農のあるまちづくり

当市は多摩川や浅川等の水資源に恵まれていたことから用水路が縦横に走り、かつては多摩の『米蔵』として発展し、「農のある風景」が日野の原風景でもありました。

現在でも市内には農地が広く残っており、農地面積226ヘクタールのうち143ヘクタールが区画整理地内にあり、そのうち88ヘクタールが生産緑地となっています。これらの生産緑地等を「農のあるまちづくり計画」の中で位置つけをおこない、農業の営みやすい環境や土地利用計画を示し、将来にわたって『農と住の共存するまちづくり』を目指します。

1　西平山地区（事業中）

JR中央線と浅川に挟まれ、比較的平坦な農地等が広がる区域となっています。都市計画道路は地区中央の国道20号日野バイパス延伸部をはじめ、7路線が整備され周辺街区等の土地利用を図ります。また、農地を生かし生産緑地を集合換地した専用街区を設けて良好な営農環境と住宅地の整備を行い、農と住の共存を図ります。

• 西平山地区設計図 （PDF 2.1MB）
• 西平山地区事業計画書(第6回変更) （PDF 514.3KB）

2　川辺堀之内地区（事業中）

日野市のほぼ中央に位置し、地区の55パーセントが農地で占められており日野市の「農のあるまちづくり計画」でも農の拠点のひとつとされています。

また、国道20号線日野バイパスの延伸部の事業化に伴い早急な公共施設の整備改善が求められています。これらの整備改善に加え、宅地の居住環境や農地の営農環境の整合を図っていきます。

詳細は川辺堀之内土地区画整理組合ホームページでご覧いただけます。

• 日野市川辺堀之内土地区画整理組合（外部リンク）

3　日野台二丁目地区（完了）

JR中央線日野駅の徒歩圏に位置する当地区は、生産緑地を含めた豊かな農地が点在しています。この緑地保全に配慮した生活道路等の整備や、周辺市街地と調和のとれたまちづくりを実現しました。