平穏を願うというあれですから私は問題があると考えております。これを斉唱させる、起立させることが責務だというのが非常に問題だと。10・23通達をも超えているというのが1つ目でございます。

それから次に1月16日の判決の内容について、校長の職務命令の合憲性は確かに判決で言っておりますけれども、これだけを強調いたしまして、それを教職員に周知しろと言っているのが非常に問題だということなんですね。やはり裁判の判決はトータルなものですから、その中で減給以上の処分を違法と取り消したということ、それから停職についても1件取り消したという事実をやっぱりきちんと教職員に周知してほしいというのが大事なポイントでございます。

その取り消したという経緯についてでございますが、若干ここで触れてないことで申し上げますと、大事なのはやっぱり補足意見に書いてあることですね。宮川光治裁判長という方、定年になりましたけれども、この方がはっきりと君が代の起立の、校長のさせる職務命令は憲法上違反の疑いがあるということをはっきり申しておられますけれども、他にも桜井龍子さんという裁判官が、機械的に処分するということについて、非常にそれは問題だということをおっしゃっておられます。

具体的に申し上げますと、桜井龍子さんというのは行政官出身の方でございますけれども、特に減給処分というのは給与本体の減額に留まらず退職金や年金にも影響するということで問題であると。教壇に立てずに生徒への影響が大きいというのが停職であるから、そうですよね、ですから機械的な加重は法の許容する懲戒権を逸脱すると。はっきり補足意見を申しあげておりますが。補足意見というのはやっぱり多数意見なんですけれども、反対意見に近いんですよ、これ。ほとんどやっぱり東京都教育委員会の減給以上の処分については問題あるということです。

それからもう一人、横田尤孝さんという、難しい字を書く方ですが、検事出身の方、ちょっと書記の方、尤孝さんという漢字に注意していただきたいんですけれど、この方は初回からの戒告は考え直せとはっきり言っております。そういう点で是非こういう意見も教員に紹介すべきだ。私どもが東京都教育委員会のハッタさんという教育政策課の方にお話したところ、彼は処分を決定するのは教育委員会だから、教員にはそんなこと告げる必要がないと言うんですけれど、それはやっぱり詭弁であると思っております。

それからもう一つ大事なことは、東京都教育委員会の人事部の職員が1月17日付の毎日新聞に申していることは非常に問題だと。脅しのように、今後も厳しい処分をやるよ、などと言っているんですけれど、併せて3月1日の皆さん東京新聞ご覧になりましたでしょうか。ここで大原正行教育長は、やはりかなり裁判官に盾突くようなことを申しております。職務命令を出して粛々とやるとか、それから今まで以上の再発防止研修をやると。今度4月5日にやるということでございますが、明日処分発令ですが、やっぱり私ども、この再発防止研修で、この中身が単に地方公務員法に従いなさいというだけじゃなくて、君が代の意味まで教え込むというんですね。まさに思想信条の自由を反しておりますし、実は2004年の7月23日に総括判事で須藤典明裁判長という方が特に繰り返して思想信条に関わるようなことを研修でやるのは違反だということをはっきり申されておりますので、是非そのあたりも汲んで、この再発防止研修という、非常に脅しをかけると、橋本知事のようなことを本当にやろうとしているということですね、是非今回の請願、やはりかなり控えめに出しておりますので、やっぱりやっていただきたいと思います。

話を発展させますが、実はこの前、3月19日付の日本教育新聞の人づくり国づくりというところに米田裕治教育長のインタビューが載っておりました。それを見ると岩手の北上市ご出身ということですけれども、中学校時代に非常に食が細かったということで、かなり載りますけれど、ここには食育の問題ですね。やっぱり米田さん、そこで述べられておりますけれども、一つ教育環境を整えることが大事だとおっしゃっておりますが、やはICTとか特別支援をしっかりやっている日野市教育委員会、高く評価しますけれども、君が代という思想信条のことについては、やはり食育とかそういったような情報リテラシーと違って思想信条の一つの方向性を持ったものですので、絶対にこんなことはやってほしくないと。長谷川一彦さん、逮捕されて懲戒免職になっていますけれど、この方のことも書きましたが、元ここにいた方ですけれども、この方がやったような、一部の議員に君が代の音楽の授業の情報を流すとか、そういうようなことは是非やめていただいて、やっぱり子ども中心の学校づくりというふうな点で今回の請願を是非通していただきたいなというところでございます。

