平成20年度第6回教育委員会定例会 会議録

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ページID1004452  更新日 平成30年2月16日

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平成20年度第6回日野市教育委員会定例会

開催日時

平成20年(2008年)9月24日(水曜日) 午後3時07分~午後4時

開催場所

教育委員会室

議事(要旨)

開始午後3時07分

[田口委員長]

ただいまから、平成20年度第6回教育委員会定例会を開会いたします。

会議に入ります前に、本日は傍聴希望者がいらっしゃいますので、傍聴を許可したいと思いますが、異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、傍聴を許可いたします。

本日の会議録署名は、渡辺委員にお願いたします。本日の案件は追加案件を含め、議案4件、請願審査1件、報告事項4件です。

会議の進め方ですが、まず請願審査を行い、次に議案を審議したいと思います。また、議案第29号と報告事項20号に関しましては、関連がありますので報告事項第20号の報告を受けた後、議案を審議したいと思います。また、報告事項第22号につきましては、未発表情報のため、公開しない会議の中で報告を求めます。よろしいでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認め、請願審査後に議案を審議いたします。

それでは議事に入ります。請願第20-2号・「日野市子ども権利条例」〝制定〝 過程での、〝日野市立小学校校長有志と日野市子ども部との意見交換〝と称する密談の内容と、同密談者の氏名の情報公開(いずれも当事者の記憶を呼び起こさせて)等を求める請願、を議題とします。事務局より説明をお願いいたします。

請願審査第20-2号 「日野市子ども権利条例」〝制定〝過程での、〝日野市立小学校校長有志と日野市子ども部との意見交換〝と称する密談の内容と、同密談者の氏名の情報公開(いずれも当事者の記憶を呼び起こさせて)等を求める請願

[徳田庶務課長]

それでは、議案書33ページの請願文書表をお開き下さい。

請願番号、請願第20-2号。受付年月日、平成20年8月25日。

件名、「日野市子ども権利条例」〝制定〝過程での、〝日野市立小学校校長有志と日野市子ども部との意見交換〝と称する密談の内容と、同密談者の氏名の情報公開(いずれも当事者の記憶を呼び起こさせて)等を求める請願です。

請願者は記載のとおりです。付託定例会は平成20年度第6回定例会。請願の要旨は記載のとおりです。なお、本日9月24日に28名の署名の提出がありました。以上です。

[田口委員長]

請願者より申出がありましたので請願の事情を述べていただきますが、よろしいですか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

それでは、請願者は5分程度で請願の事情を述べて下さい。

[請願者]

こんにちは。保護者です。よろしくお願いいたします。

それでは、何か密談と言うといかにも仰々しいんですが、本当に密談なんです。要旨に書いてあるように、小学校校長有志と称する方々と日野市子ども部が、子どもの権利条例について、残念なのは子ども条例と名前を変えてしまいましたけれど、意見交換したという中身について、1から4にある内容と職・氏名を全部出していただきたい。なぜここに出したかというと、校長会というのはご承知のように、教育委員会がよく管理すると。10.23通達では校長に対する職務命令だなんていって都教委が出しているわけですから、是非ここに権限があるのでお願いしたいということです。

説明はそのあとのところに書いてございますが、まず、日野市子ども条例というのは、市民がものすごく主体的に、私もそのメンバーだったんですけれど、話し合って、108回も会議を重ねてすごくいいものを作りました。本当に子どものための権利の条例を作ったんです。だけど自民党が、右側に書いてある2006年9月に大変なアジビラを出しました。子どもの権利条例ができたらセックスをする、しないは自分で決める権利、日の丸・君が代を拒否する権利ができちゃうなんて言って全戸配布をしました。本当に市民の怒りをこのアジビラは買っているわけです。

