日野市のユニバーサルデザインのまちづくり

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ページID1027340  更新日 令和6年10月4日

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日野市のユニバーサルデザインのまちづくりについてご紹介します

ユニバーサルデザインとは?

ユニバーサルデザインを知っていますか?ユニバーサルデザインとは、能力、年齢、性別、人種などにかかわらず、すべての人が使いやすいように生活環境を構築する考え方です。 全ての人が使いやすいように環境を構築するためには、3つの面から、まちづくりを進める必要があります。一つ目はハード面(空間)です。例えば、すべての人が安全な歩道の整備が挙げられます。二つ目はソフト面(仕組み・制度)です。例えば、日野市ユニバーサルデザイン推進条例の周知が挙げられます。三つ目はハート面(教育、普及・啓発)です。例えば、「心のバリアフリー」(知らないことによる心のバリアをなくしていくこと)の推進が挙げられます。

ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い

「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」の違いについてご説明します。まず、「バリアフリー」ですが、対象者は特定の人、あとからバリア(障壁)を取り除くという考え方であり、ハード面のみの整備が主な対象となっています。また、バリア(障壁)がすでに存在していることが取り組みの前提となっており、特定の人にとって利用上のバリア(障壁)を減らしていくことが取り組みの姿勢となっています。対して、「ユニバーサルデザイン」は、対象者はすべての人、考え方として、はじめからバリア(障壁)をつくらずに、ハード面・ソフト面・ハート面の三つの側面を主な対象としてまちづくりを推進していくこととなっています。また、取組の前提はバリア(障壁)がないことがあたりまえであり、すべての人にとって、さらに利用上の質が高まるように絶えず改善に取り組むことが、取り組みの姿勢となっています。

ユニバーサルデザインのまちづくり事例を5つ紹介

日野市のユニバーサルデザインのまちづくり事例について5種類紹介します。一つ目は公共交通に関する事業です。事業内容としては、エレベーターやエスカレーターの設置、バリアフリートイレの整備、バス停留所への点字ブロックの設置、スロープの設置などです。

二つ目は道路に関する事業です。事業内容は、段差の解消、点字ブロックの設置、雨水を地下に浸透させる舗装で歩きやすくしている、広い歩道への整備、網目の細かいグレーチングの設置などです。

三つ目は公園に関する事業です。事業内容は、インクルーシブ遊具(すべての子供が共に遊べる遊具)の設置、だれでも利用できる水飲み器の設置、幅の広いベンチの設置などです。

四つ目は建築物に関する事業です。事業内容では、バリアフリートイレの設置、車椅子使用者用駐車場の設置、ピクトグラム設置による機能表示、筆談器の設置などです。

五つ目は教育啓発に関する事業です。事業内容は、バリアフリートイレや車椅子使用者用駐車場の適正利用啓発、小中学生への障害者理解教育、特性理解のための係員教育の推進などです。

ユニバーサルデザインのまちづくりで目指すまちの姿

ユニバーサルデザインのまちづくりで目指すまちの姿は、「だれもが自らの意思で自由に行動し、人生を楽しみながら希望をもって暮らせるまち日野」です。例えば、「段差」は視覚障害者にとっては歩行の手がかりとして必要ですが、車いす利用者にとってはない方が通行しやすいです。このような様々な意見をもとに、まちづくりに取り組む必要があります。

ユニバーサルデザインに関する提案を受け付けています

都市計画課では、ユニバーサルデザインに関する提案を受け付けています。「筆談器があるといい」、「おむつ交換台が欲しい」など、「もっとこうしてほしい」というご意見など、どこに伝えればよいかわからない場合は、都市計画課へお問い合わせください。電話番号は0425148369です。QRコードを利用して受付フォームから提案することも可能です。

このページに関するお問い合わせ

まちづくり部 都市計画課 交通政策係
直通電話:042-514-8369
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所3階
まちづくり部都市計画課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。