平成20年度第11回教育委員会定例会 会議録

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ページID1004462  更新日 平成30年2月16日

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平成20年度第11回日野市教育委員会定例会

開催日時

平成21年(2009年)2月18日(水曜日) 午後2時~午後3時39分

開催場所

教育委員会室

議事(要旨)

開始午後2時

[田口委員長]

ただいまから、平成20年度第11回教育委員会定例会を開会いたします。

[田口委員長]

本日の会議録署名は、千葉委員にお願いいたします。

本日の案件は、議案10件、協議事項2件、報告事項4件です。また、議案第56号及び第57号は人事に係わる案件のため、公開しない会議とし、会議の最後に審議したいと思います。よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、議案第56号及び第57号は公開しない会議とし、会議の最後に審議いたします。議事に入ります前に事務局より発言を求められておりますので、発言を許可します。

[栗原教育部長]

2月1日付け人事発令に伴いまして、説明員に変更がございますので、ご紹介させていただきます。生涯学習担当参事の宇津木参事でございます。

[宇津木教育部参事]

宇津木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

[栗原教育部長]

よろしくお願いいたします。

以上でございます。

[田口委員長]

新任の説明員の方、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは議事に入ります。議案第48号・教育委員会職員人事の専決処分について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第48号 教育委員会職員人事の専決処分について

[徳田庶務課長]

議案第48号・教育委員会職員人事の専決処分についてご説明いたします。

1ページをご覧ください。日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告し、教育委員会の承認を求めるものです。

提案理由は、教育委員会職員に対する人事発令に伴う人事異動について、教育委員会に諮る時間的余裕がありませんでした。そのため教育長専決により人事発令を行いましたので、報告し承認を求めるものです。

2ページをご覧下さい。専決処分により人事発令を行った職員について、記載のとおり平成21年2月1日付発令で2名が異動しております。はじめに、参事佐野榮一に市長部局出向を命ずるものです。次に、宇津木恵子を教育部勤務を命じ、生涯学習担当を命ずるものです。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見ございますでしょうか。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。教育委員会職員人事の専決処分について、を原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第48号は原案のとおり承認されました。

次に議案第49号・第3期日野市立教育センター運営審議会委員の任命ついて、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第49号 第3期日野市立教育センター運営審議会委員の任命ついて

[半田教育センター事務長]

議案第49号・第3期日野市立教育センター運営審議会委員の任命ついてご説明いたします。3ページをお開き下さい。

第3期日野市立教育センター運営審議会委員の任命について、次の者を第3期日野市立教育センター運営審議会委員に任命するものとする。

提案理由は、第3期日野市立教育センター運営審議会委員のうち、教育行政機関関係者である生涯学習担当参事が平成21年2月1日付人事発令に伴い異動となったため、その後任者を新たに任命するものです。

4ページをお開き下さい。任命者、解任者につきましては、記載のとおりです。以上で説明を終了します。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。第3期日野市立教育センター運営審議会委員の任命について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第49号は原案のとおり可決されました。

次に議案第50号・日野市立学校学校医等の委嘱について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第50号 日野市立学校学校医等の委嘱について

[田倉学校課長]

議案第50号・日野市立学校学校医等の委嘱についてご説明いたします。

5ページをお開き下さい。日野市立学校の学校医等の任用等に関する規則第3条第2項の規定に基づき、日野市立学校の学校医等を別紙のとおり委嘱するものです。

提案理由は、委嘱している学校医等のうち、平成21年3月31日付けで辞退者が出たため、その後任者を新たに学校医等に委嘱するものです。

6ページをお開き下さい。委嘱者、解嘱者は、記載の表のとおりです。説明は以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了いたしました。ご質問ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。日野市立学校学校医等の委嘱について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第50号は原案のとおり可決されました。

次に議案第51号・日野市立学校の学校医等の任用等に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第51号 日野市立学校の学校医等の任用等に関する規則の一部を改正する規則の制定について

[田倉学校課長]

議案第51号・日野市立学校の学校医等の任用等に関する規則の一部を改正する規則の制定についてご説明いたします。

7ページをお開き下さい。日野市立学校の学校医等の任用等に関する規則の一部を改正する規則を次のように制定するものです。

提案理由は、学校保健法の一部改正に伴い、日野市立学校の学校医等の任用等に関する規則の一部を改正するものです。学校保健法の一部改正についてご説明をさせていただきます。昨年6月18日に、学校保健法等の一部を改正する法律が公布され、平成21年4月1日より施行されることとなっております。今回の法改正の趣旨は、学校保健及び学校安全の充実を図るとともに、学校給食を活用した食に関する指導の充実や学校給食の衛生管理の適切な実施を図るため、国が学校の環境衛生や学校給食の衛生管理等に関する基準を作成するとともに、養護教諭、栄養教諭、その他の職員の役割について定めるもの、所要の措置を講ずる、こういう趣旨のもとで法改正が行われております。この趣旨に基づいて、学校保健法や学校給食法など、17の法律の一部改正が行われております。この学校保健法の一部改正により、法律の題名が学校保健法から学校保健安全法に改正されます。そのために、教育委員会が所管する規則については、法律の一部を改めるものです。10ページ、11ページの新旧対照表をご覧下さい。