で、そのあとパブリックコメントで、私どもは是非原案どおりやってくれと。ところが日本会議というグループの方々でしょうか、外国人の子どもであっても日本人と同様に国歌斉唱させなきゃいけない。非常に過激な意見を寄せまして、そっちに引きずられちゃって、青少年健全育成条例の趣旨を非常に加筆しちゃって、名前を子ども条例と変えて今年の6月に残念ながらできてしまったということです。ただ、ナンバー2に進みますけれど、その条例案の中には権利制限の対象を子どもの命とか内心は除きと書いてあるから、本当に自分の内心で君が代強制がいやだって子どもの権利は、拒否する権利は認められると、そういうふうに私ども皆、解釈しておりますし、是非、教育委員会指導課ではそういうふうにきちっとこの辺尊重してほしいと思うんですが、いずれにせよ、かなり骨抜きになってしまったと。そこの元にどうも校長の一部が関わっているんじゃないかということで、1番にそのあと書いてございますが、政治的な意図ということで、日野市の市議会議員の保守的な意見の方が自分自身のホームページに、校長会のパブリックコメントに大いに感謝しなきゃいかん、今度、権利条例をこういうふうに骨抜きにできたのは。そういうふうに堂々と書いています。議事録を見たら、彼はその後、校長会のコメントというふうにしてパブリックを抜かしていますけれども、いずれにせよ、そういうものがあるということです。

それから2つ目に、この来月議案になる学校基本構想検討委員会の起草を傍聴いたしましたが、そのとき、市民の公募委員の初老の男性が毎回毎回、子どもの権利条例に批判的なことを言っておりましたけれども、そのときに、小学校の校長のパブリックコメントが出ているから、そこで子どもの権利条例はできたら混乱するから、子どもの権利条例なんて無効だとか、そういう発言を盛んにしているんです。ですから、この小学校の校長会のパブリックコメントというのは、この両名がそれをツールにして子どもの権利なんて制限しろというのに使っているということです。そこで私が、去年ここの参事だった田口康之さんにいろいろ聞いたら、どうも夢が丘小学校の河野さんが会長だった2006年度のことのようだということがだんだん分かってきました。

で、私はそこで子ども部にこのパブリックコメントというのをいろいろ聞いたんですけれども、そのあとナンバー3に移りますが、不存在ということなんです。情報公開請求しても不存在ということなんです。そこでもう一回さらに問い合わせていくと、坂田さんという子育て課長が、どうも校長の有志との話し合いだというのが真相なんだけど、それを反映しているものがあるということを言いました。中身についてどうかと尋ねると、学校の中のことだと思うと言ったので、やっぱり何か権利を制限するとか、思想、信条のこととかも含めて制限するような中身を校長が言いにいったんじゃないかと思います。ただ、坂田さんは相手方があるので氏名は公表できないという言い方をしていました。それで私としては文章に出てこないので、記憶を呼び起こして、あるいは本人のノート等を徹底的に出さして、是非この密談とあえていいますけれども、その中身を出してほしいということです。その理由は3以降に書いてあります。ナンバー4に移っていきますけれども、どうして情報公開が必要なのかというと、今言ったように特定の考え方を持つ、国家主義的な考え方を持つ方が校長会のパブコメなるものを錦の御旗にして権利制限をしようとしている政治的な意図があるので、それは非常に明らかにする必要があるということです。特に保護者にとっては知りたい。それから(2)に書いてあるように、職・氏名についてですけれど、さっき坂田さんは相手方があると言っていますけれども、やっぱり税金で出ている管理職手当ももらっている、そういう校長が市役所にやって来て、子どもの権利条例に否定的なことを言ったということについては、プライバシーはないと思うんです。法権力の行使ですから。だから是非、職・氏名を出してほしい。

3点目に、教育公務員は全体の奉仕者ということ。これは特に改悪前の教育基本法では、教育は国民に対して直接責任を負ってとありますから、国家に対してじゃなくて、国民に対して奉仕をしなきゃいけないという点で、是非そういう3点で出していただきたい。そのあと、ナンバー5に4番目として、誰が校長会と子ども部との意見交換という情報を、保守的な市議会議員や日本会議の市民公募委員の方に出したとか、これはやっぱり校長が出したのか子ども部の米田さんや坂田さんたちの職員が出したのか、どっちかしかないんです。これは地方公務員法の守秘義務違反になりますし、是非、懲戒処分の対象にしていただきたいと思います。このような政治を子どもたちの権利に持ち込むというのはとんでもないことだと思います。

最後の5のところに書きましたけれども、はい、時間ですね、全面的な公開のためには是非、メモとか記憶を呼び起こさせて出させるようにしていただきたい。本当に子どもたちのためになる学校づくりにしていただきたいと思います。どうもありがとうございました。

