普通救命講習を受けましょう

応急手当の重要性

日野消防署救急医療体制・日野市医師会救急医療体制及び関係機関の連携体制づくりは年々強化されています。

しかし、感染症の流行や地震・台風のような自然災害、テロ等が発生した場合、広域かつ多数の傷病者の発生が予想されますので、平常時と同じような医療サービスは期待できません。特に新型コロナウイルス感染者が爆発的に増大した第7波、第8波のころには、医療体制が逼迫し、搬送困難事案が多く発生し、結果、救急車がなかなか来ないといった事態になりました。

また、平時であっても、救急車が到着するまでの間、居合わせた人が応急手当を行うことにより尊い命が救える可能性があるのです。

普通救命講習

日野消防署と市では、市民のみなさんに、身の回りに急病人やけが人が出た場合の応急手当（人工呼吸・胸骨圧迫（きょうこつあっぱく）・止血法・三角巾の利用法等）と、心臓を正常な動きに戻すためのAED（自動体外式除細動器）の使い方を習得するため、講習の受講を推奨しています。日野消防署で常時受け付けています。

この機会にぜひお申し込みください。なお、グループ・団体には出前講習も行っていますので自治会やスポーツ団体などもご利用ください。

受講にあたり、テキスト代として1,500円が必要になります。（再講習の場合は1,300円。）

また、上記の普通救命講習のほかに「応急救護講習」という形で、普通救命講習の一部を消防署に依頼することもできます。その場合は、テキスト代は不要です。応急救護講習の場合、原則リモートでの講習になります。詳細は日野消防署へご連絡ください。

問合わせ：日野消防署（電話番号042-581-0119）