(目的)第1条。この条文中にあります学校保健法(昭和33年法律第56号)第16条を、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)第23条に改めるものです。次に、第5条(職務)の条文中にあります学校保健法施行規則を、学校保健安全法施行規則に改めるものです。

9ページにお戻り下さい。付則です。この規則は、平成21年4月1日から施行いたします。説明は以上です

[田口委員長]

事務局からの説明が終了いたしました。ご質問がございましたらお願いします。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。日野市立学校の学校医等の任用等に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第51号は原案のとおり可決されました。

次に議案第52号・日野市立学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第52号 日野市立学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則の制定について

[浮須教育部参事]

議案第52号・日野市立学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則の制定についてご説明いたします。

議案書13ページをお開き下さい。提案理由は、平成21年4月1日から実施する新学習指導要領の移行措置の実施に伴い、授業時数を確保するため、日野市立学校の管理運営に関する規則の一部を改正するものです。

16ページ、17ページの新旧対照表でご説明いたします。

これまで、学校の休業日を規定する第4条に、第4号開校記念日、第5号都民の日条例の規定する日、10月1日を削除し、第6号のその他東京都日野市教育委員会が定める日を第4号とするものです。

15ページにお戻り下さい。付則として、この規則は、平成21年4月1日から施行するものです。このことにより、開校記念日と都民の日にそれぞれ5時間の授業を実施することを想定しますと、合計10時間の授業時数が確保されます。来年度から実施する移行措置では、小学校で35時間の授業時数増となりますが、残りの25時間程度の確保につきましては、土曜日に学校行事や学校公開、道徳授業、地区公開講座等の地域や保護者に開かれた学校づくりなどの観点から設定される教育活動を実施し、その振り替えをとらない等、各学校が土曜日を有効に活用することで確保してまいりたいと考えております。計算上では、年間で土曜日を6回程度活用すれば、4時間の授業の6回分として24時間の授業時数が確保され、開校記念日や都民の日と合わせて35時間程度の授業時数が確保されると考えております。

中学校につきましては、24年度からの本格実施まで授業時数の増加はありませんが、小学校と同時にこのような対応を図っていくことにしてまいりたいと考えております。また、他市ではこの授業時数の増加にどのように対応していくのか情報を収集したところ、日野市と同様の対応策を講じる予定の市が大部分のようですが、幾つかの市では、夏季休業日や冬季休業日を短縮するといった対応を講じる市もありました。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございましたらお願いします。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見を伺います。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

土曜日に25時間あたり予定しているということですが、土曜日というのは比較的、日曜日よりも地域で子どもが活動しているわけです。その点を十分に配慮してほしいと思います。どうしても学校でその日でなければ都合がつかないということであれば、そのことも十分説明しなければいけないと思います。私も学校優先だという考えを基本的には持っていますけれども、ただ、学校が第一優先だから地域のことを考えないで決めると言う校長もいるかと思うので、地域と学校が一緒になって、地域の子どもを集めていろいろな活動をしている、非常に有意義な活動をしている。そういう活動にその学校の子どもだけが参加できない等の状態はできるだけ避けるべきだと思います。

教育委員会としては、是非そういう指導を校長会で行ってほしいと思います。非常に困る事例が出てくる。ですから、その辺のところは、学校は自分たち学校だけが地域の子どもに対して教育しているのではなくて、今、地域と学校とが一緒になって何かをやっていくと。原則としては、私は学校優先だと思っています。だけど安易にしないで、できるだけ調整を図って、両方が両立できるように、教育委員会が強力に指導しないと、校長の中には聞く耳を持たないという校長もいるように聞きます。ですから、是非それはお願いしたい。

土曜日を休みにしたのは、そもそも子どもたちを地域や家庭に戻すという趣旨があったわけです。それを元に戻すときに、安易に授業時数が足りないからというだけで、一方的に行っていくということは、今までの教育の流れを断ち切るということにもなりかねない。これはやはり学校の意識の問題、校長の意識の問題だと思います。

繰り返しますが、そういう手続きを経たうえで、学校がどうしてもこの日が必要なんだということをやはり地域の人に分かるように説明していく、そういう時代ではないかと私は思っています。よろしくお願いしたいと思います。

[田口委員長]

教育長。

[加島教育長]

以前から社会教育と学校教育を土曜日にどのように調整していくかという問題はあったと思います。今回の6回というのは、現実に今行っているものがかなり多いのです。土曜日に小学校などは授業を6回ぐらい使って行っています。ですから、現在、実績として行っているところですから、調整もできると思っております。そういうところを気をつけながら、行っていきたいと思います。