[田口委員長]

ありがとうございました。それではこの請願に関する事務局の取り組み状況を説明して下さい。

[徳田庶務課長]

子ども条例の制定につきましては、日野市では子ども部の所管で事業を行ってまいりました。そのプロセスについても全て子ども部でパブリックコメント等の実施を行ったところです。教育委員会としてはこれに関与するものでもなく、当該の校長あるいは校長会があったとしても、そこにこれについてのコメントを寄せなさいという職務命令等、一切出した事実はございません。事務局としては、これについて何ら情報を持っていないという状況です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございましたらお願いします。

[田口委員長]

では私から聞きますけれど、この意見交換ということに関しまして、事務局は関知していないということでよろしいでしょうか。

[徳田庶務課長]

教育委員会事務局として何ら関知してなく、その記録も残っておりませんので、事実関係については存じ上げていません。

[田口委員長]

他にご質問ございませんか。

[田口委員長]

なければ、ご意見を伺います。教育長。

[加島教育長]

子ども権利条例あるいは子ども条例の制定過程について、子ども部と校長会有志あるいは校長有志の間で意見交換があったとしても、そのことについては、教育委員会は関与していません。関与してないということは分かりようがありません。私どもの意見としては、この請願はやや無理を教育委員会に対して請願しているのではないかと思いますので、私の立場としては、不採択が適当ではないかと思っております。

[田口委員長]

教育長から不採択というご意見が出ましたけれども、他にご意見ございますか。

[田口委員長]

なければ、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

今、教育長から不採択という意見が出ましたが、この請願第20-2号については、他にご意見もなかったことから、不採択とすることに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしとのことですので、請願第20-2号については不採択にすることに決しました。

ここで議事の都合上、5分間の休憩をとります。

(休憩)

休憩 午後3時20分

再開 午後3時25分

[田口委員長]

再開いたします。

議案第28号・教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第28号 教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定について

[徳田庶務課長]

教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定についてご説明いたします。

平成20年10月1日をもって田口委員長の任期が満了となります。また、委員長職務代理者は現在、馬場委員にお願いしております。その任期については、次の職務代理者が指定されるまでとなっておりますが、慣例により、委員長選挙時にあわせて指定を行っております。任期は、委員長については平成20年10月2日より平成21年10月1日まで、職務代理者については、次の職務代理者が指定されるまでです。なお、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第12条並びに日野市教育委員会会議規則第7条及び第8条の規定に基づき、委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定を行うものです。以上です。

[田口委員長]

ただいまのご説明のとおり、委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定を行います。

この件につきましては、慣例により、事務局がこの執行の任にあたりますので、庶務課長にお願いいたします。

[徳田庶務課長]

ただいまから、日野市教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定を行います。

最初に、委員長の選挙、続いて職務代理者の指定の順序で行います。選挙の方法ですが、日野市教育委員会会議規則第7条に委員長の選挙は指名推薦の方法により行う。ただし、これにより難いときは単記無記名投票によるものとすると規定されています。それでは、推薦をお願いします。渡辺委員。

[渡辺委員]

大変ご苦労ですが、引き続き田口委員に委員長を務めていただきたいと思います。

[徳田庶務課長]

他にございますでしょうか。

[徳田庶務課長]

委員長として、田口委員の推薦がありましたが、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[徳田庶務課長]

田口委員、お引き受けいただけますでしょうか。

[田口委員]

はい。

[徳田庶務課長]

田口委員が委員長に選任されました。

引き続き、委員長職務代理者の指定を行います。

日野市教育委員会会議規則第8条により、委員長職務代理者の指定は委員長選挙の方法を準用することとなっております。それでは、推薦をお願いします。渡辺委員。

[渡辺委員]

大変ご苦労ですが、引き続き馬場委員に職務代理者を続けていただきたいと思います。

[徳田庶務課長]

委員長職務代理者として馬場委員の推薦がありましたが、いかがでしょうか。

(「異議なし」の声あり)

[徳田庶務課長]

馬場委員、お引き受けいただけますでしょうか。

[馬場委員]

はい。

[徳田庶務課長]

