認定新規就農者 鈴木翔さんが奨励賞を受賞しました!

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ページID1027680  更新日 令和6年10月30日

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奨励賞を受賞した鈴木翔さんに独占インタビュー!

写真:新規就農者が賞状を持っている様子

日野市認定新規就農者である鈴木翔さんが新規就業者奨励賞を受賞しました!

この賞は、令和5年度に新たに農林水産業に従事した方のうち、将来にわたって農林水産業に就業する意欲があり、区市町村長等から推薦された方に対して東京都農林水産振興財団が交付する賞です。

今回はこの賞を受賞された鈴木翔さんにインタビューをしました!

プロフィール

・氏名 鈴木 翔(すずき しょう)さん

・栽培品目:コマツナ、ニンジン、ジャガイモ

・出荷先:日野市内学校給食

・東京農業アカデミー第2期生

・大手電機メーカー勤務から農家へ転身

・力を入れていること:給食に出荷する前には絶対味見をすること

なぜ農家になろうと思ったのですか?

鈴木さん:

前は電気メーカーで技術担当として勤務していました。

農業も「物を作る」という点で電気メーカーとの仕事の共通点があり、就職したくらいから興味はありました。母が体験農園をやっていたことや実家の近くに東京農業アカデミーがあること、また栽培品目、売り先等決定権が自分一人にあるというところに魅力を感じ、農家を目指しました。

農業を始める前と後でギャップはありましたか?

鈴木さん:

ありました。農業を始める前はトマトやイチゴをやってみたいと考えていましたが、農業を始めてみて、非常に大変だなと感じました。

おいしく育てるためにはハウスを建てた方がいいと考えましたが、ハウスを建てられるほどの土地を所持していないため、ハウスを借りる形になってしまいます。借りる手続きも考えるとなると大掛かりな計画であると認識し、そのため今ある農地や与えられたもので何ができるかを考えるようになりました。

また、アカデミーでは経験しなかったこと、想定していなかったことがありました。

アカデミーではまとまった1つの畑で作物を栽培していたので、畑が点在していることを意識した栽培をしていませんでした。現在は畑が点在しているので、意外と移動時間がかかってしまい、耕うん機等の農機具を運ぶことにも一苦労しています。

農業に興味がある方、農業を始めたいと思っている方へ一言お願いします!

鈴木さん:

農業はどうしても環境に左右されてしまう仕事なので、運を味方につけて、技術を磨いていくことが大事だと思っています。

私が農地をお借りすることができたのも、給食に出荷することができたのもめぐり合わせですので正直運もあるとは思いますが、お借りした農地は唯一無二のものなので試行錯誤して栽培していくことが大切だなと感じています。

また、野菜を作るにあたって経験が0か、1でもあるかは大きな差があります。アカデミーでは多くの野菜の栽培方法を学び、経験が身につくので、アカデミーで専門知識を身に付けつつ実際に体を動かして学ぶといいと思います。

写真:部長、課長、課長補佐と話している鈴木翔さん
左:市役所職員 右:鈴木 翔さん

最後に(都市農業振興課より)

この度は新規就業者奨励賞の受賞、誠におめでとうございます。

都市農業振興課は認定農業者・認定新規就農者を始めとした市内農業者の皆様が農業をしやすい環境整備や各種補助金制度のご紹介など、今後も全力でサポートを行います。

市民の皆様にも、新鮮な日野産農産物を旬の時期にたくさん味わっていただけるように、情報発信などを今後も行います。

今後も日野市の農業にご理解、ご協力をお願いいたします。

このページに関するお問い合わせ

産業スポーツ部 都市農業振興課
直通電話:農産係 042-514-8447 農業委員会事務局 042-514-8456
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所3階
産業スポーツ部都市農業振興課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。