[馬場委員長職務代理者]

是非調整できるようにしてほしいと思います。やはり教育委員会の考えとして、教育委員会はそういう考えを持っているんだということを強く言ってほしいと思います。

[田口委員長]

他にご意見ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。日野市立学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第52号は原案のとおり可決されました。

次に議案第53号・教育のまち 日野(日野市学校教育基本構想)の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第53号 教育のまち 日野(日野市学校教育基本構想)の制定について

[下田教育部主幹]

議案第53号・教育のまち 日野(日野市学校教育基本構想)の制定について、次のように制定するものとする。平成20年10月、第7回定例教育委員会に中間報告した日野市学校教育基本構想報告書を教育委員会(案)として11月16日から1カ月間パブリックコメントを実施しました。その上で、パブリックコメントを反映した日野市の学校教育基本構想として取りまとめましたので、提案するものです。

パブリックコメントでは17人から103(98)件の提言がありました。事務局で1件ずつ精査し、5ヵ所訂正しました。この基本構想は、従来の教育目標、「ひらこう世界へ、のびようともに、つくろう夢を、こえよう自分を」を引き継いでいます。そして、生きる力、特色ある学校、時代とともに歩む教育の3つの基本方針を立てて、11項目、88施策をとりまとめています。また、日野市第4次基本構想、日野いいプラン2010のもとに位置づけられ、市の他の施策と連携して推進します。期間は平成21年度から5年間とします。

よろしくご審議お願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。渡辺委員。

[渡辺委員]

長い間ご苦労さまでした。長い間の議論を踏まえてまとまった基本構想を市民の皆さんに今後どのような形でご理解、浸透なさるのか、スケジュール等がありましたらお知らせ下さい。

[下田教育部主幹]

3月14日に市民会館小ホールを使いまして、基本構想の発表会を行いたいと思っております。当日は森下委員長の基調講演、パネルディスカッション形式で検討内容の発表を考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

[渡辺委員]

一緒に質問すればよかったのですが、本文は大変な長さのものですよね。これ全部、市民や保護者の皆さんに目を通して下さいといっても困難だと思うのですが、要約をパンフレットにして市民に配る等、そういうふうな工夫も考えていらっしゃるのですか。

[下田教育部主幹]

リーフレットの作成を予定しております。概要版のような形でも出来れば、分かりやすくなるのかなと考えています。また、3月14日の発表会では、プレゼンで分かりやすく概要をお知らせする予定です。

[千葉委員]

3月14日に、リーフレットはありますか。

[下田教育部主幹]

3月14日に冊子は出来上がっている予定ですが、リーフレットも間に合うようにしたいと思います。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。教育長。

[加島教育長]

以前に教育委員会に諮ったところから一部修正をしているところを説明して下さい。最初の前書き等も新たに入ったところです。

[下田教育部主幹]

先ほどパブリックコメントで5ヵ所訂正、加筆しましたと申し上げましたが、実はもう1ヵ所、前書きを入れさせていただいております。教育委員会としてのごあいさつです。そして変更したところは、15ページのひらこう世界へのところに、外国の文化を理解、尊重するとともにというものを、郷土曜日、日曜日野の自然・歴史の前に加筆しました。

2点目が21ページになりますが、主要施策(1)に、動植物やすぐれた芸術・文化と加筆、訂正しております。

3点目が31ページになります。(8)のコミュニティスクールの部分ですが、地域の意向を尊重しながら、を書き加えました。導入をしますというのを、導入を進めていきますに変更いたしました。

4点目が、32ページの言葉の説明の20番に、見える学校づくりを追加しました。

最後5点目、35ページの(4)に、後半の部分にある、困難な課題の解決に向けて教育委員会が支援します、この5ヵ所について加筆、訂正しました。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。教育長。

[加島教育長]

パブリックコメントの公表の仕方について説明して下さい。

[下田教育部主幹]

パブリックコメントにつきましては、本日の教育委員会で制定された後、学校課ホームページで一括して公表したいと考えております。

[田口委員長]

他にはご質問ございますか。

[田口委員長]

なければ、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。教育のまち 日野(日野市学校教育基本構想)の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第53号は原案のとおり可決されました。

次に議案第54号・行政情報公開請求非公開決定に対する不服申立てに係る決定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第54号 行政情報公開請求非公開決定に対する不服申立てに係る決定について

[徳田庶務課長]

議案第54号・行政情報公開請求非公開決定に対する不服申立てに係る決定についてご説明いたします。

行政情報公開非公開決定に対する不服申立てについて、日野市個人情報保護条例第26条第2項の規定に基づき決定するものです。

22ページ、23ページをご覧ください。日野市教育委員会が平成19年11月30日付で不服申立人に対して行った行政情報非公開決定の処分に対して、不服申立てがあったものです。