馬場委員が委員長職務代理者に選任されました。日野市教育委員会の次期委員長は田口委員、次期委員長職務代理者は馬場委員と決まりました。

それでは、新委員長及び新委員長職務代理者からご挨拶をいただきたいと思います。はじめに、新委員長田口委員お願いします。

[田口委員長]

ただ今、次期委員長の職をお受けいたしました田口です。事務局の皆様、教育委員の皆様、よろしくご協力をお願いいたします。

[徳田庶務課長]

続きまして、馬場新委員長職務代理者からご挨拶をお願いいたします。

[馬場委員長職務代理者]

引き続きということで、よろしくお願いいたします。

[徳田庶務課長]

ありがとうございました。

以上で教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定を終了いたします。

[田口委員長]

議案第28号はこれにて終了いたします。

次に議案第29号・日野市立学校長等に対する事務委任規則を廃止する規則の制定について、を議題とします。なお、この議案につきましては報告事項第20号と関連がありますので、まず報告事項第20号・日野市教育委員会教育長の権限に属する事務の一部委任規程の制定、について事務局より報告を受けた後、議案を審議いたします。報告をお願いいたします。

議案第29号 日野市立学校長等に対する事務委任規則を廃止する規則の制定について

報告事項第20号 日野市教育委員会教育長の権限に属する事務の一部委任規程の制定

[田倉学校課長]

報告事項第20号・日野市教育委員会教育長の権限に属する事務の一部委任規程の制定についてご報告いたします。

地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第3項に基づき、日野市立学校長及び副校長に委任する事務の範囲を教育長訓令により定めるものです。

36ページをお開き下さい。この規程の目的です。第1条、この規程は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第26条第3項の規定に基づき、日野市教育委員会教育長に対する事務委任規則(昭和31年教育委員会規則第6号)第1条に定める教育長の権限に属する事務のうち日野市立の小学校及び中学校(以下「市立学校」という。)の校長及び副校長に委任する事務の範囲を定め、教育行政事務の能率的な運営を図ることを目的とするものです。

第2条、委任事項です。第2条、市立学校に所属する市町村立学校職員給与負担法(昭和23年法律第135号)第1条に規定する職員(校長及び副校長を除く。以下「教職員」という。)及び市費負担職員(以下「市職員」という。)に係る次の事項を校長及び副校長に委任する、という規定です。今まで、学校長に対する事務委任規則がありました。これは後ほど議案第29号で廃止の議案を提出させていただきますが、この規定の中で、学校長に事務を委任しておりましたが、学校教育法の改正により、日野市立学校の管理運営に関する規則の改正が行われ、副校長が置かれることになりました。そこで、委任事務の一部を副校長に委任することになります。委任する事項については、36ページの(1)校長に委任する事項及び37ページの(2)副校長に委任する事項に記載のとおりです。この委任事項の内、副校長に関することは校長の権限といたしました。そして主幹教諭、教諭、栄養士、事務職員及び市職員に関することは副校長の権限といたしました。

ただし、校長に委任する権限のうち、ア、正規の勤務時間の割り振り及び休憩時間に関すること、イ、副校長及び教職員の赴任延期の承認に関すること、ウ、副校長及び教職員の職務専念の義務免除及び給与の減額免除の承認に関すること、この3点については校長の権限といたしました。これらの整備は都立学校で行われているものを参考としながら、現状の日野市の規則等との整合性を図りながら行ったものです。また、37ページ上段の校長に委任する事項の内のス、セ、ソ、タにつきましては、従来どおり事務委任規則の中で既に規定されていた部分で、日野市特有の事項です。この部分につきましては、そのまま校長権限として残したものです。

38ページをお開き下さい。第3条は、市職員の勤務状況の報告、第4条は重要かつ異例の場合の処理についての規定です。

付則です。この訓令は、平成20年10月1日から施行するものです。なお、これまで教育委員会規則で定めていた事項を、今回より教育長の訓令という形にさせていただきました。これは、教育委員会から教育長に対して委任されていた事務や、教育長が本来的に有している権限に属する事務は、教育委員会の権限に属する事務ではございませんので、教育委員会規則で制定するのではなく、教育長の訓令で定めることが適当であると判断したものです。報告事項の説明は以上です。