よろしくお願いします。ありがとうございました。

[田口委員長]

請願者からの申し出が終わりました。この件につきまして、まずご質問ございませんか。

[田口委員長]

なければ、ご意見を伺います。教育長。

[米田教育長]

学校における教育活動ですが、学習指導要領に基づいて適切に行われるということが大切だと思います。さて、この請願にある平成24年1月24日付の通知は東京都教育委員会が議決したものを都教委、教育長の名で通知をしたものです。通知というのは通常の行為ですので、請願にある通知の撤回ということを求める必要性については私どもは感じていないということがまず一つです。

それから平成24年1月16日の最高裁第一小法廷の判決については、翌日の新聞等で丁寧に報道されております。したがいまして、その件を周知するよう求めるということについては、私どもとしてはそういう必要性はないだろうというふうに考えております。したがいまして、私は不採択と考えます。

[田口委員長]

ほかにご意見ございませんか。

[田口委員長]

ご意見がないようですので、ここで終結いたします。

今、教育長から不採択のご意見がありましたが、請願第23-9号については、不採択とすることに異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしとのことですので、請願第23-9号については、不採択とすることに決しました。

[田口委員長]

議案第36号・教育財産取得(潤徳小学校仮校舎)の申出の専決処分について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第36号 教育財産取得(潤徳小学校仮校舎)の申出の専決処分について

[松本庶務課長]

議案第36号・教育財産取得(潤徳小学校仮校舎)の申出の専決処分について、でございます。

日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告し、教育委員会の承認を求めるものでございます。

提案理由としましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第28条第2項に定められている教育財産取得のための市長への申出について、教育委員会に諮る時間的余裕がありませんでした。そのため教育長専決により市長への申出を行いましたので、報告し承認を求めるものでございます。

2ページをお開きいただきたいと思いますが、平成24年2月17日付で委員長から市長に教育財産の取得手続きについての申出をさせていただいています。

挨拶文の後に、潤徳小学校の図書室及びパソコン室のある仮校舎につきましては、平成18年10月31日から平成24年2月28日まで、賃貸借契約の締結をして使用しております。契約では、賃貸物件について、賃貸借期間終了後に市へ寄附されることになっております。引き続き仮校舎を教育財産として使用いたしますので、下記物件の寄附手続きを教育委員会としてお願い申し上げますということです。

名称、所在、種類等につきましては記載のとおりでございます。

以上で説明を終わります。よろしくお願いします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問はございますか。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ご意見もないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。教育財産取得(潤徳小学校仮校舎)の申出の専決処分について、を原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第36号は原案のとおり承認されました。

[田口委員長]

議案第37号・日野市教育委員会教育目標に基づく平成24年度主要事業について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第37号 日野市教育委員会教育目標に基づく平成24年度主要事業について

[松本庶務課長]

議案第37号・日野市教育委員会教育目標に基づく平成24年度主要事業について、でございます。

提案理由でございます。日野市教育委員会教育目標に基づき、平成24年度主要事業を定めるものでございます。

4ページをお開きください。

こちらに教育目標(体系図)ということで記載をしてあります。

一番左の部分に、「ひらこう世界へ、のびようともに、つくろう夢を、こえよう自分を」という教育目標が記載されております。

この教育目標に基づきまして、続いて5ページ、6ページにそれぞれ各課の主要事業が記載されております。表の一番上のところに記載のあるとおり、アンダーラインの引いてある部分につきましては新規及び見直しがあったということで記載されております。

説明につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございましたらお願いいたします。

[岡本委員]

10項目の安全でおいしい水プロジェクトの実施とありますけれども、大変大事な水質教育という観点からお尋ねしたいのですけれども、すべての学校で整備が終了するのはいつごろを想定しているのでしょうか。

[松本庶務課長]

今の計画のところでは平成28年度をもってすべての学校が終了という予定になっています。

[田口委員長]

ほかにご質問ございませんか。高木委員。

[高木委員]

平成24年度の主要事業についての提案ということですが、平成23年度の計画に対する実績や課題について、平成24年度の主要事業の中でどのような取り扱いになるのかご説明いただければと思います。

