認定農業者インタビュー

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ページID1025105  更新日 令和5年10月23日

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認定農業者制度:農業にやる気と意欲があり、職業として農業に取り組んでいる農業者を市が認定し、支援する制度です。

平山・豊田地区の農業者紹介 1

勝毛 勇一さん(かつげ ゆういち)※直売所あり

かつげ ゆういち

■生産している野菜は何ですか?

平成22年から主にトマトを栽培しています。

■農家としてのご自身の思い

・近所の方がお客様なので、安心・安全で新鮮なものを提供することで喜んでもらえるようにしたいと心がけています。

・お客様から美味しかったと感想を聞いたり、トマトが苦手な子どもが食べられたという話を聞くと、励みになります。

■力を入れて取り組んでいること

・農薬・化学肥料の使用量を減らすなど、安心・安全な野菜を作れる土づくりに取り組んでいます。

・地域とのコミュニケーションを大切だと感じているので、仕事以外でも自治会活動や行事に積極的に参加しています。

■地域の中の農業として(市や地域との関わりについて)

・行政の物価高騰対策は、肥料価格が2倍近く高騰する中、野菜の値段は変わらないため大変だったので、とても感謝しています。物価の急激な高騰は予測が出来ないので、こうした支援があると安心して農業ができます。

・援農ボランティアは、車の運転と消毒以外はすべてやってもらう大きな戦力です。10年以上続けて下さっている方もいます。作業前になるべく具体的に作業内容を説明してから作業してもらい、翌週の作業を事前に伝えておくことで、気持ちよく仕事をしてもらえるような工夫をしています。

■これからの農業振興に向けて

・農地をどう守っていけるかが一番です。自分の子どもや若い人たちが「農業をやりたい」と言った時のために、できるだけ畑を残して行きたいです。

 

※認定農業者制度:農業にやる気と意欲があり、職業として農業に取り組んでいる農業者を市が認定し、支援する制度。

 

平山・豊田地区の農業者紹介 2

馬場 清治さん(ばば きよはる)※直売所あり

ばば きよはる

■生産している野菜は何ですか?

・平成22年の夏から(13年目)就農し、主にトマトを生産しています。直売は父の代から始めて40年くらいです。

■農家としてのご自身の思い

・先祖代々の畑を守りたいです。

・直売所に来てくれるお客様に満足してもらえるような「良いもの」を作り提供して、リピーターになってもらいたいです。

■力を入れて取り組んでいることは

・気候に適した栽培を模索しています。

・先代からの味を守りつつ、肥料などを見直して栽培の改良を図っています。

■地域の中の農業として(市や地域との関わりについて)

・十数年やってきて、近所の小さかった子供大きくなって来たり、畑の周りに家が増え、お客様も新しい方が増えています。美味しい野菜を提供する形で地域との良好な関係を築いていきたいです。

・消防団の活動を30年以上続けており、他分団の農業者や市民などの地域との関わりを持ち続けています。

■これからの農業振興に向けて

・これからは、気候変化に左右されない農業が必要になると思っています。

・相続があっても農地をどうやって残していけるかが課題です。

百草地区の農業者紹介 1

大木聡さん(おおきさとし)日野市で唯一の酪農家

おおきさとし

大木聡さん(おおきさとし)

モットーは「毎日牛舎に行くのがワクワクするような牛を育てる」

昭和32年に先代が酪農を始め、後継者として就農して今年で21年目、認定農業者。※1 

 私は毛並みが綺麗でスタイルが良い牛が好きなので、そのためには牛が健康なことが大事なんです。牛舎の環境を整えて清潔に保つと、牛にストレスにかからず健康になります。そうすると“ワクワクする牛“も育つし、結果的に美味しくて高品質な牛乳ができるんですよ。消費者から見える場所で生産することを大事に思っています。秋には子牛が7頭産まれます。牛舎に是非見に来て下さい!直営のジェラート販売店(アルティジャーノ・ジェラテリア百草329)では、この農場で作搾乳した牛乳と地元の果実等を使った直営ならではの新鮮で濃厚な味を楽しめます!

地域のためにしていること

・牛糞を肥料として市内の野菜農家へ供給、小学校の社会科見学実施

こうし
令和4年秋に生まれた子牛です。

百草地区の農業者紹介

由木 勉さん(ゆぎつとむ)日野市で唯一の養鶏、リンゴ栽培農家

ゆぎつとむ

由木 勉さん(ゆぎつとむ)

こだわりは安全安心の「国産」

 500年くらい続いた15代目の農家。認定農業者。※1 養鶏は、父の代昭和35年頃から純国産鶏だけを飼い、最近は米や魚粉など国産の原料を使って自家配合飼料で育てています。完全配合飼料(出来合いの配合飼料)と自家配合飼料は卵の味が全く違います。学校給食で子供たちに安全な食べ物を食べてもらうためにも、面倒だけど自家配合飼料にこだわっています。物価高騰に対する国の支援は、完全配合飼料しか対象になっていませんが、日野市は独自に自家配合飼料を対象にしてくれているので、ありがたいです。

 リンゴ生産は、平成4年当初は7人で、昔この辺りにあったお寺の名前をとり「萬蔵院台リンゴ生産組合」を立ち上げましたが、現在は3人で収穫量も減ってしまいました。最近始めた収益性、効率化を高める「高密植栽培」という方法を成功させて、大勢の方にリンゴ狩りに来て頂くことが目標です!

地域のためにしていること

・近隣農家とともにブルーべリー摘み取りを通じた地域交流、学校給食へ供給

援農ボランティアについて※2

・敷地が広く、大変なので助かっている。果樹の知識も学んでほしいです。

※1 認定農業者制度:農業にやる気と意欲があり、職業として農業に取り組んでいる農業者を市が認定し、支援する制度。

※2 援農ボランティア制度:「農の学校」の卒業生が、希望する市内農家へボランティアとして派遣される制度。

 

koumissyokusaibai
リンゴの高密植栽培

このページに関するお問い合わせ

産業スポーツ部 都市農業振興課
直通電話:農産係 042-514-8447 農業委員会事務局 042-514-8456
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所3階
産業スポーツ部都市農業振興課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。