日野第七小学校 七桜プロジェクト~七桜再利用プロジェクト・伝えよう!七桜プロジェクト(令和5年12月21日プレスリリース)
令和5年12月13日(水曜日)日野市立日野第七小学校6年生が市役所を訪問し、寿命を迎えた七小の桜3本から、スツールや鉛筆立て等を児童が作り、市民が多く来庁する市役所の1階窓口に贈呈しました。
七小の大切な桜を、自分たちの手で残していく「七桜再利用プロジェクト」
今年度、七小は開校50周年ということもあり、これからの50年をどうしていきたいかを中心テーマとして6年生が学習を進めてきました。
その中で、かつて「桜の学校」として校庭を囲っていた桜が、50年という年月を経て寿命を迎え、少なくなってしまったことから、七小の桜を何とか残したいと子供たちが課題設定を行いました。さらに、今年も3本の桜を切り倒すことになり、その桜を何とか再利用できないか、と「七桜再利用プロジェクト」がスタートしました。
七小の大切な桜を、自分たちの手で残していく、その想いから、様々なものが誕生しました。小枝を使った桜染め、もう少し太い枝では鉛筆作りを行いました。また「日野まちの木」や「きつつき会」など、地域で木を題材にして活動している団体にもご協力いただき、スツールや鉛筆立てなども作りました。
子供たちの願いが、桜の作品、そして校歌の歌詞に
2学期には、どうすれば七小の桜を地域や後世にも伝えていけるのか、という課題で学習を進めました。
「七小で桜祭りをやれば良いのでは」「集会で下級生たちに伝えたい」など、たくさんの意見が出ました。その中で、多くの人が訪れる市役所等の公共施設、その他地域にあるお店などの、人の目に留まる所に置いてもらえば、自分たちの思いが多くの人に届くのではと考え、地域に交渉しに行くことになりました。そこで実際に置いてもらうための依頼文やプレゼンを考え、また、ただ置いてもらうのではなく、それを見た人にも七小の桜が伝わるよう手紙を付けました(写真)。
また、七小の50周年を記念して、校歌の3番と4番を作りたいと考えた子供たちは、自分たちの意見だけでなく、七小を支えてくれた多くの方から歌詞を集めたいと考えました。そこで地域の方々や大坂上中学校に通うOBなどからも意見をいただき、そこから6年生の子供たち皆で歌詞を考えました。その校歌の中にも「七桜」という言葉が入っています。子供たちの願いが、桜の作品、そして校歌の歌詞になりました。
今ある桜を大切にし、学童移設工事が終わって空いた場所には、新たな桜を植樹したいと考えています。この先50年も、「桜の学校」として市民の皆さんから愛される七小であってほしいと願っています。
当日の様子
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