[田倉教育部長]

23年度の事業の評価、課題につきましては、事業の終了をもって24年度の秋ごろまでには教育委員会評価という形でそれぞれの事業の評価をする予定でございます。平成24年度主要事業の策定に当たっては、この前年度の評価に基づいてということがあるかと思いますが、時期的なこともございます。平成24年度についても今までの評価を踏まえた中で決定をしてきたものでございます。平成23年度の評価を踏まえ、事業を推進していきたいと考えております。

[田口委員長]、

ほかにご質問ございますか。西田委員。

[西田委員]

第3項目の健やかな体の育成の中で、食育推進事業の充実ということが新たな事業として計画されております。大変大切な事業だと思いますが、具体的にどのような事業が計画されているのか、主な事業についてお話いただきたいと思います。

[田倉教育部長]

教育委員会では食育推進計画に基づき食育推進に取り組んできております。具体的には、テーブルマナー教室を各中学校で実施していたというような事業がございます。平成24年度につきましては、こういった各学校の取り組みをさらに充実、発展させていきたいということを考えております。教育委員会で予算をとって新たな事業を展開するということではなく、各学校が今までの取り組みをさらに発展・充実した事業を行っていきたいと考えております。

[米田教育長]

今、教育部長から説明があったように、各学校本当にそれぞれの地域の特性に合わせて取り組みをしております。学校で行っている取り組みを家庭や地域に大いに発信しようということで、地域と家庭の皆さんと一緒に生活そのものを食ということを中心にして命が育っていく、そういう発信を24年度から外に向かって実施していきたいと思います。

[田口委員長]

ほかに、ご質問ございませんか。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ご意見がないようですので、ここで質問、ご意見は終結します。

お諮りいたします。日野市教育委員会教育目標に基づく平成24年度主要事業について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」との声あり)

[田口委員長]

議案第37号は原案のとおり可決されました。

[田口委員長]

議案第38号・日野市立学校の学校医の委嘱について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第38号 日野市立学校の学校医の委嘱について

[福島学校課長]

議案第38号・日野市立学校の学校医の委嘱について。

日野市立学校の学校医等の任用等に関する規則第2条の規定に基づき、平成24年・25年度日野市立学校の学校医を別紙のとおり委嘱するものでございます。

提案理由でございます。第10回教育委員会定例会において委嘱しました学校医が死去したため、その後任者を学校医(耳鼻科)に委嘱するものでございます。

8ページをお開きください。

3番の学校医の部分をご覧ください。小学校では二小、三小、中学校では二中、七生中、大坂上中の耳鼻科医、渋井先生が3月23日に亡くなられたため、新たに委嘱をお願いするものでございます。

小学校が二小に鈴木勲先生、三小に横山正人先生、中学校の二中に内野盛恵先生、七生中に清水淑郎先生、大坂中に谷合隆先生をお願いするものでございます。

任期は平成24年4月1日から平成26年3月31日まででございます。

以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。

[田口委員長]

ご質問がなければご意見を伺います。

[田口委員長]

ご意見もないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。日野市立学校の学校医の委嘱について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」との声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第38号は原案のとおり可決されました。

[田口委員長]

次に議案第39号・東光寺小学校学校運営協議会委員の解任及び任命について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第39号 東光寺小学校学校運営協議会委員の解任及び任命について

[福島学校課長]

議案第39号・東光寺小学校学校運営協議会委員の解任及び任命について。

次の者を東光寺小学校学校運営協議会委員に解任及び任命するものとする。

提案理由でございます。東光寺小学校学校運営協議会委員から辞任の申し出がありましたので、日野市学校運営協議会規則第17条第1項及び同規則第7条第3項の規定に基づきまして、解任及び後任者の任命をするものでございます。

12ページをお開きいただきたいと思います。

委員でございます。福島幹男氏を解任いたしまして、後任に石川ちづ子氏を任命するものでございます。

解任日は平成24年3月31日。新委員の任期につきましては平成24年4月1日から平成25年10月31日までとするものでございます。

以上でございます。よろしくご審議のほどお願いします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

昨年の11月に任命されて、4カ月で辞任なさるということですが、何か理由をお聞きになりましたでしょうか。

[福島学校課長]

