日野市ファミリー・アテンダント事業
日野市では、子育ての孤立防止や、子育て家庭と地域とのつながりの創出を目的に、子育て中の家庭を見守り、寄り添っていく“アウトリーチ型の伴走支援”として「ファミリー・アテンダント事業」を、令和6年2月より開始します。本事業は、市の保健師・助産師が行う「新生児訪問」とは別に、民生・児童委員が「見守りアテンダント」として実施する「赤ちゃん訪問」、家庭への訪問を希望する子育て世帯を対象に寄り添い支援を行う「寄り添いアテンダント」など、2つの訪問支援で構成されます。
“孤育て”防ぐ、継続的な訪問支援体制
見守りアテンダント
「見守りアテンダント」による「赤ちゃん訪問」は、生後3カ月から6カ月ごろまでの赤ちゃんのいる家庭に民生・児童委員が訪問をします。これまでも民生・児童委員の自主的活動として行われていましたが、これをファミリー・アテンダント事業として位置づけ、都から支給される育児支援品の配布とともに、日野市の子育て支援事業のご紹介や、寄り添い支援の説明を行います。
民生・児童委員
民生・児童委員は、地域の身近な相談相手として、地域の中で福祉の相談や必要な支援を行っています。地域で不安や悩みを抱えている方の相談を受け、問題の解決に向けて必要に応じて市や関係機関と連携しています。
育児支援品
民生・児童委員が「見守りアテンダント」として訪問した際にお会いできた方には、育児に役立つ支援品として「カタログギフト」をお渡しします。なお、令和6年2月の事業開始以降の訪問からになりますので、令和5年11月1日以降に出生したお子さんのいるご家庭が配布対象となります。
寄り添いアテンダント
「寄り添いアテンダント」は、子育てに不安や悩みがある家庭などを対象に「寄り添いアテンダント」が家庭を訪問し、不安や悩みを聴いたり、一緒に子どもと遊んだり、子育てひろばなどに同行するなどの支援を継続的に行います。訪問する「寄り添いアテンダント」は子育て経験のある方を中心とした、地域のボランティアです。家庭に入り、寄り添った支援を行っていくため、事前に十分な研修を受けています。
NPO法人 日野子育てパートナーの会
「寄り添いアテンダント」のボランティアは、市内で子育てひろば「みんなのはらっぱ」事業などを展開している「NPO法人 日野子育てパートナーの会」が担います。活動の調整役である「アテンダントマネージャー」を中心に、子育て支援の研修を受けた「寄り添いアテンダント」が子育て家庭の不安や悩みに寄り添います。
「寄り添いアテンダント」の支援内容の例
- 子連れでの買い物がとにかく大変で、スーパーの買い出しに付き添ってほしい
- 育児に不安があり、自信が持てず、どうしたらいいのかわからないので助けてほしい
- 同じくらいの子を持つ子育て仲間がおらず、どこへ行けば出会えるのか知りたい
- 家で子どもと長時間二人きりで過ごしているので、大人の話し相手が欲しい
- 子どもが食事の際に全く食べてくれなくて、一緒に食事の様子を見てほしい
- 妻と交代で育児休暇を取得したが、育児にはまだ不安があり一緒に見てほしい
- 公園や外に遊びに行くとすぐに駆け出してしまうので、見守るのが自分だけでは不安で一緒にいてほしい
- イヤイヤ期の子どもがどうしたら話を聞いてくれるのか、一緒に教えてほしい など
「寄り添いアテンダント」の概要
- 事業開始時期
- 令和6年2月1日(木曜)から
- 利用対象
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未就園児のいる希望家庭
- 費用
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無料(ただし、商業施設などに寄り添いアテンダントが同行する場合の交通費、入場料などは利用者に負担いただきます)
- 利用時間
- 平日 午前9時00分~午後5時00分
- 訪問回数
- 週に1回2時間程度、最大4回が目安
- 活動地域
- 利用時に行ける範囲は日野市内に限ります
- 注意
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育児・家事代行ではなく、親子と一緒に時間を過ごす支援です
- 依頼方法
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事業開始日以降、下記まで直接ご連絡ください
NPO法人 日野子育てパートナーの会
電話・ファクス 042-587-6276(平日 午前9時00分~午後5時00分)
メール info@hino-harappa.net
このページに関するお問い合わせ
子ども部 子ども家庭支援センター 地域支援係・相談援護係
直通電話:地域支援係 042-506-2151
相談援護係 042-506-2152
ファクス:042-586-1855
東京都日野市神明1丁目13番地の2 子ども包括支援センター2階
【郵送用住所】〒191-8686 東京都日野市神明1丁目12番地の1
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