3ページにお戻り下さい。議案第29号です。提案理由は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第3項に基づき、教育長訓令により、日野市教育委員会教育長の権限に属する事務の一部委任規程を制定し、校長及び副校長に委任する事務の範囲を定めますので日野市立学校長等に対する事務委任規則を廃止します。先ほど報告事項でご説明をしました教育長訓令を定め、日野市立学校長に対する事務委任規則を廃止する規則を制定するものです。

4ページをお開き下さい。日野市立学校長等に対する事務委任規則(昭和44年教育委員会規則第2号)は、廃止する。

付則です。この規則は、平成20年10月1日から施行するものです。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了いたしました。ご質問ございましたらお願いします。

[田口委員長]

なければご意見をお願いします。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

ここで、報告事項第20号を終了いたします。

次に議案第29号についてお諮りします。日野市立学校長等に対する事務委任規則を廃止する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第29号は原案のとおり可決されました。

議案第30号・日野市教育委員会公印規程の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。

議案第30号 日野市教育委員会公印規程の一部を改正する規則の制定について

[徳田庶務課長]

議案第30号・日野市教育委員会公印規程の一部を改正する規則の制定についてご説明します。

提案理由は、副校長に対する権限の一部を委任する規程が制定されたことにより、新たに副校長の公印を作成したことと、公印の並び順について整備をしたものです。

6ページ、7ページをご覧下さい。

11番に新たに日野市立学校副校長之印を追加しました。また、公印の並び方につきましては、管理責任者順、用途順ということで新たに並び替えをしたものです。12ページ以降の印影についても同様に並べてあります。

この規則は、平成20年10月1日から施行するものです。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございますか。渡辺委員。

[渡辺委員]

新たに副校長之印ができたということですけれども、各学校の副校長之印ではないのですか。

[徳田庶務課長]

本来、頻繁に使う印であれば手元に置いて、各学校の副校長印が必要なところですが、今回、副校長に委任された事務の内容が比較的内部の職員に対する事務がもっぱらの内容であり、稀にしか使わないということもあり、東京都と同様に、副校長印を一つ作って事務局で管理するという形をとらせていただいたものです。

[渡辺委員]

そうすると各副校長は、頻度は少ないというご説明でしたが、庶務課で印を押すということになるのですか。

[徳田庶務課長]

そういった必要が生じた場合には、教育委員会事務局に足をお運びいただいて押印することとなります。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。日野市教育委員会公印規程の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第30号は原案のとおり可決されました。

議案第31号・日野市立学校事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします、

議案第31号 日野市立学校事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について

[徳田庶務課長]

議案第31号・日野市立学校事務決裁規程の一部を改正する規則の制定についてご説明いたします。

提案理由は、日野市教育委員会教育長の権限に属する事務の一部委任規程の制定により、新たに副校長に事務の一部が委任されたため、決裁規程の一部を改めるものです。

24、25ページをお開き下さい。目的では、校長の権限に属する事務とのみ記載があったものを、副校長についても追加したものです。第3条につきましても、これまで校長又は副校長が行うものとするの次に、第2項として、副校長の権限に属する事務に係る事案の決定について記載したものです。

26、27ページをお開き下さい。これまでも副校長の事務決裁部分はございましたが、今回の改正に伴い、校長と副校長の事務決裁規定を整理したものです。

28、29ページをご覧下さい。ここでは学校事務の管理に関することのうち、収入及び支出に関することについて実態にあわせ、資金前渡の請求及び精算は既に学校では取り扱っていない事務であるため削り、補助金等に関すること、という実態にあわせた形で改正をするものです。以上です。

[田口委員長]

事務局からの説明が終了しました。ご質問ございましたらお願いいたします。

[田口委員長]

なければご意見を伺います。

[田口委員長]

ないようですので、ご質問、ご意見はこれにて終結します。

お諮りします。日野市立学校事務決裁規程の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしと認めます。議案第31号は原案のとおり可決されました。

報告事項に入ります。報告事項第21号・行政情報の公開請求、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第21号 行政情報の公開請求

[田倉学校課長]

報告事項第21号・行政情報の公開請求についてご報告いたします。公開請求のあった行政情報について、次のとおり決定しましたので報告するものです。

40ページをお開き下さい。前回の教育委員会以降、決定いたしました内容につきましてご報告いたします。報告件数は6件。請求日、決定日、請求件名については、表のとおりです。決定内容につきましては、1番が個人情報を除いた部分を含む部分公開と作成していない期間がございますので、その部分は不存在なものということで非公開といたしました。