十分な活動の時間がとれないという理由です。

[田口委員長]

ほかにご質問ないでしょうか。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ご意見もないようですので、ここでご質問、ご意見は終結します。

お諮りします。東光寺小学校学校運営協議会委員の解任及び任命について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」との声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第39号は原案のとおり可決されました。

[田口委員長]

次に議案第40号・日野市立図書館処務規則の一部を改正する規則の制定について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第40号 日野市立図書館処務規則の一部を改正する規則の制定について

[宇津木図書館長事務取扱]

議案第40号・日野市立図書館処務規則の一部を改正する規則の制定について。

提案理由でございます。事務分掌の係や業務分担を見直すことで、現行の体制との整合性を図り、また市民ニーズに即した運営を行うため、日野市立図書館処務規則の一部を改正するものでございます。

14、15ページをお開き願います。

一部改正ということで、第3条の図書館における事務の分掌を以下のとおり変更するものでございます。

内容につきまして、16、17ページをお開き願います。

新旧対照表でございます。こちら中央図書館には3係がございます。旧のほうで奉仕係、業務係、庶務整理係でございます。

新のほうをご覧ください。まずトップに庶務係をもって参りました。今後図書館の在り方、方向性を示すために庶務係で図書館の計画等の立案、進行管理をするものでございます。あとは庶務係としまして一般的な予算、物品管理、職員の服務関係、また施設の関係、あと図書館の運営状況の評価や図書館協議会に関することを扱います。また、他の係に属さないことも庶務係で行ってまいります。また、以前庶務係の中に庶務整理係としまして図書資料の受入れ、保存、除籍。また整理、製本等に関することを入れてございましたが、今後はこちらの係を業務係に移行するものでございます。

業務係でございます。

業務係は主に図書館を訪れる不特定多数の市民に対する図書サービスが中心になります。(1)のアからオまでが主に図書貸出の業務になっております。業務係は先ほどの庶務係からきました図書の受入れまたは保存、除籍等も入りまして、そこから選書、本を選ぶところから、選んだら新しくきたものによって受入れ、それから整理をしまして書架に配架をする。そして保存し除籍、一連の流れをこの業務係で今後行なってまいります。よりわかりやすく、図書館の中でも連携しやすくということで、こちらで一本にまとめて行なってまいります。また、図書館の刊行物、「ひろば」を毎月発行しておりますが、こちらもこの係で行っております。職員の研修、実習生の受入れということも業務係で行っていきます。

次に奉仕係でございます。以前、奉仕係は図書館奉仕ということで図書館サービス全体を束ねるところで行っておりましたが、現状は移動図書館ひまわり号の関係と団体貸出を中にで2名で行っておりました。今後これをさらに奉仕ということで、障害者サービス、これを今まで業務係で行っておりましたが、これを奉仕係にもっていきまして、障害者へのサービスまた移動図書館での地域へのサービス、子どもの学校支援、団体貸出等、外へ主に出ていきまして、外に対する特定の多数、団体に対しまして図書館の奉仕サービス、図書館サービスを行ってまいります。

最後に分館でございます。分館は内容的には以前と変わっておりませんが、よりわかりやすくするために文言を、表示を改めております。

以上でございます。これを平成24年4月1日より変更し業務をしていきたいと思っております。よろしくご審議をお願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。岡本委員。

[岡本委員]

役割分担や新しい体制にするということが大変よくわかりました。

ネーミングのことについてお尋ねします。今回、新旧で奉仕係というのは名称が変更されてないわけですけれども、この奉仕係はどういった理由でこのようなネーミングにされたのか教えてください。

[宇津木図書館長事務取扱]

係の名前の付け方というところで、奉仕係については変更しておりません。より市民の皆様にもわかりやすい名前ということを考えましたが、奉仕というのはサービスということでございます。よりわかりやすくということでは現状の名称が一番合っているのではないかということ、また、本市はさらに外に対しまして拡大して学校支援、障害者サービス、いろいろなところへ出ていきますので、定着した名前でさらにサービスを拡充してやっていきたい、そういうことでそのままの名称を続けていきたいと思っております。

[田口委員長]

ほかにございますか。

[田口委員長]

図書館というのは常に気になっており、良くあってほしいと思っています。図書館にはパソコンが入っていますね。その関係は奉仕係で行っていくのですか。

[宇津木図書館長事務取扱]