22ページ中段にあります経過にありますように、この不服申立てを受け、日野市情報公開・個人情報保護審査会へ諮問し、その答申を得、それに基づき決定を下すものです。

22ページ下段にありますように、日野市情報公開・個人情報保護審査会答申の結論は、記の下にあります

  1. 「議案第9号日野市公立学校校長に関する措置について」「口頭注意(案)」及び「口頭注意」と各題する書面3通に記載されている中学校名、校長の氏名及び教諭の氏名。
  2. 「平成19年度第4回日野市教育委員会定例会会議録要旨(会議を公開しない案件)」と題する書面のうち、3乃至5頁、これを除いて公開とするというものでした。

これを受け、23ページにありますように決定するものです。

  1. 平成19年11月30日付けで不服申立人に対して行った行政情報非公開決定処分を取り消す。
  2. 次の文書を部分公開する決定に変更する。
    • (1)部分公開する文書として、議案第9号・日野市公立学校長に関する措置について、(ロ)口頭注意(案)。(ハ)口頭注意、これについては部分公開とするものです。部分公開の内容としては(2)にありますように、中学校名、校長の氏名及び教諭の氏名を除き公開するものです。

(1)の(ニ)平成19年度第4回日野市教育委員会定例会会議録については、表紙と1、2ページの定例会の開催日時、開催場所、出席者等を記載した部分については公開し、会議の発言者及び発言内容が記載されている部分を公開しない内容です。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。行政情報公開請求非公開決定に対する不服申立てに係る決定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第54号は原案のとおり可決されました。

議案第55号・行政情報公開の異議申立てに係る決定の専決処分について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第55号 行政情報公開の異議申立てに係る決定の専決処分について

[下田教育部主幹]

行政情報公開の異議申立てに係る決定の専決処分についてご説明いたします。日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則第3条第1項の規定により専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告し、教育委員会の承認を求めるものです。

公開した行政情報の異議申立てについて、教育長専決により決定しましたので、報告し承認を求めるものです。

34ページ、35ページをお開き下さい。この件の、一連のいきさつをご説明します。

平成20年8月27日付け、行政情報公開請求で「H氏が出したペーパー」の開示請求がありました。これにつきましては、H氏の本人確認を行い、期間延長をして、平成20年9月17日付けで「対象となる文書は個人の思想・信条が記されており、日野市情報公開条例第7条第2号に該当するので、行政情報の全部を公開しません」という決定をいたしました。また、「この決定に不服がある場合には、この決定があったことを知った日から起算して60日以内に、実施機関に対して異議申立てができます。」旨の文書を同封しました。不服申立てできる期間は、郵便物が配達された日の翌日、平成20年9月21日から同年11月30日までとなります。これに対して、平成20年11月28日付けで、「教育委員会はH氏のペーパーを公費を使用して学校教育基本構想検討委員に郵送したので、ペーパーは条例第7条第2号の公開規定除外の個人の思想・信条の情報に該当しない。」旨の異議申立てが出されました。

教育委員会は、異議申立てが不服申立てできる60日間を経過した後の申立てだったので、「期間経過後の要件不備の不適法である」ため、条例第19条第2項第1号の規定により却下しました。

却下に対して、平成20年12月22日付けで異議申立てがありました。

その内容は、遠方に居住している母の介護のため9月30日まで郵便物を開封できなかった。「この決定があった日」は、「郵便物が配達された日」であることの説明が無かったので、期間経過後であっても「天災その他異議申立てをしなかったことについて、やむを得ない理由があった」として、認められるべきであると。このことに対しての決定書です。

主文、本件異議申立てを棄却する。

異議申立人は、9月30日まで郵便物を開封できなかったとおっしゃっていますが、添付されている文書に、「9月中下旬は実家に行き世話等をしていたが、別件で1、2度日野に戻りました」という記載があります。また、平成20年9月24日に開催された日野市教育委員会定例会を傍聴しており、継続して9月30日まで日野市に居なかったわけではなく、少なくとも定例教育委員会が開催された9月24日には、郵便物を開封できる状態であったと判断できます。したがって、やむを得ない理由があったと判断するには不十分であり、処分庁である日野市教育委員会は理由がないと決定しました。

以上のことから、平成20年12月22日付けの異議申立ては、行政不服審査法第47条第2項の規定により棄却します。

異議申立人は、この決定に不服がある場合は、この決定を知った日から6カ月以内に日野市を被告として処分の取消の訴えを提起することができることになっております。

以上です。よろしくお願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございましたらお願いします。

[田口委員長]

ないようですので、ご意見ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。行政情報公開の異議申立てに係る決定の専決処分について、を原案のとおり承認することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第55号は原案のとおり承認されました。

次に協議事項に入ります。協議事項第2号・平成20年度小中学校卒業証書授与式における教育委員会告辞について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

協議事項第2号 平成20年度小中学校卒業証書授与式における教育委員会告辞について

[五十嵐統括指導主事]