2番目は全部公開及び請求内容の中で事務職員、栄養士、用務員等については作成をしていないということで、不存在のため非公開といたしました。

3番は、個人情報に関する部分を除いた部分公開。4番は、全部公開。

5番は、こういった事実はないため、文書は存在しないということで非公開。

6番は、該当する事実はないということで、文書は存在しないということで非公開といたしました。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了いたしました。ご質問やご意見はございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ここで報告事項第21号を終了いたします。

報告事項第23号・UR都市機構多摩平団地内土地民間譲渡に係る要望、について事務局より報告をお願いいたします。

報告事項第23号 UR都市機構多摩平団地内土地民間譲渡に係る要望

[徳田庶務課長]

追加案件です。報告事項第23号・UR都市機構多摩平団地内土地民間譲渡に係る要望についてご報告いたします。これはUR都市開発機構が多摩平団地の建替え計画変更に伴い、多摩平団地内土地民間譲渡の方針を提示したことにより日野市から意見を求められ、教育委員会として要望した内容です。

2ページをご覧下さい。URの開発計画が豊田駅北口周辺一体に及び、第五小学校、第六小学校、第二中学校にそれぞれ影響が出ることから、その学区ごとに記載のとおりの要望を提出するものです。以上です。

[田口委員長]

事務局からの報告が終了いたしました。ご質問、ご意見ございますか。渡辺委員。

[渡辺委員]

人口動態を予測するのは困難かもしれませんが、URが売却した後、とりわけ就学人口についてどのような影響があるか分かる範囲で示して下さい。

[徳田庶務課長]

URの開発計画では概ね2,300戸程度と見積っているところです。入居された方の年代層により、子どもの人口も変化することと思います。また、児童・生徒の人数についても、その入居時期がどの程度集中するかによっても各学校の人数は変わってまいります。そういう意味では、本当に予測が難しいことですが、概ね、例えば第五小学校において、将来的に全学級数が30人規模の学校になることも予想はされるのではないかと思っているところです。ただ、これについては何ら確たる根拠があるわけでもなく、将来の話ですから、実際にその開発と入居の状況を見ながら、毎年、毎年どういう状況になっていくかを確認し、教育行政を進めていかなければいけないことだと考えております。あくまで推測です。

[田口委員長]

他にございますか。千葉委員。

[千葉委員]

近年の同等の住宅開発による影響例というのは何かありますか。

[徳田庶務課長]

日野市内では、例えば豊田地区のビバヒルズマンションの開発や仲田小学校区のニューロシティの開発がありました。それぞれ私たちの言い方で子ども出現率というものをみているわけですけれども、例えば約700戸のニューロシティマンションにおいてピークで最大1学年60人程度のお子さんがいらっしゃるという年があります。

[千葉委員]

それは60人増とみていいのですか。

[徳田庶務課長]

そういうことです。ただ、その人数はその建物の中で増加しているわけですが、必ずしも日野市外から全ての方が転居しているわけではありませんので、日野市全体の中での増減ということになりますと、一概に60人全てが市外から増えたということではなく、新たに生まれているお子さんということもありますが、そこの学区としてそれだけ増えたという捉え方をしております。

[田口委員長]

他にご質問ございますか。

[田口委員長]

ないようですので、ここで報告事項第23号を終了いたします。

平成20年10月の行事予定について、事務局より説明をお願いいたします。

※平成20年10月の行事予定については省略

[田口委員長]

これより報告事項第22号に入りますが、本件に関しましては公開しない会議の中で行いますので、関係職員以外の事務局説明員は退席しても差し支えないと思います。異議ございませんか。

(「異議なし」の声あり)

[田口委員長]

異議なしということですので、関係職員以外の事務局説明員及び傍聴者は退席してください。なお、本件の終了をもって平成20年度第6回定例会を閉会といたします。

(関係者以外退室)

[田口委員長]

以上をもちまして、本日の案件はすべて終了いたしました。

これにて平成20年度第6回教育委員会定例会を閉会いたします。

閉会午後4時

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