今までも奉仕係でやっておりましたが今後も奉仕係で行ってまいります。図書館全体のシステムを含めまして奉仕で進めていきます。

[田口委員長]

ほかにございますか。なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見は終結いたします。

お諮りいたします。日野市立図書館処務規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」との声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第40号は原案のとおり可決されました。

[田口委員長]

次に議案第42号・教育委員会職員人事について、事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第42号 教育委員会職員人事について

[松本庶務課長]

追加議案書の1ページをお開きください。

議案第42号・教育委員会職員人事について、でございます。

このことについて、次のように人事発令をするものでございます。

提案理由につきましては、教育委員会職員に対して人事発令を行うものでございます。

2ページにつきましては、平成24年3月31日付の発令、9名でございます。職層名、職務名、氏名、勤務につきましては記載のとおりでございます。

続きまして3ページからページになります。平成24年4月1日付発令77名、職層名、職務名、氏名等につきましては記載のとおりでございます。

説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ご質問がないようです。ご意見を伺います。

[田口委員長]

ご意見もないようですので、ここでご質問、ご意見は終結いたします。

お諮りします。教育委員会職員人事について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第42号は原案のとおり可決されました。

[田口委員長]

報告事項に入ります。報告事項第21号・日野市社会教育委員の会議からの答申について、事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第21号 日野市社会教育委員の会議からの答申について

[清野生涯学習課長]

報告事項第21号・日野市社会教育委員の会議からの答申について、27ページをお開きください。

この件に関しまして流れをご説明いたします。社会教育委員の会議で、平成23年度第3回教育委員会定例会で日野市生涯学習推進計画策定に当たっての重点事項についてとして諮問をいたしました。その諮問に対する答申でございます。

報告事項第21号・日野市社会教育委員の会議からの答申について、このことについて次のとおり報告するものでございます。

28ページをお開きください。28ページから32ページにわたっております。

32ページの下段にこの答申をいただいた第27期社会教育委員の名簿を記載しております。

答申の内容のポイントをご説明いたします。

29ページ、「はじめに」以下AからEの5項目にわたって述べられております。

「はじめに」の部分です。策定に当たっては本答申の趣旨を十分に踏まえ、可能な限り具現化した内容にされるようと述べられております。

A「計画の策定にあたって留意すべき事項」として、生涯学習の動向、社会の変化、日野市の特徴、動向、市民および社会のニーズが挙げられております。

B「重視すべき考え方」として、人を繋ぎ、地域を豊かにする、連携と協働を進め、潜在資源の活用を図る、学びを促進し発展させる、人を大切にするが挙げられております。

Cとして「計画の実現性を高める工夫」として、計画の目的を明確にする、理解しやすいものにする、進捗を検証する仕組みをつくる、生涯学習全般の所管課を定めるが挙げられております。

Dとして「施設に関して」、財政状況を踏まえた発想の転換、維持補修、運営が挙げられております。

最後ですが32ページ、E「計画策定の進め方」として、精通している人を検討委員に、中間報告の提示等が挙げられております。

なお、平成24年度はこの答申に基づき同計画策定の準備にとりかかります。

以上、日野市社会教育委員の会議からの答申について報告するものでございます。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了いたしました。ご質問、ご意見ございましたらお願いします。

岡本委員。

[岡本委員]

大変大事な、今後の市民の生涯学習についての答申をいただき、平成24年度は生涯学習推進計画策定の準備にかかるというお話をいただきましたけれども、これを実際に行うには財政的な裏付けなども必要になるかと思います。もちろん、これから平成24年度に準備をするわけですので詳細はともかくとして、財政的なことについて今どのようなお考えをお持ちなのか、そしてどのような方向でやっていきたいとお考えなのか、この2点についてお聞かせいただきたいと思います。

[清野生涯学習課長]

策定にあたっての準備として、周りの市町村の推進計画、また推進計画をつくるにあたってのその状況等の聞き取り等を行っていきます。また、策定委員の人選ということも考えていかなければならないというふうに思っております。当然外部の委員さん、また内部の委員さんの人選等をしていかなければならないと思っております。その中で財政ということ、原資というものも当然踏まえて、庁内の委員等しっかり調整を図った上で行っていきたいというふうに思っております。