協議事項第2号・平成20年度小中学校卒業証書授与式における教育委員会告辞についてご協議願います。議案書の48ページをお開き下さい。

まず、小学校の告辞案です。日野市の教育目標に照らし合わせまして、下線部のところを追加をさせていただいております。今後とも引き続き、夢に向かい、世界に向けて大きく羽ばたく「ひのっ子」を見守ってくださいますようお願いし、という部分です。

続きまして、中学校の告辞案も同じように教育目標に照らし合わせて、最後の部分を追加させていただきました。以上、ご協議をよろしくお願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。委員からのご質問、ご意見を承ります。

では私から、小学校、中学校とも最後の下線部分ですが、今後とも引き続き、夢に向かい、世界に向けてとありますが、今後とも引き続きを、大きく羽ばたく「ひのっ子」を今後とも引き続き、と入れ替えていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

[五十嵐統括指導主事]

はい。訂正させていただきます。

[田口委員長]

他にございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見は終結し、協議事項第2号を終了します。

次に協議事項第3号・平成21年度小中学校入学式におけるお祝いの言葉について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

協議事項第3号 平成21年度小中学校入学式におけるお祝いの言葉について

[五十嵐統括指導主事]

協議事項第3号・平成21年度小中学校入学式におけるお祝いの言葉についてご協議願います。議案書の52ページをお開き下さい。

まず小学校のお祝いの言葉の案ですが、これは昨年どおり提案させていただきます。

続きまして53ページ、一般の小学校のお祝いの言葉は52ページのとおりなのですが、平山小学校につきましては、コミュニティスクールとなりましたので、下線部のコミュニティスクールとしてという言葉を平山小学校のお祝いの言葉として追加させていただきたいと思います。

続きまして54ページです。七生緑小学校は新校舎に戻ります。下線部分の、昨年度、新校として、百草台小学校、三沢台小学校の両校の伝統を受け継いでスタートしました。そして、四月から、装いも新たになったこの校舎での出発です、という部分を追加させていただきたいと考えています。

続きまして中学校のお祝いの言葉です。55ページです。教育目標に照らし合わせまして、下線部、夢に向かい、世界に向けて大きく羽ばたく「ひのっ子」を目指し、という部分を追加させていただきました。

続きまして56ページ、中学校の一中です。

来年度の夏に新校舎が完成しますので、下線部分の追加です。皆さんの先輩達は、おととしの秋よりこの仮校舎で過ごしてきましたが、今年の夏には念願の新校舎が完成します。先輩たちとともに、新しい校舎で歴史を築いていってください、という部分です。

次の下線部分は中学校の下線の部分と同じですので、変更はありません。

以上、ご協議よろしくお願いいたします。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問、ご意見ございますか。千葉委員。

[千葉委員]

小学校のお祝いの言葉、平山小、七生緑小、それぞれ他と違った状況がありますのでこうした文言が入ることはとてもいいことだと思います。

1点だけ、平山小のコミュニティスクールとしてという文言の前に、日野市初のというような言葉をお入れになってはいかがかと存じます。

[五十嵐統括指導主事]

はい。追加させていただきます。

[田口委員長]

私からもう1点、七生緑小のところですが、「そして」というところからです。そして、今年4月からは、と言ったらいかがかなと思います。

[五十嵐統括指導主事]

はい。追加させていただきます。

[田口委員長]

他にございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ここでご質問、ご意見は終結し、協議事項第3号を終了します。

報告事項に入ります。報告事項第38号・平成21年第1回日野市議会臨時会の報告、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第38号 平成21年第1回日野市議会臨時会の報告

[徳田庶務課長]

報告事項第38号・平成21年第1回日野市議会臨時会についてご報告いたします。

58ページをご覧下さい。会期は1月20日月曜日、1日間です。市長提出議案1件、内教育委員会に関するもの1件です。日野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、が可決されました。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第38号を終了します。

次に報告事項第39号・日野市立学校におけるシックスクール対策マニュアルの作成、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第39号 日野市立学校におけるシックスクール対策マニュアルの作成

[徳田庶務課長]

報告事項第39号・日野市立学校におけるシックスクール対策マニュアルの作成、について作成しましたので報告するものです。

60ページをお開き下さい。60ページの次からマニュアル本体です。このマニュアルを作るまでの経過ですが、日野市ではこれまで学校内におけるシックハウス問題、いわゆるシックスクール問題の対策を考える上で、これまで新築・改築・改修等の施設整備の際に行う環境測定や、限られた場所での環境測定をすることが主な対応としてまいりました。また、平成19年度には、化学物質過敏症の生徒の存在も確認され、早急なマニュアル作成が課題となってきたものです。

これを受けて内部検討会を設置し、関係団体等の先進事例を参考としながら、これまで日野市教育委員会になかったシックスクール対策マニュアルについて検討してまいりました。この内部検討会の委員については、このマニュアルの74ページに記載がありますように、幼稚園、学校の関係者、また、教育委員会の庶務課、学校課、財産管理課等、市長部局も含めた関係部署が一堂に会し検討したものです。また、これにはオブザーバーとして薬剤師の方にも入っていただいております。

