岩手県紫波町に市長が訪問
日野市長が岩手県紫波町を訪問しました
令和7年(2025)8月1日から3日までの3日間、日野市長が岩手県紫波町を表敬訪問しました。紫波町とは、童謡「たきび」の作詞者である巽聖歌(たつみせいか)の縁をきっかけに平成29年(2017)に姉妹都市となり、これまでも交流を深めてきています。今回の訪問では、地域の活性化に向けた取り組みを学び、より交流を深める機会となりました。
【1日目】
訪問初日は、紫波町役場にて、紫波町の皆さまから温かい歓迎をいただきました。役場では新規事業について紫波町の職員の方よりプレゼンテーションをしていただきました。特に小学校の廃校活用については、民間主導の公民連携事業として、とても貴重なお話をいただけました。
その後は、実際に紫波町の施設などを見学させていただきました。

築100年を超える旧邸宅を利活用。現在は、カフェ及びクラフトサケの醸造所に

紫波総合公園にある巽聖歌の歌碑。日野市では、旭が丘中央公園にあります。
紫波と日野市を結ぶ巽聖歌の縁を改めて感じました。

美酒美食で賑わうオガール祭りの会場。天気にも恵まれました。

誠の法被を着てPRしました。
【2日目】
翌日も紫波町の各地を巡り、視察を行いました。

約15haのりんご園を管理・運営しています。
現在、14種類のリンゴを栽培しており、岩手山が望める壮大な景色が広がる傾斜地に位置しています。

廃校となった小学校を舞台に、公民連携事業として、地域資源を活用した新たな拠点つくりのプロジェクト。
これから新たな施設が創り出されるとのことです。

紫波町で行われている廃校活用プロジェクトのひとつ。
酒のまち紫波町の新たな酒文化を醸していく拠点になるそうです。

「南部杜氏発祥の里」として知られる紫波町の酒蔵のひとつ。
「廣(ひろ)く多くの人々に喜ばれる酒」を目指して生まれた『廣喜』が代表銘柄。
【3日目】

野村胡堂の功績や地元との深いつながりを紹介する施設。
視察では、あらえびすが蒐集したレコードを聞かせていただきました。

ワイナリー「自園自醸ワイン紫波」や体験工房などを備えた施設です。
ワイン工場の見学をさせていただき、紫波の皆さんのワイン造りへの想いを感じることがでました。
今回の視察では、「学校跡地の活用」「地域資源を活かしたプロジェクト」「地域の文化と歴史の保存」をテーマとした先進的な取り組みから多くの知見を得ることができました。
また、オガール祭りでの懇談を通して、紫波町との交流を図ることができました。
今後も姉妹都市である紫波町との交流をさらに強化し、地域活性化の取り組みにおいて共に歩んでいくことを目指します。
このページに関するお問い合わせ
産業スポーツ部 産業振興課
直通電話:商工観光係 042-514-8437 ものづくり推進係 042-514-8442
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所3階
産業スポーツ部産業振興課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。