[増子生涯学習担当参事]

計画の方向性でございます。所管としましては教育委員会のほうで策定をさせていただきますが、市民の学び、活動というものは教育委員会に限ったものではございません。首長部局及び民間の団体、学校、企業等々、あらゆる場面におきまして市民の方々はその中において学びや活動を行っております。全市的、全市民的な視野においてグローバルな市民の視点に立った学びの計画を策定したいというふうに考えております。

[田口委員長]

他にございますか、高木委員。

[高木委員]

一部説明があったかもしれませんが、確認の意味を含めて3点ほど教えてください。

まず1点目は、平成13年度に策定されました現計画の進捗状況の評価について、「はじめに」の中にでも触れられていますが、評価をどのようにしていくのか、その辺りについて教えていただきたいというのが1つ目です。

[清野生涯学習課長]

平成13年に日野市生涯学習推進計画として「きらり日野人2010学びのプラン」、市民が開くいきいき社会いきいき生活の創造を目指してというものでございます。これも10年経ております。今回平成24年度に準備、25年度に策定という目標に向かっていきます。すべて仕切り直しという形で考えております。新たなものを策定するということで、しっかり準備をしていきたいというふうに思っております。

[高木委員]

2点目として策定に向けたスケジュールを確認したかったわけですが、今ご説明いただいたように24年度1年間かけて検討し、25年度から実施ということになるわけですね。

[増子生涯学習担当参事]

策定の作業に入りますのは平成25年度以降ということになります。24年度につきましては庁内における検討、準備をすることになりまして、市民の方々、知見をお持ちの方、策定委員等々の方々が入った策定の作業が行われるのは平成25年度以降という形になります。

[高木委員]

そうすると25年度以降に策定をし、実際この計画が完成する、実施に移せるのは、どの辺りを目途にしているのでしょうか。そこを教えていただければと思います。

[清野生涯学習課長]

説明が不十分で申し訳ございませんでした。平成24年度に準備をし、25年度策定に向かって動いていくということで再度お話をさせていただきます。25年度、先ほど申し上げました外部の委員または庁内の委員、または公募等も当然委員の中には出てくると思います。そこで25年度に策定にとりかかりますということでそれを予定しております。

[田口委員長]

計画の完成はいつになるのですか。

[清野生涯学習課長]

平成25年度に策定を予定しております。平成26年度以降実施という形になります。

[高木委員]

それから3点目として、これまでは10年間というふうなことでの計画を作って実行してきたわけですが、今後に向けては、今回、答申の中に「10年間を展望する」との文言があるとおり、10年間を展望した計画を作るのか、あるいは非常に移り変わりの激しい世の中でありますから、もう少し短期的な展望の計画を作るのか、その辺りの考え方が決まっていればお伺いしたいと思います。

[清野生涯学習課長]

今、委員ご指摘のとおり10年間というのは、この間にどのように状況が変わるかもわかりません。計画には10年というものが多いですけれども、5年を目途に大幅に見直すということも出てくることかもしれません。また毎年、評価ということ、実際に動いてどれだけの実績があるのかというものを評価するということ、それも必要になってくると思います。毎年の評価を考え、その評価の積み上げの一つとしては、5年ということを一つの目途に考えております。

[田口委員長]

ご質問、ご意見はほかにございませんか。

[田口委員長]

生涯学習は大変大事ですので期待しております。

[田口委員長]

報告事項第21号を終了いたします。

[田口委員長]

次に、平成24年4月の行事予定について、事務局より説明をお願いいたします。

※平成24年4月の行事予定については省略

[田口委員長]

これより議案第41号に入りますが、本件につきましては、公開しない会議の中で行いますので、関係職員以外の事務局説明員は退席しても差し支えないと思いますが、異議ございませんでしょうか。

(「異議なし」との声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、関係職員以外の事務局説明はご退席ください。なお、本件の終了をもって、平成23年度第12回教育委員会定例会を閉会といたします。

(関係者以外退室)

※「教育委員会職員の分限休職の専決処分について」は公開しない会議の中で審議。

[田口委員長]

以上をもちまして、本日の案件はすべて終了しました。これにて平成23年度第12回教育委員会定例会を閉会といたします。

. 閉会午後2時55分

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