こういったなかで検討したマニュアルの目的は、シックスクール問題に対し、学校施設の維持管理、学校内での対策、リスクコミュニケーション、児童・生徒への配慮など総合的な対策や、市長部局との連携を行い、児童・生徒にとって安全で安心な学校環境をつくることを目指したものです。

このマニュアルの特徴は、目次にもありますように、学校の役割、学校課の役割、庶務課の役割、財産管理課の役割ということで、それぞれの所管部署がどういったことをすればいいかという視点でまとめました。これにより、お互いに牽制しあうことなく、自らがやらなければならないことを明確にし、またこの役割の中に他の課との連携も記載しておりますので、総合的な対策を立てることができる形式といたしました。内容については、学校の役割として意識啓発、健康管理、施設管理、児童生徒への配慮、また、学校課では総括的な役割、庶務課では備品購入や施設周辺等の付帯の役割、財産管理課には工事を行う際の役割等、それぞれの所管するものを明確にしたなかでのまとめとしております。

先ほど申し上げましたように、これを作るうえでは先行事例である他市や東京都のマニュアル等も参考にしています。それらを踏まえ、漏れがないように日野市が現実に対応できるようにということで作ってまいりました。今後はこれを基に、日野市内の学校においてシックスクールをいかに防げるかということで取り組んでまいります。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了いたしました。ご質問、ご意見ございましたらお願いします。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第39号を終了いたします。

次に報告事項第40号・行政情報の公開請求、について事務局より報告をお願いします。

報告事項第40号 行政情報の公開請求

[田倉学校課長]

報告事項第40号・行政情報の公開請求についてご報告いたします。公開請求のあった行政情報について、次のとおり決定したので報告するものです。

62ページをお開き願います。報告件数は1件です。

請求日、決定日、請求件名につきましては、記載のとおりでございます。

決定内容は、全部公開及び非公開といたしました。

非公開といたしましたものは、請求内容の内、2005年8月分の旅行命令簿は非公開としました。これは、この部分は作成しておらず、不存在のため、情報公開条例第11条第2項の規定により非公開としました。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告は終了いたしました。ご質問、ご意見はございますか。

[田口委員長]

ないようですので、報告事項第40号を終了いたします。

次に報告事項第41号・日野市学校給食費検討委員会の検討結果、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第41号 日野市学校給食費検討委員会の検討結果

[田倉学校課長]

報告事項第41号・日野市学校給食費検討委員会の検討結果についてご報告いたします。このことについて、日野市学校給食費検討委員会より検討結果が提出されたので、次のとおり報告するものです。別添の日野市学校給食費検討委員会報告書をご覧下さい。報告書1ページのはじめの部分に記載がありますとおり、平成20年8月に小学校校長会長及び中学校校長会長より、昨今の食材料価格の上昇に対し、学校給食の円滑な運営を今後も継続していくため、給食費の改定について検討依頼がありました。

このことを受けまして、日野市学校給食費検討委員会を立ち上げ、9月12日から4回にわたり検討を行ってきたものです。その結果の報告書です。この検討委員会では、食材料価格の上昇に対し、給食会計に余裕のない中、食材料費のやりくりで対応している状況を踏まえると、日野市が築き上げてきた学校給食の水準を維持継続するには給食費の改定はやむを得ない状況にあるというご意見でした。そして平成19年度と平成20年度の食材料費を比較し、一食当り20円値上げすることが妥当であるとこの報告書では示しております。しかしその改定時期につきましては、昨年の秋からの世界的未曾有の経済不況、先の読めない景気不安などの影響を加味し、今後の消費者物価の推移や社会状況をみながら慎重に判断することが必要であるとしております。

この検討結果を受けまして、給食費の改定につきましては、当面は見送ることといたしました。しかし、来年度より、新学習指導要領の移行措置の実施に伴って、授業時数を確保する必要があります。そのために、小学校で5回、中学校で2回給食回数を増やします。このための負担額が小学校で月額100円、中学校で50円、この回数増相当分については、保護者にご負担をいただくと考えております。説明は以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了いたしました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。渡辺委員。

[渡辺委員]

授業日数の増加で、先ほど説明がありましたことと関連して、都民の日と開校記念日を休日ではなくして授業に利用し、それで小学校2日と分かるのですが、小学校は5日ですか、その残りの3日はどうなるのですか。土曜日を活用するというのですか。

[田倉学校課長]

中学校の2回というのは、管理運営規則でご提案させていただいた開校記念日と都民の日の分が2回になります。小学校につきましては、プラス土曜日の登校が年に数回発生しますので、今まではその振り替えを翌週の月曜日を休みにしていたわけですけれども、その月曜日を通常の授業を行うということで3回分給食の回数が増えるということです。中学校は、総体的には都民の日と開校記念日の2回分ということです。

[渡辺委員]

