消防水利とは(消火栓、防火水槽)

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ページID1002473  更新日 平成30年2月27日

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消防水利とは、消防用の水の供給設備の総称です

市長は消防法によりその行政区域内の消防水利を整備する義務を負っております。

なお、震災時に使用が予想される消防水利に関しては、都市化の進行に伴いに新たに確保することが困難となりつつあります。そのため市内に縦横に存在する用水路等の活用も充足率の向上に貢献するものと新たに脚光をあびているところです。採水設備の研究や水質向上ならびにゴミなどの障害物質の減少など担当部局と調整のうえ、検討しています。

消防水利には主に「消火栓」と「防火水槽」があります。

消火栓

水道本管に直結する方法で、消防車両に消防用水を供給する施設で、通常は道路内(車道や歩道)に設置されております。
日野市においては丸型または、角型のマンホールにより蓋がされております。

写真:マンホール1
丸型消火栓

写真:マンホール2
角型消火栓

(日野市からのお願い)

消火栓の周辺に車を駐停車させたり資材を置くことは、火災等が周辺で発生した場合の消防活動の障害となるのでやめて下さい。

防火水槽

防火水槽とは貯水設備のことです。消火栓による消火活動の補助や災害時に消火栓が利用できなくなった場合に利用します。 
水槽型体としては、地上タンク型、耐震性組み立て型、大規模建物の地中梁(ちちゅうばり)などです。また貯留水型、飲料水兼用型というものもあります。

防火水槽は、日野消防署の消防職員が順次点検を行っており、異常があれば所有者に改修の依頼を行い、常に使用できる状態にするよう努めております。

水利整備基準

消防水利の整備計画は予算のほか、東京消防庁の水利整備基準に従い、日野消防署と協議によって決定されます。

日野市内の区域を、250メートルのメッシュ(地図上を縦・横の線で区切る)に分け、住宅の密集度や危険度などを総合的に判定し、整備に必要な消火栓数や水槽容量を決定します。

平成23年3月末までの整備状況は、平常時95.21パーセント、震災時88.42パーセントの充足率となっております。
平常時の水利とは主に消火栓のことをいい、市内に1,931基あります。震災時の水利とは水道施設が途絶した場合に利用する水利のことで防火水槽やプール・池・水路・河川がそれにあたります。平成23年3月31日現在、市内に防火水槽・貯水池・下水施設が481基、池・河川・用水・プールが111カ所あります。

このページに関するお問い合わせ

総務部 防災安全課
直通電話:防災係 042-514-8962 安全安心係 042-514-8963
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-587-5666
〒191-0016
東京都日野市神明1丁目11番地の16 防災情報センター1階
総務部防災安全課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。