土曜日活用しても、振り替えは月曜日でも、午前中で終わってしまう場合には給食はいらないのではないですか。

[田倉学校課長]

その振り替え分の月曜日は通常どおりの授業を行うということです。

[馬場委員長職務代理者]

その場合は、従来の運動会等そういうものを指しているのですよね。

[田倉学校課長]

今までは土曜日登校すると、月曜日を振り替えで休みにすることが多かったわけですけれども、それを休みにしないで、月曜日は通常どおり午後までの授業を行います。そうしたために給食回数が増えるということを想定しております。

[田口委員長]

それが小学校の場合、給食としては何回増えるのですか。

[田倉学校課長]

月曜日実施する分では3回を想定しています。

[田口委員長]

中学校の場合は2回ですか。

[田倉学校課長]

開校記念日と都民の日の2回を登校日にしますので、その2回分ということです。

[馬場委員長職務代理者]

土曜日、小学校で3回というのは、通常今まで土曜日に実施してきた運動会とか展覧会とか、そういうものを指すわけですか。そうしないと、月曜日がダブルカウントになってしまう。土曜日というのは通常の授業だとしたならば、月曜日はそのままだからカウントはしないわけです。要するに、土曜日やって、月曜日に振り替えていた行事があるわけです。それを指しているのではないのですかということを言っているわけです。そうしないと月曜日はダブルカウントになってしまう。

[田口委員長]

教育部参事。

[浮須教育部参事]

これまで土曜日に学校行事等行われた場合に、月曜日の振り替えは、学校の授業時数の確保の対応の中で振り替えをとらなくてもよいと判断した場合には、振り替えなくてもよいという形で来年度はスタートすることになります。その場合に、土曜日は基本的に、土曜日を活用した授業等を行う場合でも、土曜日に給食をとることは基本的には考えておりません。ただし、振り替えを月曜日にとらなくてもよいという形になりますので、今まで振り替えていた分の月曜日が新たに給食を実施して教育活動を行うという形を考えております。その部分の見込みとして3回分をプラスしてあるということです。

[馬場委員長職務代理者]

それは、今後新しく土曜日をやるものについては、月曜日は従来どおりですからカウントするとダブルカウントになりますねと言っているわけです。従来、恒常的に土曜日にやっていたものの振り替えをなくすのですよと言うならば話は分かります。でも、新たに先ほど言った25時間土曜日やらなければいけないという場合には、そもそも月曜日は実施しているわけですから、カウントに入っているということになり、それを月曜日に振り替えないからといってカウントするとダブルカウントになりますよと言っているわけです。

[田口委員長]

教育部長。

[栗原教育部長]

新たに土曜日に新設する授業はございません。先ほど教育長がお話したように、公開授業等は概ね土曜日に実施していました。その上で月曜日を振り替えていたと。この振り替えをせずに、授業時数の確保のためにこの日の授業を従前どおり行うという形です。したがって、先ほど言われていた土曜日に新たに授業を起こすわけではございません。よろしくお願いいたします。

[田口委員長]

千葉委員。

[千葉委員]

ということは、年に何回かは学校週6日制になるわけですね。部分的ですけれども何週かは授業週6日制という理解でよろしいですね。

[栗原教育部長]

そのようにご理解いただいて結構です。

[千葉委員]

分かりました。

[馬場委員長職務代理者]

研究発表も従来、土曜日にやっていたわけです。それは、従来やっていたものについては月曜日、休みにならないからそれは給食の回数にカウントできますよね。ところが、これからそれとは別に新たに学校で土曜日に企画する場合があるのではないですか。従来どおりだったら問題ないわけです。ところがそれ以上に週25時間を確保しなければいけないので、新たに学校裁量で土曜日の活用が図られると。そういう場合には月曜日はもともと実施していたところに、新たに土曜日が入ったわけですから給食のカウントにはならないということです。

[千葉委員]

新しいことはしないわけです。結局、今までの振り替え分が出席になって、休日が減るだけです。その減った分は給食を出さなければいけないウィークデーだから、給食は増えるということです。

[馬場委員長職務代理者]

そうすると、土曜日に新たに授業が増えるということはないわけですね。先ほどの参事の話では増えるという話を、活用するという話をしたのだけれども。従来やっていたこと以上に新たに増えるということはないということですね。それならば分かります。

[田口委員長]

もう一回。

[馬場委員長職務代理者]

整理します。従来、学校で土曜日にやっている授業や行事があったわけです。その場合、必ず月曜日に振り替えていました。ですが、月曜日をそのまま実施するから授業数が増えるし、給食の回数も増える。ただし、今度新たに、従来やっていた以上に土曜日の活用ということになると、それは給食のカウントにはならないという話です。

[浮須教育部参事]

そのとおりです。

[渡辺委員]

土曜日に授業を行っても、その土曜日は給食はないのですね。

[浮須教育部参事]

原則的には土曜日については、給食はカウントしないということです。

[田口委員長]

分かりました。授業日数と給食の回数とは別なのですね。

[浮須教育部参事]

そうです。

[田口委員長]

他にご質問、ご意見ございますか。馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

その計算でいって週25時間というのは従来やっていたの振り替えでクリアできるわけですか。クリアできるのだったら、先ほど言った土曜日の地域の活動を阻害しないで済むかなと思っているわけです。

[浮須教育部参事]

基本的に35時間の授業時数の増に対応するために、教育委員会として管理運営規則の変更で一律に考えているのが都民の日と開校記念日です。それ以外のことについては各学校が授業時数の確保という視点で、土曜日に開かれた学校という観点で地域や保護者の方々を対象とした教育活動を土曜日に実施することで、その振り替えをとらないという工夫をする中で各学校が授業時数の確保の工夫をします。その部分と合わせて35時間の確保をしていくという考え方に立っております。土曜日の活用については、各学校の工夫ということです。

[田口委員長]

教育長。

[加島教育長]

各学校によって多少事情が違うところがあるかもしれません。基本的に教育委員会が考えていたのは従来からやっている土曜日の授業、授業と言うよりも行事みたいなものですね。それに振り替えをとらないようにしていこうということですので、場合によっては、プラス1くらい土曜日に新たに何らかの学校公開、道徳授業等そういうことで土曜日に設ける場合もあるかもしれない。そこは我々、原則で説明しましたけれども、絶対にあり得ないわけではないということです。

[田口委員長]

馬場委員。

[馬場委員長職務代理者]

そういった場合に、土曜日の活用というのは学校によって事情が違うと言いながら、例えばある学校は毎週土曜日は必ず行うようにしましょうということも可能なのですね。

[田口委員長]

馬場委員のおっしゃっているのは、報告を受けているいるのは給食ですから、関連してきましたけれどこれはまた別途機会でご説明いただくようにして、授業の日数のことについては、先ほどご説明いただいた25時間分を土曜日に6回とれば、だいたい間に合うのではないかと。その6回の土曜日に関して、馬場委員は土曜日は地域の活動を行うからというようなことでお話になっています。

給食のことに関しては、ご質問、ご意見はございませんか。

[田口委員長]

では、給食のことに関しましては、報告を終了してよろしいですか。

(「はい」の声あり)

[田口委員長]

では、ここで報告事項第41号を終了します。

そして、先ほどの馬場委員のおっしゃった土曜日6回の授業のことに関してはいかがしますか、皆さん。教育委員会で統一したものを出す等の問題に発展するのでしょうか。

[千葉委員]

授業日数の問題は大事な問題だと思います。

[馬場委員長職務代理者]

これはやはり地域の教育活動とも大きな関連がありますし、例えばある学校は第一土曜日に、ある学校は第二土曜日に行う。そうすると土曜日のいろいろな地域の活動に子どもがどこにも参加できなくなってしまう。ですから、例えば学校で土曜日に活動するのは第一週の土曜日等を活用する等、ある一定のルールを決めていかないといけないと思います。例えば極端に言ったように、熱心な校長がいて、学力向上させるので土曜日全部授業やりますと、そういうような方針を出したときには、教育委員会はどういう指導をするわけですか。

[田口委員長]

議案第52号に関しまして、先ほど授業時数の増加、これはもう認められております。そして日野市としての対策について今、馬場委員からご意見が出ました。これに関しまして、今ここで結論を出しませんので、別途、説明等で事務局においてまとめたものを作成してもらい、ご説明願えればと思います。

[馬場委員長職務代理者]

1つだけ簡単に言います。要するに授業時数の最低限というのは決められています。それ以上は制限があるのか否かという問題です。

[加島教育長]

ポイントはそこですけれども、答えていいですか。

[田口委員長]

お願いします。

[加島教育長]

これは法律問題です。公立学校で土曜日に授業ができるときはどういう場合かということは決まっています。何でもできるわけではなくて、公立学校では行事的なものしかできません。私立学校では授業ができるのですけれども、公立は行事的なものしかできませんから、自ずと限度があるということです。

[田口委員長]

この件に関してはきちっとまとめて、分かるように説明をして下さい。

[渡辺委員]

学校5日制との関係等、きちっと整理しないと、なし崩しに授業時間だけ増えていいと保護者やみんなが誤解したら大変なことになってしまうと思います。

[田口委員長]

ご意見もあると思いますので、事務局としてはそれをきちっとまとめて、もう一度ご説明下さい。次に平成21年3月の行事予定について、事務局より説明をお願いいたします。

※平成21年3月の行事予定については省略

[田口委員長]

これから議案第56号及び第57号に入りますが、本件につきましては公開しない会議の中で行いますので、関係職員以外の事務局説明員は退席しても差し支えないと思います。異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、関係職員以外の事務局説明員はご退席ください。

なお、本件の終了をもって、平成20年度第11回定例会を閉会といたします。

(関係者以外退室)

閉会午後3時39分

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